医療従事者の経験と実力・・
ベテラン医師の方が、知識が少ないことが示唆されるという衝撃の研究が、以前に報告されています。
http://t.co/nzXfXZj
データはあまりよくないとはいえ、確かに身近でもそういうことはあります(ごめんなさい)。
自分もそうですが、若い時に吸収した基礎すら、10年以上たつと大幅に進歩してしまうのです。
それについていけるか?
というと、厳しい。
僕の一番の悩みは、自分の基礎的な知識の更新だといっても過言ではありません。
現在は「学び方を学ぶ必要がある」とか言われるのだそうです。
本を読むにも、自分の読み方を再度みなおして、改善を図ることが必要です。
データを見るにも、グループ学習などを通じて、刷新していくことがベターでしょう。
そんな、勉強しなおしの40歳の手習いを通じて、お勧めの本をいくつか・・
勉強法について
前からよくこのテーマ、書いています。
最近、面白いタイトルの本をタイトル買いしちゃいました。

なんと「究極の鍛錬」!!!!
本屋で二度見して、買ってしまいました。内容確認せず。本もド派手なオレンジ。
内容は・・・まずまずですが、読む価値はあると思います。
天才などといわれた人物の、基本的な勉強方法やトレーニングの性質をまとめてくれています。
ちょっと内容がくどいのが玉にきず。
面白かったのは、一流の選手や音楽家などを対象に調査すると、小さいころからの天才達に共通しているのは「練習時間の長さ」であって、いわゆる「才能」ではないということだ、という指摘です。
天才だと言われている人は、凄い量の練習量をこなせるのが特徴なのだとか。
そして、練習内容の質の高さを維持する能力も高いのだそうですね。

「才能を開花させる子供たち」には、サヴァン症候群の人たちに関する特徴がいろいろと書かれています。
数学に目覚める子供、本に目覚める子供、芸術に目覚める子供・・
共通した特徴は、自律的に学ぶという点だとか。
自分で考えて、自分で本を選んで学びだすのだそうです。親のレベルが関係ないのだそうな。
まあ、サヴァンというと疾患と認識されるぐらいなので、良い点ばかりではないようです。
が、学びと学習時間という点では、学習が長いのは必須条件・・と思われます。
しかし、本としてはやはり、

「上達の法則」これが今のところベストでしょう。
上達することの条件を質的に評価した好著です。
上達というのは、そんな超一流ではなくて、お茶でいうと先生ができるぐらいのレベル。
英会話なら、海外で生活に困らないレベル。
そこまで上達する人の特徴を、著者の岡本先生が・・厳密にではないかもしれませんが・・・評価した質的研究だと僕は思っています。
こういう上達者の特徴を書いてくれているので、ぜひ読んでください。おすすめです。