第3回 CASP京都を無事開催

Last-modified: 2008-12-24 (水) 00:00:04

[star]第3回京都CASPワークショップ in 京都府立医大 [star]
12月14日(日)に開催しました

勉強してます.JPG

CASPワークショップ無事に終了

12月14日はCASPワークショップでした。
今年は京都で量的研究のワークショップを二回、質的研究のワークショップを一回開催しました。
来年もまた頑張りたいものです。
KCEの皆さん、これからもよろしくお願いします。

今回のチャレンジ

京都府立医科大学の施設をお借りして、検索のセッションを午前中に、午後に文献を吟味するメニューでした。
検索セッションが出来たのがすごく良かったです。
検索の基本は、PECOを立てて、そのPECOの要素を入れ替えていくことが大事です。
でも実演したり、一緒に検索しないとなかなか伝わらないですからね。
覚えれば簡単なのですが・・
昼からの文献の吟味も、時間が短いので心配でしたが問題なく論文を吟味できました。
循環器関係の論文を扱いましたが、循環器の先生が2名おられたことで、非常に勉強になりましたし、シメてくれたのが良かったですね。


しばらくは、府立医大で開催なら午前に検索、午後は吟味、のメニューをやっていきたいと思います。
午前、午後の二本読みもアリです。
システマティックレビューを読む、というのもやらないといけませんし・・・・

疫学を学ぶ輪

京都や大阪からの参加者の方が多かったので、疫学を学ぶ輪ができてくれたら・・と思います。
いろいろ誤解もあるのですが、EBMというジャンルが道を拓いてくれたので、疫学を学ぶことは医療情報に詳しくなる1つの道だと思います。
特に薬剤師さんは、これから情報に強いかどうかが生き残りの道だと僕は思うので、是非学んで欲しいです。
ひとりひとりがスキルアップを果たすことと、検索を一緒にやったり、情報を送ってもらえる仲間がいることが大事ですね。
こういうワークショップをきっかけに、交換した名刺やメーリングリストを頼りに、次の学びにつなげて欲しいと思います。


それに遠くからこられた方も、沢山おられました!
千葉、長崎、名古屋、横浜・・・
本当にありがたい参加でした。
また関東や中国地方のワークショップがあれば、アナウンスしないとイケマセンね!