Ubuntu導入記

Last-modified: 2013-03-27 (水) 00:40:33

僕は医師になってから、3台のノートパソコンを使っていた。
どうしてもノートパソコンは、機能的に問題がでてきたので、最初の1台はもう捨ててしまった。
今考えると勿体ない事で。。


残った2台のうち、特に1台に思い入れがあって、何とか使えないかと考えた。
結果、Linuxマシンにすることに。
最初にお勧めする人のおおい、Ubuntuを試してみて電気が流れるような感動・・
は、はやい!

Ubuntu Japanese forum

http://www.ubuntulinux.jp/
ここに情報が沢山・・
Ubuntuは本当に使いやすいし、Windowsのいいところが影響していると素人ながらに感じた。
Windows 3.1を思い出したなぁ。。
僕はぜんぜんPCのプログラムなぞ解らんので、ソフトを落として使う・・ということに尽きる。
そういうユーザーもUbuntuは見捨てない・・かもしれない。
「Linux 初心者の会」
http://linux-suomi.net/
というページもみつけたことだし。

Ubuntu 10.04

これがすごくはまった。軽いし、楽だし。
無線LANが認識されなかったので、USB外付けのLANアダプタを使用。。
それでも、問題なかったので感動しつつ使っていた。
でも、Ubuntu 11にアップグレードして、この外付け無線LANアダプタが認識されなくなり、ドライバをいれたりしてみたけど、結局半年ぐらい使えず・・
そうこうするうちに、今の12にバージョンアップされた。
アップデートしただけで、無線LANも問題なくつながるようになり、また使えるように。。


ところが、H24年の秋ごろから、徐々に動かなくなってきたのである。
クリックしても反応がないので、再起動を繰り返す日々。。
重たいDropboxをはずしたり、いろいろやったが、全然症状がかわらない。

苦労した不具合・・Touchpad

Ubuntu再開後一年ほどして、どうも遅くなったり不具合が生じるようになった。
マウスのクリックに反応しない・・
ソフトがOSを引っ張ることもあるので、そういうものかと思っていたが酷くなってしまった。。
やむを得ず、他のソフトに浮気。
Vine linux、Puppy、Tiny core linux・・などいろいろ試してみた。
いずれも良さそうなんだが、マウスの異常が常に起きる。
これは、ハードの問題だと思い至った。(遅い!)


そこから、いろいろ調べてTouchpadにまつわる問題が、いろいろあるらしいと知る。
難しい話はわからんのと、そもそもタッチパッド使わないので、無効にする方向に。
Ubuntu日本語フォーラム から、タッチパッド無効化についての記事を読む。
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=14157


手順は
timelag.sh


#!/bin/bash
#以下のスクリプト内部でsleepを実行
/home/hdm/tool/script/touchoff.sh &

を自動起動に設定し、

touchoff.sh


#!/bin/bash
sleep 5
xinput set-prop "SynPS/2 Synaptics TouchPad" --type=int --format=8 "Device Enabled" 0

をバックグラウンドで呼び出すようにしたらログイン時(の数秒後)から
タッチパッド無効にできました。
ということだが、意味がわからず断念。
Touchpad indicatorというソフトを導入して、なんとか解決した。
そこから、またサクサクに日々である。


Touchpad Indicatorをインストールします。
$ sudo add-apt-repository ppa:atareao/atareao
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install touchpad-indicator


というやりかたで、問題なくインストール!

日本語入力システム

mozcを入れました。
http://www.orca.med.or.jp/receipt/download/precise/mozc.html
これがわかりやすかった。
日本医師会、ORCAプロジェクトさん、有難うございます!
Terminalから、
sudo apt-get install ibus-mozc
を入れます。あとは、iBUSで入力方法のセレクトです。

conky

何が必要なのか、よくわかりませんでしたが、入れて良かった。
Ubuntuを使っていると、Xorgが重いことが判明。
僕の古いノートPCでは、ということになると思います。
やっぱり、Lubuntuでないと駄目なんだろうなぁと。
どこがボトルネックになるか分かるので、Conkyで常にシステムの監視が必要ですね。


本当は、Xorgのconfigを作って書き換えたら良いらしいのですが、ちょっと僕には無理っぽい。
変なことをせずに、Lubuntuに逃げようと思います。
http://d.hatena.ne.jp/itiri/20121204/1354613649
・インストール
sudo apt-get install conky
・自動起動
Conkyはログイン時に自動起動しないので自力で自動起動するように設定する。
端末で以下を実行する。
bash -c "echo '[Desktop Entry]'$'\nType=Application'$'\nExec=conky -p 15'$'\nHidden=false'$'\nNoDisplay=false'$'\nX-GNOME-Autostart-enabled=true'$'\nName=Conky' > ~/.config/autostart/conky.desktop"


ConkyがCompizよりも先に起動すると表示が変になるので、上記の設定ではログイン後15秒経ってから起動するようになっている。


設定
設定は~/.conkyrcという隠しファイルを自力で作成して行う。
gedit ~/.conkyrc
公式サイトにサンプルや使用できる変数の一覧などがあるので、それらを参考にする。
Conky - Screenshots
Configuration Settings
Conky Objects
Linux/conky - epian-wiki
Conkyに表示される情報は、.conkyrcのTEXTと書かれた行より下に設定を記述するようになっている。

Cairo-dock

http://ankyo.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18
このサイトをみて、おお!と思い導入。
しかし、全体に重くなってしまった。
ノートパソコンが古いので、負担なようである。


背景が透けないので、Compizを導入したが、自動で透けないことが続いた。
結局設定をいじっているうちに、Compizをドックに表示させることができて、オンオフをクリックで設定できるようになった。
⇒PCを立ち上げるたびに、Compizをオンにして背景を透けさせて使うことを続けていたが・・
重いし、面倒くさい。
いつか、もっと性能のいいPCに移ったらやろうと思う。

Docky

こりずに、今度はDockyを入れてみることに。
http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0132
なくてもいい機能だけど、あると誰でもLINUXを使える感じがする。

Lubuntu

Ubuntuの軽量化版がLubuntu。
前から使っていたが、Cairo-dockが使いたくてUbuntu12に戻していた。
重いので、結局Lubuntuに戻すこととした。
Lubuntuに至るまで、Puppy、Mint、その他いろいろなLinuxを試してみた。
僕のノートPCでは、Lubuntuが本当にサクサク動くので、これ以上の軽量化は不要。
かつ、僕の能力では、これ以上リナックスが使えない。。
Lubuntu様、Ubuntu様、よろしくお願いします。。
端末で、
$ sudo apt-get install lubuntu-desktop
あとは、立ち上げ時にOSを選ぶことで、Lubuntuが使える。


http://www.kkaneko.com/rinkou/linux/lubuntu_custom.html
http://www.lubuntutips.com/

Lubuntu とドック

LubuntuとDockyをお勧めしているサイト発見。

http://www.lubuntutips.com/2012/03/docky-lubuntu.html#.UVFPjlfZ1hQ
検討してみよう。