MNA-350(Kenwood製)オーディオナビ情報
- 【追記1】パーキング認識ラインについて(2010.3.25.追記)
- 【追記2】メッセージ送受信実験(2010.3.27.追記)
- 追記のリンクはここをクリック
MNA-350のナビゲーションユニットは、nuvi350であるという噂はホント?
- KenwoodのディーラーオプションであるMNA-350のナビゲーションユニットは、その形/画面からするとnuvi360と酷似しています
外形と、フロントパネルを外したところ
- 以下は、配線した後のMNA-350の表示です
残念ながら、スクリーンショット機能が無いようなので、以下の画面はすべてデジカメで撮りました
- ナビ用のUSB端子がないかと探しました
筐体をばらしてから判りましたが、SDカードスロット横の目隠し外すと、USB端子が見えました
LCD部のプリント基板は変更していますが、基本はGarmin-nuviのOEMのようです
- みごとに、USB外部接続のモードになりました
- MNA-350とnuvi350、nuvi360のシステム情報比較です
MNA-350はnuviシリーズの単純なOEMではなさそうです
- モービル移動で、Waypointが上書きされるか否かを試しました
見事に上書きされ、履歴に軌跡(奇蹟!)は残りませんでした
- 結論
MNA-350は、nuvi350の日本語仕様版といっても、過言ではないかも
ただ、MNA-350はディーラーオプションのため、一般では入手困難と思います
私の場合は、たまたまYahooオークションで見つけました
また、nuvi350は、欧米仕様(1バイト文字)のみしか生産されていないので、日本では入手困難なのと、日本地図は別途準備する必要があります
ただし、メッセージ送受信はできません。文末の追記2参照ください(2010.3.27.)
nuvi360の筐体に、MNA-350のナビゲーションユニットを換装する実験をしてみました
- 本換装は、筆者の個人的な実験結果です
各ユニット間の接続については保証されていませんので、個人の責任において実験する必要があります - このwikiをごらんになる方々は十分ご承知と思いますが、製品の形から少しでも改造すると、メーカーさん/販売店さんの保証/修理/問い合わせ等を受けられません
- 本換装については、筆者/本wikiの関係者は一切責任を負いません
- 換装後の様子
みごとに、Kenwoodのスタートアップ画面に
- 現時点の未解決項目
パーキング認識ラインが見つかっていませんので、常に走行状態になっています
で、セッティングができない
外に出ている緑色の「PRK_SW」線から何やらバッファを介しているらしく、テスターであたっても行き先が判らない状態
分解前のMNA-350では、緑色の「PRK_SW」線をGND接続することでセッティングOKでした
パーキング認識ラインについては、最後の【追記1】を参照してください- 内蔵バッテリーを認識しない/充電しない(MNA-350は車載電源接続が前提なので、これは不問にしよう)
内蔵電池は、取り外しましょう ちょっとだけ軽くなります
従って、持ち歩きには使用できません
以下、追記(2010.3.25.)
バッテリーの繋がっているコネクタにバッテリーを繋がないと、音が出なくなりました
MNA-350では、外部から電源を供給しているようです
従って、バッテリーでなくとも、同電圧をかけてやればいいと思いますが、まだ実験してません
- 当然ですが、Bluetooth機能は使用できません
- 以下、換装の様子を写真で載せていますが、フレキケーブル/コネクタの抜き差しや、ねじ類の取り外し等、細かい所は省略しています
- 今回の実験では、LCDユニット/GPSユニット等は換装していません
ナビのメイン基板のみの換装です
- まずは、nuvi360の分解
- まず、GPSユニットのねじ(2本)を外し、ふたを取ります
- GPSユニットの回転部分を取り外します(内部にバネを使った回転保持機構になってます)
- GPSユニットに隠れていたねじ(2本)を外します
- nuvi360の本体筐体をあける(少し固いです)
- MNA-350を分解、一番下のナビユニットから、ナビ基板を取り外します
ビスを順番に外してゆけば、簡単に分解できます
フレキケーブル、コネクタ、配線等を破損しないように・・
- 部品の載せ替え
- MNA-350には、載っていない部品がありますので、nuvi360から載せ替えます
表面実装部品のため、部品の取り外しに際しては注意が必要です
電源スイッチの取り外し時に、一方の足を飛ばしてしまいました - nuvi360後面のUSB接続部の所にあるコネクタは外して、接点部分の半田を取り、平坦にします
- イヤホンジャックについては、ジャック以外に細かい部品が数点ありました
今回の換装の本質ではないので、載せ替えしませんでした
- MNA-350には、載っていない部品がありますので、nuvi360から載せ替えます
- 基板裏のシールド関連部品も載せ換えします
- 後は、元どおりに組み立て
- マイクの線は、ショートしないようにするか、外します
バッテリーは外しておいた方が良いかな
- 動作画面
- そのままで電源スイッチ押すと、スクリーンショットがとれます
- ちゃんと周辺局認識
ただ、セッティングモードに入れない
文末の追記1参照ください(2010.3.26.)
- あらら、MNA-350がばらばら
私は、再度組み立てて、ナビ無しの音楽プレーヤとして使用しています
ラジオのアンテナを外部に出せば、FM/AMラジオも聞けそうです(未接続です)
- ナビユニットの抜け殻と化した、Kenwoodナビは、音楽プレーヤとして活躍中【追記(2010.3.26.)】
AAC,MP3などの音楽データも再生できるので、BGMマシンとして便利です
スピーカは、急遽中古で入手しました
スピーカか、ナビかは判らないけど、低音の抜けが悪い
サブウーファの中古を物色中
追記項目
【追記1】(2010.3.25.)
- パーキング認識ラインについて
- 基板の接点の(PRK_SW)をGNDにおとすことで、パーキング状態になります
- 実験では、隣のGNDとショートして確認しました
この接点は、背面の端子に出ていますので、接続する電源用USBケーブルの先を加工して、車のパーキングラインと繋ぎます - ただし、直接配線すると、サージ等でnuvi基板を破壊する可能性が大きいので、ちょっと耐圧の大きなトランジスタバッファを介するする方が良いと思います
【追記2】(2010.3.27.)
- メッセージ送受信実験
- メニュー画面
- 最上段が、dispatch表示に変わり、アイコンもトラックに変わりました
しかし、しかし・・・
dispatchをクリックしても、目的地検索画面になるだけで、メッセージ送受信用画面にはなりませんでした
メッセージ機能は、外されたようです