2023年9月3日に近鉄志摩線などで1420系VW21を使用した貸切列車が運行されました。
1420系は試作的に1編成のみ製造された三菱製GTO-VVVF車の形式で愛好家からは非常に人気があります。
1984年9月3日に1250系VC51として竣工してから39周年となり、今年は9月3日が日曜日ということもあってか愛好家主催の貸切が企画されたようです。
当日の午前中に貸切列車の存在に気づき、志摩線は地元なので急遽午後から撮影に向かいました。
貸切7388列車(志摩神明～鵜方間にて)
VW21は高安検車区所属の2両編成で、定期列車としては大阪上本町～五十鈴川間での走行が大半なので志摩線を走行するのは非常に珍しいです。
前面向かって左側の窓内には過去に志摩線などの普通列車で使用されていたデザインを模した紙製の行先表示看板が掲出され、7388列車は志摩磯部行きと分かります。
このほか午前中には白木駅や鳥羽駅でも折り返し運転が行われ、また違ったデザインの行先表示看板が掲出されたようです。
貸切7489列車(志摩横山～鵜方間にて)
志摩磯部での折り返しなので撮影場所を移動するとさほど待ち時間なく賢島行きとしてやってきました。
ちなみにこの場所はお気に入りの撮影場所のひとつで、まさかここでVW21を撮る日が来るとは思いませんでした(笑)
貸切7528列車(志摩神明～鵜方間にて)
再び志摩神明～鵜方間ですが最初とは場所を変えてみました。
この列車は宇治山田行きとあり、宇治山田到着後は高安へ返却回送されたようです。
以上3列車のみの撮影ですが貴重な志摩線走行シーンが見られて良かったです。
おまけ
普通伊勢中川行き4580列車 VC32
7528列車の少し後には先月A更新を受けた1230系VC32がやってきました。
