この建物は貿易船を生成し、軍艦を建造できるようにします。
最初の港の価格は 125K で、その後は購入する港・工場の合計数に応じて価格が 2 倍になり、最終的には 1M(1000k) になります。
建設時間は 50tick です。
港・貿易船・軍艦は、海洋だけでなく湖などを含む全ての水域で機能します。
貿易船の出現
港は10tickごとに貿易船を派遣するかどうかを確認します。
出現確率は、おおよそ以下の式で求められます。
出現確率 = 1 / floor(100 × (1 + 2^((現在の貿易船数 - 400) / 50)) / (連続失敗回数 + 1))
v32では、貿易船数による減衰の中心は400隻付近です。
ゲーム全体の貿易船数が400隻に近づくと出現率が大きく下がり、400隻を超えるとさらに出にくくなります。
一方で、同じ港で貿易船が出ない状態が続くと、連続失敗回数によって出現率が上がります。
ゲーム全体の貿易船数が400隻の場合、目安は次の通りです。
| 連続失敗回数 | 1回の判定で出る確率 | 0回 | 0.5% | 9回 | 5% | 19回 | 10% | 49回 | 25% | 99回 | 50% | 100回 | 100% |
|---|
つまり、貿易船数400隻の場合、同じ港で100回連続で出現しなかった場合は、次の判定で確定出現になります。
ただし、実戦ではそこまで失敗が続く前に出ることが多いです。
貿易船数400隻、港レベル1の場合、平均ではおよそ17秒に1隻程度出る計算になります。
貿易船の出現確率は、ゲーム全体に存在する貿易船の数によって変化します。
ゲーム全体の貿易船が多いほど、新しい貿易船は出現しにくくなります。
また、その港で貿易船が出現しなかった回数が増えるほど、次回以降の出現確率は上がります。
貿易船が出現すると、その港の出現しなかった回数はリセットされます。
港レベルが高いほど、同じ判定タイミングで貿易船の出現抽選回数が増えます。
港レベル
港はアップグレードできます。
港レベルが上がると、その港で行われる貿易船出現の抽選回数が増えます。
ただし、1つの港から同じ判定タイミングで複数の貿易船が出るわけではありません。また、港レベルが高くても、貿易船1隻あたりのゴールド量が直接増えるわけではありません。
同じ港レベル合計で比べると、レベルを上げた港1つよりも、レベル1港を複数の場所に建てた方が、貿易船の発生源や交易先の候補が増えるため、効率面では有利になりやすいです。
一方で、港レベルを上げると、少ない場所に港の能力を集中できる利点があります。
また、他の港から貿易先として選ばれる場合、港レベルが高いほど選ばれやすくなります。
港レベルは軍艦の修理にも関係します。詳しい仕様は軍艦ページを参照してください。
貿易ルートの選択
港は他のプレイヤーの港とのみ貿易を行います。自身の港とは貿易を行いません。
貿易先の候補になる港は以下の条件を満たす港です。
- 同じ水域につながっている港
- 貿易可能な相手の港
- 自分以外の港
貿易先の選ばれやすさは、おおむね以下の式で表されます。
(友好港 + 近い港 + 1) × 貿易先の港レベル
友好港とは、同盟を結んだ相手や同じチームの港のことです。
近い港とは、貿易先候補をマンハッタン距離が近い順に並べたとき、候補数に応じて上位に入る港のことです。対象数は候補数の約3分の1を基準にし、最低でも上位4つ、候補が4つ未満の場合は全候補が対象になります。
ただし、マンハッタン距離が300未満の港は、近い港のボーナスにも友好港のボーナスにも加算されません。
貿易先は、それぞれの港の選ばれやすさを枠としてにランダムで決まります。
例えば、ある港の選ばれやすさが6で、全ての候補の選ばれやすさの合計がnの場合、その港が選ばれる確率は 6/n になります。
ゴールドジェネレーション
獲得したゴールドは、貿易船が実際に移動したタイル数に基づいて算出されます。
ゴールド量はおおよそ以下の式で表されます。
floor(75000 / (1 + exp(-0.03 × (dist - 300))) + 50 × dist)
dist は貿易船が実際に移動したタイル数です。
式の前半部分は、シグモイド関数の一種であるロジスティック関数に近い形をしています。
この部分は 300タイル付近を中心に大きく増加し、距離がさらに伸びると 75,000 に近づいていきます。
後半の 50 × dist は、移動距離に比例して増える部分です。
送信元港と送信先港の両方の所有者が全額を受け取ります。
貿易船が軍艦に鹵獲された場合は、通常の貿易とは異なり、鹵獲したプレイヤーのみがゴールドを受け取ります
工場との関係
港と工場は価格上昇を共有します。
港を建てると次の工場の価格も上がり、工場を建てると次の港の価格も上がります。
工場の周囲110タイル以内にある港は、鉄道駅として接続されます。
列車が港に停車した場合、工場ページに書かれている列車取引の仕組みによってゴールド収益が発生します。
例1 - 港の価格
港・工場をまだ持っていない場合、港の価格は 125K です。
港か工場を1つ購入すると、次の港の価格は 250K になります。
港・工場の合計数が2つになると、次の港の価格は 500K になります。
最終的には 1M が上限になります。
例2 - 貿易ルートの選択
貿易先候補の港の選ばれやすさが6で、全ての候補の選ばれやすさの合計が30であるとします。
この場合、その港が選ばれる確率は6/30つまり20%です。
例3 - ゴールド生成
貿易船が移動した距離が dist の値として扱われます。
この dist をゴールド生成式に代入して、到着時に発生するゴールド量が決まります。
通常の貿易では、送信元港と送信先港の両方の所有者が同じ額のゴールドを受け取ります。
