SMG

Last-modified: 2019-01-21 (月) 14:37:17

SMG(Submachine gun)とは、サブマシンガンの略。日本語では、短機関銃と訳される。

 

短機関銃は、拳銃弾を使用し、個人が抱えて射撃出来る(二脚架・三脚架が要らない)小型の機関銃のことである。サブマシンガン、機関拳銃、機関短銃とも呼ばれる。英語の「サブマシンガン」は、トンプソン・サブマシンガンの発表時に小型機関銃という意味合いで造語されたものである。ドイツ語ではMP18の発表時に造語された「マシーネンピストーレ」(Maschinenpistole, MP)という語が用いられる。英訳であるマシンピストル(Machine Pistol)は、フルオート射撃可能な拳銃を指すことが多い。第二次世界大戦頃までのイギリスでは、同種の火器を指してマシンカービン(Machine carbine)という語が使われていた。

 

基本的に使われるのは、9×19mmパラベラム弾、.32ACP、.45ACP、5.7×28mm弾、9mmマカロフ弾など。

 

メーカーや組織によっては、小銃弾を使用する小型のアサルトライフルにも短機関銃を意味する名称・分類を与えることがある。

 

また似た語に軽機関銃があるが、軽機関銃とはライフル弾を用いる歩兵支援用の火器であるので、短機関銃を軽機関銃と表記するのは間違いである。