C++ メモリ使用量削減術

Last-modified: 2009-11-04 (水) 20:12:35

まず初めに。

まず初めに。

この文書の「読み方に対する」注意事項

  • ここでいう「パフォーマンス」は、特に明記しない限り「メモリ的」なものです。
  • アセンブリは使いません。あくまでC++のみの話です。ヒット率なんて知りません。

この文書の「内容に対する」注意事項

  • あくまでも「指針」です。
  • 基本的にパフォーマンスは上がりますが、環境によっては下がってしまいます。
  • パフォーマンスが下がる恐れもあるので、必ず自身の手でパフォーマンスを確認してください。

その他の注意事項。

次のことを自身に問いかけましょう。

  1. わずかなパフォーマンスのために、コードの簡潔さを犠牲にしない。→読み易さ、わかりやすさの方がパフォーマンスよりも重要になることがあります。
  2. パフォーマンスのチューニングは、必要になったときに行う。→時期尚早なチューニングは、無駄になることが多いです。が、チューニングを行って損をするのが自分だけであるなら、やっても良いとは思います。
  3. 優先すべきは、パフォーマンスではなく、使い手の意志です。→お客さんが求めている本質は、パフォーマンスではなく「使い勝手」かもしれません。

基本は「一時オブジェクト」の削減!

もはや、これがすべてと言って良いほどです。一時オブジェクトを如何に潰すかです。