用語

Last-modified: 2021-07-08 (木) 01:30:53
庭園学園(ガーデン)
各国の王侯貴族達と機甲師達が集う学園。                                          
全世界から最前線武力である機甲冑(マシニクル)を駆る機甲師と王族がここに適齢で入学することになっており、
これは国家盟約に基づいている。
その思いは少しでも繋がり、友情が生まれれば少しずつ戦争は回避出来る。という信念の下である。
但し、現在の男性比率の割合は極端に低く、ほぼ女子校の体裁担っている。
また庭園学園の生徒会(ガーデナー)は、男性機甲師や王族や教皇といった首脳クラスでなければ入会は原則出来ず、
生徒会との繋がりは憧れであると共にステータスとなる為妬みや恨みによる虐め、
決闘で酷い時は流血沙汰になるということが頭を悩ませている。




機甲師
機甲冑のパイロットを指す。                                                   
機甲冑は結界炉の発する振動波に対して耐久持続性の高い者でなければなれず、                               
耐久持続性は遺伝的(稀に遺伝に関係なく生まれる場合あり)なものであり、
また機甲冑の数は原則的に教会により制限されている。
機甲冑の質の維持・向上のため結婚は国ごとにある程度管理・規制されており、
軍事力を担う代わりに特権階級としての地位が約束されている。
現在、男性の比率が極端に低いため稀少価値が高く、女性機甲師より待遇が良い反面、
自由な婚姻・恋愛は一切禁止の上で完全に管理・規制されており、これに逆らうことは教皇、
ひいては教会そのものへの反逆と見なされ、厳罰は免れない。
一方、女性は数が多いため、義務さえ果たせば、男性機甲師以外との自由な婚姻・恋愛は許されている。
その為、義務を果たすまでは、体に避妊用の魔法陣を施されている。
耐久持続性が高くない、もしくは特に低いものは浪人と呼ばれ、特定の組織に属せず
(厳密に言えば爪弾きにされる為に属せないか、属したとしても待遇が悪い)山賊などに身を落とす者もいる。




フロンティア・オンライン
―――――このゲームは遊びじゃない。                                      
そう銘打たれた有料パッケージオンラインゲームとして発売された。
このご時世に完全新規作が基本料無料でない等人が集まらない、とされていたが
ベータテストでその評判は一掃される。
エネミーがNPCが”生活”をしており、それに対する行動によってプレイヤーへの好感度で難易度が変わる。
全ての場所でプレイヤー以外への戦闘が、殺傷が行える。
そして、一度死んだNPCは蘇らないのだ。
更に決まった物がなく、空腹、睡眠、渇き、疲れ、果ては尿意・性欲まで数値化されており、
それらを管理しつつ「生きる」ゲームとなっていた。
通常のマウス、キーボード、ゲームコントローラーでの操作もできるが、
感覚思考コントローラー”ブレイン・ギア”と呼ばれるヘッドギアを装備すると
一人称視点の思考制御型ゲームとなるという触れ込みもあり、話題になっていたのだった。




魔王
魔物の中で特に圧倒的な権力や暴力をふるい、常人離れした才能・能力の持ち主に対しても用いられる階級。              
自分の意志や強制させてもステータスには「自称魔王(笑)」としか出ず、
自身の庇護下の数多の魔物達から自然と呼ばれる事で魔王となる。

多くの魔物は人類に取って駆逐対象である為、
自然、魔王と呼ばれる者は人類の天敵種となる事が多い。
どのような魔王であるかを表す為、魔王の前に象徴となる言葉が入る。調和魔王(ロードユナイト)灰燼魔王(ロードアッシュ)等は典例である。




名前持ち(ユニーク)
魔物の中に稀に存在する個体別名が存在する魔物。                                           
高位の魔物等が自称して名乗り名前持ち(ユニーク)に成る事もあるが、
人間に飼われていた、飼われている魔物である事が一般的であり、
名前持ち(ユニーク)は人類に対し比較的友好的である。
周囲の魔物からは人間なぞに飼い慣らされていると侮蔑的に「首輪付き」と言われる事が多い。




魔物
グランバルニアの生命総数の実に四割に当たる生命区分。                                   
「魔素を喰らう物」の意味であり、生命の維持に酸素を必要としない。
最も魔素は大気や水中に溶け込み存在する為、息を止めれば酸素欠乏ならぬ魔素欠乏になる。

知能指数から生態まで様々であり、生命分布としては最も成功した種であると言える。
魔素を取り込み生命を維持している為、簡単な魔法や生まれつき得意としている魔法ならば呪文を唱える事なく
行使する事も可能である。
多くは人類を下級種族と考えており、その為に発生したのが覇界戦役と呼ばれる
グランバルニア全てを巻き込んだ大戦である。




神族
世界管理のシステムな者達である。                                                   
謂わば管理人と言っても差し支えない。
直接干渉する事は出来ず、それぞれの担当部署が決まっている。(火や水等)
やり過ぎた時に「おしおき」して導くのだが、外部からの干渉に加え、
魔王の大量発生、役割を離れ好き勝手を始めた魔神等によって力が及ばず、精一杯手を貸したのが覇界戦役である。
何とか勝利した物の肝心な魔王や魔神は眠りに着くだけであった。

そんな中、対策を講じていた神達に、遊技の神 プレイが
「なら異世界から引っ張ってこよーよ!」と怠けて見ていた別世界のアニメを見せた事で異世界償還に至るのだった。