FV215b

Tier10 イギリスHT:*FV215b

ティア9重戦車コンカラーの後部砲塔モデル。ただモデルチェンジしただけなので、装甲も火力もそんなに変わってない。ぶっちゃけティア10に相応しい主砲性能とDPMにしただけのコンカラー。
だが、後部砲塔が思いの外に使い辛く、個人（tairano）的にティア10HT屈指の玄人向け戦車。

ライフル砲を開発した大英帝国の火力

• コンカラーからDPMをさらに上げちゃった結果、戦友とか食料とか積むとDPMがエライことになる。
• 主砲性能が最早駆逐戦車の領域。精度0.33m、照準時間1.7。走行間射撃や咄嗟射撃で普通に当ててしまえるほど。
• 課金弾がAPCR貫通326で、ティア10課金弾のHEATより傾斜と空間装甲に強い。来いよIS軍団、その車体をぶち抜いてやる。
• 通常HEがイギリス特有のHESHで貫通が120もある。
• 問題点として、総弾数がコンカラーと変わらず35発しかないので、無駄打ちしてると弾切れの危険性がある。

装甲に関して

• 驚異の耐久力2500。
• コンカラーの砲塔に、車体正面上部152㎜傾斜（大体300mm）、車体側面101㎜（ターレットリング剥き出し部位あり）と、硬いのか薄いのか判断に困る。とりあえず、見かけたら車体下部とかターレットリングに向けて撃ってやってください。乗り手からしたら一番嫌な場所ですから。
• 後部砲塔の為、市街地での撃ち合いやハルダウンは不得手で、戦う場所を選ばないと装甲を生かせない。
• 図体がデカいくせに傾斜に頼った中途半端な装甲のせいで自走砲にも弱い。

機動力及びその他

• 最高速34km/hと、コンカラーと一緒。その代わり車体も砲塔も旋回性が10HT中トップで、ぐるンぐるん回る。
• バックが遅い。
• 視界は410m。被膜とスキルで視認範囲限界突破！　というのは下と変わらない。
• 隠蔽率？　ねぇよそんなもん。というかマウスに迫る図体のデカさは何とかならなかったのか？

運用方法

ハルダウン戦法をしたい所だが、後部砲塔でやり難いったらありゃしない。
豚飯をしようにも弱点部位が分かりやす過ぎて距離を考える必要がある。
飛び出し打ちなんて論外。

では、どうするか？
主戦場や状況を考えつつ耐久力とDPMで自分の戦える位置を強引に分捕りに行く。そして、どうせ上手い人らはこいつと正面からやり合わずさっさと迂回する場合が多いので、履帯を狙って撃ち合いにお付き合いさせること。
英国面風に言うなら、紳士的にこちらから歩み寄り（接敵）、丁寧な対応（履帯切り）で、じっくりと話し合い（物理）、こちらに有利な交渉を勝ち取ること。

以上のことから、こいつは玄人向けの戦車である。

コメント