
…う、うてない。
Tier8 ソ連TD:SU-101
露8TDの、影の薄いほう。え、なに?元からISU-152しかいないだろうって?ハハハご冗談を…。
WoTに登場する全車両を見ても、その使い勝手の悪さは随一である。だが状況に適応できればすごく強い。
攻撃面
一昔前までは高レートの100mm砲一択だったが、Ver.9.13のアプデに伴い高威力の122mm砲が追加された。
T-54相当の砲でDPM・万能型となるか、T-10(旧IS-8)相当の砲で単発・一撃離脱型となるか悩ましいところ。
- 100mm D-54S
装填の短い、取り回しの簡単な主砲。隙が小さく距離を詰められにくいので、多少雑に戦っても何とかなる。- 単発は320、Tier8のTDとして見ると底辺である。これより低いのってKanJPz?ぐらいじゃないのか…?
かわりに分10発を超える高レートを武器とし、一方的に撃てる状況であれば無類の強さを発揮する。
HPの減った敵に対してDPMゴリ押しを挑むなど、戦術の幅も広がる。
- 単発は320、Tier8のTDとして見ると底辺である。これより低いのってKanJPz?ぐらいじゃないのか…?
- APの貫通力はたったの219mm。同格以下ならともかく、格上相手では話にならない。
HEATでは貫通330mmに達し、ようやくHTを正面からブチ抜けるようになる。
貫通不足から自然とHEATを使うことが多くなる。
おサイフ事情も考えないといけないが、空間装甲についての知識を深めてから戦闘に臨もう。
- 122mm M62-C2
T-10相当の強力な砲。単発、AP貫通ともにTierに対し十二分の性能を持つ。
しかしながら、照準・装填時間の悪化に加えて左右射界まで狭くなり、ただでさえ使いにくいのが一層酷くなる。- 単発が440まで上昇し、格上HTにとっても無視できない、重い一撃を放てるようになる。
装填が10秒を超えて隙が大きくなるが、スポットを消すための時間と考えれば丁度良いのかもしれない。
- 単発が440まで上昇し、格上HTにとっても無視できない、重い一撃を放てるようになる。
- AP貫通が258mmもある。ポジションを選べば、格上も撃ち抜くことができる。
金弾のHEATは貫通340mmであり、特別高いことはないが、十分なもの。
APの使用頻度が大きく上がるため、収支が劇的に改善する。Tier8にして黒字運用が可能だろう。
- 照準時間が長いが、絞り切った時の精度はなかなかのもの。(3.1sec./0.37)
じっくり狙撃している分には不自由しないが、遠くの敵に咄嗟射撃してもまず当たらない。
いわゆる「フランスガバ砲」に特性が近いだろうか。
- 装填時間が長くなったことで、「発砲→距離を詰められNDK」のリスクは大きく高まっている。
前に出る際は、簡単に近寄られない立ち回りをより意識しておこう。
- どちらの主砲を選ぶにしても、俯角の狭さは大きな欠点である。
聞いてビックリ、なんと俯角は-2.3度までしか取れない。あのフライパン?より悪い。
常に足元の地形に気を配り、わずかな凹凸でも利用してカバーするよう努めたい。
防御面
- まず重大な注意点として、本車両のHPはTier8のTDでは最低値の990しかない。
したがって小さなダメージでも本車両にとっては大問題であり、装甲を使って戦うのは
よほど防御に自信のある場面だけにしたい。「弾けるかな?」程度で使ってはいけない。
- 車体正面は90mmの60度傾斜で、実質180mm。格下の攻撃なら余裕をもって防いでくれる。
実際には撃ち下ろしで傾斜が相殺されてしまうので、車体をフリフリして対応しよう。
また、200mmを超える高貫通の主砲が相手でも、斜め後ろに退避することで強制跳弾を狙える。
- 一方で、この車両の目玉ともいえる戦闘室は、120mmの60度傾斜で実質240mm相当。
これはTier7までのTD・HT、Tier8のMT及び一部の低貫通HTの攻撃を、金弾ですら完封する強固なもの。
装填中などに昼飯角をとればさらに頑丈(昼飯30度で270mm以上!)になる。ちょっとした重TDといった感じである。
しかしながら、Tier9相当以上の砲を持つ相手や、日HTの15榴からは簡単に大ダメージを受け、貴重なHPをごっそり削られる。
目の前の相手に装甲が有効なのか、そうでないのかをしっかり区別して戦いたい。
一応小さな弱点があり、戦闘室向かって右の車長用キューポラは150mmもあれば余裕で貫通できる。車体を揺らして狙わせないようにしよう。
機動力その他
- 高TierのTDではトップクラスの機動力であり、一般のMTよりもずっと素早い。
最高速は54km/h、出力重量比は約20、さらにLTのNDKを防げる旋回性能を持つ。
陣地転換や裏取りなど定番の動きはもちろん、変わったところでは重TDや日HTのNDK、ELCのような一撃離脱など、
あらゆる場面で優秀な足回りが役にたつことだろう。
- 隠蔽率・視界範囲ともにかなり優秀。
カニカモを使った待ち伏せにおいても、足を活かした能動的な偵察においても、
スポット能力は同格のTDより一枚上手である。
- エンジンがやられやすい。
車体正面を大口径砲で撃たれると頻繁に壊れるので、修理キットと消火器が下ろせない。
逆に乗員は頑丈な戦闘室に守られているので、体感あまり救急キットを使わない。
運用
基本的には「LT寄りのMT」といった感じ。TDじゃない。SU-101という別の車種なんだよ。
- 開幕はLTポジを確保し、通行料を取ると有効。格上戦場で、編成によっては開幕芋も考えられるといった感じ。
初動の取り方は、ELCのリプレイが参考になる。車両アイコン▼に騙されず、101の動きを確立しよう。
- 中盤以降は快速TDとしての本領発揮。
狙撃ポジを渡り歩いて多方向から敵を撃つもよし、前線に参加してMTの仕事をするもよし。スポットに徹するのもあり。
高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変に戦うのだ!(かなり本気)
場合によっては、敵に同格MTまでしかいない戦線を見つけて急行し、HTのように正面戦闘するのも有効である。
撃ち合いではなるべく平地の瓦礫を使うか、起伏とも呼べない緩やかな傾斜を使うことで、きれいに車体を隠せる。
中盤にLT・MT・TD・HTすべて(いくらなんでもSPGは無理)の仕事ができるという点が、この車両の最も特殊かつ面白いところ。
- 終盤は陣地転換と狙撃を繰り返せば仕事はできる…のだが、HPの低さ故に一発の被弾で動きが制限されやすい。
時にはダメージ交換も求められる終盤戦はこの車両にはすこし厳しいので、接戦にならぬよう中盤までに大勢を決めることが重要になる。
Tier8戦はもちろん、できればTier9戦においても、中盤までに積極的に動いてゲームを作るよう心掛けたい。