さえきやひろ非公式Wiki Wiki*

　当WikiはバーチャルYouTuber「さえきやひろ」を応援する目的で作成された、「さえきやひろ」及びそれらに関連するコンテンツをまとめた非公式Wikiです。さえきやひろの動画・生放送や自チャンネル外でのコラボ、イベント出演などの活動実績、また、新規ファンに分かりづらい可能性がある語録・用語集・過去の文脈等、新規ファン・既存ファンにとって便利な備忘録およびデータベースとなるよう、開設しました。

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2023/09/17: 作成

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さえきやひろとは？

名前	さえきやひろ
性別	女性
デビュー日	2018年06月17日*1
	2018年05月29日（初ツイート）*2
	2018年05月30日（チャンネル開設日）*3
	2018年06月03日（初配信）*4
誕生日	8月16日*5
星座	しし座
年齢	ずっと11歳*6
身長	だいたい138cm*7
好きな物	海苔8、チョロギ9
苦手な物	大きい海の生き物、石鹸*10
ファンの愛称	五年ほねぐみ（ほねぐみ）11 12
ハッシュタグ	#さえきやひろ
	#やひろ生放送（生放送用）
	#やひろかいたぞ（ファンアート）

画像出典:

X(@saekiyahiro)

概要

　2018年5月29日にTwitterにて初投稿、同年6月3日よりYouTubeチャンネル「やひろのおへや（現「さえきやひろのおへや」）」での活動を開始したバーチャルYouTuber。公式的なデビュー日は、自己紹介動画を投稿した2018年6月17日。配信活動を行うバーチャルYouTuberであると同時に、クリエイター（３Dモデラー・イラストレーター・衣装デザイナー）である。企業等には所属しておらず、さらに自身で２Dおよび３Dの肉体を作り上げる、いわゆる「セルフ受肉」の「個人勢」バーチャルYouTuber・クリエイターに分類される。
　配信頻度は不定期で、20時～22時からの開始が多い。配信時間は平均して1時間～2時間程度。YouTubeでの配信内容は、「お絵描き」等のものづくりに関連した企画やオーソドックスな雑談等が多い。頻度は高くはないが、歌枠やゲーム実況を行うこともある。また、自身の派生概念キャラクターである「やひろくん」や「やひろ犬」を用いた企画も定期的に行われる。
　配信活動の他に、個人の他活動者や企業からの依頼を受けて、３Dモデルの制作や衣装デザインなどを手掛ける。さえきやひろのこの活動は、自身が小学生であることから『宿題』と呼ばれ、多くの場合、成果・実績の報告として「宿題のお知らせ」がTwitterに投稿される。これまで担当した宿題の詳細については宿題集を参照のこと。

活動内容

上述の通り、いわゆるVTuberとしての活動として、YouTubeでの配信を行っている。

活動における有料コンテンツとしては、YouTubeメンバーシップでの月1メンバー限定配信、またpixivFANBOXでの日記投稿（イラストやラフ画など）を行っている。

メンバー限定配信は、主に月の最終金曜日の22時から開始されるが、予定が変更されることもあるため、リアルタイム視聴勢は、さえきやひろのX(旧Twitter)アカウントの通知を入れておくと良い。

画像出典:

YouTube: さえきやひろのおへや

また、他の活動としては、各種イベントでの出演やオリジナルソングの作成、各種グッズ販売などを行っている。

2023年は新曲『ムーンクチュール』が発表された。グッズについては、毎年の誕生日に記念グッズが出るのが概ね恒例となりつつある。また、2023年はセルセル展での展示会の活動などがあり、そちらでも展示品の制作を行いつつ、グッズ（自筆の色紙）の販売が行われた。

画像出典:

BOOTH

経歴

デビュー～活動初期・「デジタルおさななじみ」結成

　デビュー初期に配信や動画投稿を行う傍ら、早々に「天死ちゃん」、「ぶきみちゃん」、「ルイス王子」とのVTuberユニット「デジタルおさななじみ（デジおさ）」を結成し、2018/06/30にはさえきやひろ、天死ちゃん、ルイス王子の三名により初コラボが行われた。彼らは互いに示し合わせてVTuber活動を始めたわけではなく、さえきやひろに至っては、他のメンバーが活動を始めた様子を見つつ自身はこっそり始めたつもりだったが、すぐに他のメンバーに見つかり、グループを結成する事に相成ったとのこと。デジタルおさななじみは、コラボ配信等でのグループとしての活動はかなり低頻度である。しかしながら、さえきやひろの活動デビュー時からグループの解散を経て（後述）今に至るまで、デジおさ各メンバーの話題は頻出であり、また「相当の付き合いの長さ」が感じられる内容が多い。

　2018年7月にはさえきやひろのYouTubeチャンネル登録者が1000人に到達、さらに自身の手により3D化を果たした。

画像出典:

Twitter (@saekiyahiro)

「ぽこピー（ぽんぽこ＆ピーナッツくん）」の３Dモデルを制作

　2018年10月、「ぽんぽこ24 リターンズ」の企画「推しVtuber」に出演。そして「ぽんぽこ24 リターンズ」のエンディングにて、ぽんぽこ３Ｄモデルお披露目の告知映像（現在はぽんぽこのTwitterから映像が確認できる）が公開、同月にぽんぽこのＭＶ『言の葉のうた』も公開され、さえきやひろがぽんぽこの３Dモデルを制作したことが公表された。ほどなくして、ぽんぽこ及びピーナッツくん両名の３Ｄお披露目放送が行われ（「ぽんぽこの放送」・「ピーナッツくんの放送」）、正式にピーナッツくんの３Dモデルもさえきやひろが制作したことが明かされた。
　
　これは、元々さえきやひろが「ぽんぽこ24」のCM用に制作したぽんぽこの３Dモデルを本人に見せたところ、それが正式のモデルに採用されたという流れである。上記の経緯を経て、ぽこピーに対してさえきやひろはいわゆる「ママ」という立場関係になった。

　なお、さえきやひろとぽこピーの繋がりは、ぽんぽこ24（初回）の凸枠に出演した天死ちゃんが発端である（「ぽんぽこ24」がキッカケでぽこピー側との交流が生まれた天死ちゃん（野良いぬ）が、ぽんぽこにさえきやひろを紹介した）。
　
　ぽこピーにとって、３Ｄモデルの提供元であるさえきやひろは、自身らの活動に大きな影響を与えた人物である。その後も数多くの３D衣装の提供を受ける等、今もなお彼らにとって重要な存在であると言って差し支えないだろう。一方で、さえきやひろは、ぽこピーに自身を世に紹介してもらい３Dモデルも担当させてもらったことが大きなキッカケとなり、モデル制作の依頼を各所から頂けるようになった旨を度々語っている。これらのことから分かるように、両組の経歴を語る上ではそれぞれ互いに欠かすことができないほど重要な関係といえる。

「ハロウィン後夜祭女子会」（後に「てぇてぇトレイン」が結成）

　2018年10月末、もちひよこ主催のコラボ配信「もちひよハロウィンイベント in VRChat」にさえきやひろがゲスト参加。
　さらにその後、ぽんぽこ、もちひよこ、さえきやひろ、星咲ちあの４名によるコラボ配信「ハロウィン後夜祭女子会」が行われ、これがキッカケで後に正式にVTuberグループ「てぇてぇトレイン（てぇトレ）」が結成された（「てぇてぇトレイン」結成までの時系列順の簡単なまとめは、こちらの本人らの言及を参照）。

　以降、てぇてぇトレインによるハロウィンコラボ配信が毎年の恒例となっている。

1stオリジナル楽曲『たのしいきもち』リリース

　2018年12月、さえきやひろ初のオリジナル楽曲『たのしいきもち』を発表した。これは、デジタルおさななじみ四人同時にそれぞれオリジナル楽曲をリリースするという企画でもある。なお、本来は「コミックマーケット」にてデジおさで何かやりたいということで動いていたが、抽選漏れのためBOOTHにてDL販売を行う形式になった（※現在は各種音楽配信サイトでも配信中）。

　『たのしいきもち』の作詞・作曲は「おこじょ」。また、コミケ落選に負けじと独自に「エアコミケ」配信を行い、そこで楽曲制作にまつわる話が語られた。
　

たのしいきもち

　ちなみに、デジタルおさななじみ各メンバーのオリジナル楽曲も各BOOTHページにて販売中（天死ちゃんオリジナル楽曲『アイノカタチ』、ぶきみちゃんオリジナル楽曲『いんだびるでぃんぐ』）。
　※ルイス王子のオリジナル楽曲『半熟クエスト』は活動引退のため現在では入手する手段がないが、「デジおさクリスマス」配信（後述）内のデジおさオリジナル曲メドレーからライブショートバージョンとして視聴可能。

「名取さな」の３Dモデルを制作

　2019年、元々ファンメイドで存在した名取さなの3Dモデルをベースにさえきやひろがブラッシュアップ（テクスチャの調整等）したものが、正式に名取さなの３Dモデルとして誕生・お披露目された（正確な初披露の場はリアルライブイベント「バーチャルさんがいっぱいスペシャルバーチャライブ」だが、後日に改めてお披露目配信が行われた）。

　その後、翌年の名取さなの誕生日イベントにて新３Ｄモデルが公開された（本来お披露目を予定していた『さなのばくたん。-バースデイ・サナトリウム- Powered by mouse』が中止となったため、YouTubeにて「さなのばくさん。～イベント中止になっちゃったので新3Dお披露目しまスペシャル～」配信を実施）。このモデルがさえきやひろの制作によるものであり、ぽこピーに対してと同様に正式に名取さなの「ママ」となった。
　
　（余談だが、上述の「さなのばくさん。」放送の裏では「ぽんぽこ」が立ち会っていたことが後に明かされた。それに関連して、ぽんぽこは、さえきやひろを同じ「３Dのママ」として持つことから、自分たち（ぽんぽこと名取さな）は「姉妹」であると言及している。以降、彼女らは（さえきやひろの存在を「ママ」として介した上で）姉妹として（自他ともに）扱われることがある。）

　以降の名取さなの数々の３Ｄ衣装・モデルの制作は全てさえきやひろが担当しており、名取さなの活動において、さえきやひろの存在は現在まで非常に重要な位置にあるといえる。
　
　なお、名取さなとの繋がり自体は、さえきやひろのデビュー当初のツイート投稿に名取さなが反応したことが始まりであり、VTuberとしての経歴の中では古くからのものである。さえきやひろ目線での当時の様子が、後年の配信にて語られている。

さえきやひろ新モデル～「３周年記念スペシャルライブ」＆ 2ndオリジナル楽曲『ほねっこぱれーど』リリース

　2021年4月、3周年に先駆けて自身の３Dモデルをリニューアルした（また、同時期にオフィシャルサイトをオープン）。

　同年6月17日（デビュー記念日）、さえきやひろの「3周年記念スペシャルライブ」が行われた。自身を主役に据えての初めてのライブであり、個人でスタジオを借りてフルトラッキングを活用する等、相当の心構えで臨んでいたことがうかがえる。

　さらに、同ライブにて「FAKE TYPE.」との2ndオリジナル楽曲『ほねっこぱれーど』を初披露（同日から各種音楽配信サイトにて配信開始）。ライブ後の同日に、映像制作チーム「PPP」制作による『ほねっこぱれーど』のMVが公開された。

　さえきやひろは自身の口から「この３周年ライブ（と「ヴんか祭」）で一区切り」であると、活動を始めてからの心境の変化や心機一転の旨を語っている。詳しくは、ライブ本編とその振り返り配信または「KAI-YOU Premiumのインタビュー」を参照。

ほねっこぱれーど

展示会イベント『ヴんか祭』開催

　2021年11月26～28日、さえきやひろと、デジタルおさななじみの「天死ちゃん」、「ぶきみちゃん」、「ルイス王子」に加え、メエシカちゃんねるの「メエ」、「シカ」の計6名によるリアル展示会イベント『Virtual Creator文化祭』（通称『ヴんか祭』）が開催された（※当初の開催予定は9月であったが、新型コロナウイルス拡大の影響を受け11月に延期となった）。

　イベントの初告知は「ぽんぽこ24 vol.5」内のCMにて行われ、その後から開催までの期間、ヴんか祭メンバーによるイベントの宣伝を兼ねた様々な企画配信が行われた。加えて、ヴんか祭開催に向けて各メンバーにスポットライトを当てた「ヴんか祭マンガ」（同ヴんか祭メンバーのシカによる作品）が販売されている。これは、ヴんか祭というイベントの側面だけでなく、さえきやひろのパーソナルな部分を掘り下げた内容でもあるため、敢えてここで強調しておきたい。

　イベントに関する詳細は、「ヴんか祭」ページを参照。

画像出典:

Twitter (@VC_vunkasai)

　なお、イベントの様子や感想、現地の写真等は「#ヴんか祭」のハッシュタグ、または開催地の「デザインフェスタギャラリー」による展示レポートからも確認できる。

2021年のクリスマスイベント（「デジおさクリスマス」＆『さなやひクリスマス』）

　2021年を以てのルイス王子のVTuber活動引退に伴い、「デジタルおさななじみ」が解散することになった。これまでグループとしての活動頻度は低かったデジタルおさななじみ。しかし、ルイス王子が引退するまでに（『ヴんか祭』のイベントも含めて）やりたいことをやりきろうという気持ちで本年は活動が活発だった、という背景が後で語られている。
　
　ルイス王子の引退を間近に控えた12月23日、「デジおさクリスマス」と称してフルトラミニライブ（解散ライブ）が行われた。
　同ライブのことは年末振り返り配信でも語られた他、ライブを行ったスタジオの「バーチャルのメディア」のチャンネルにデジおさの動画が投稿されている。

　（なお、ルイス王子やデジおさの話題は、その後もさえきやひろの配信内では頻出である。さらに、「再結成」と称して一時的に復活しグループ活動が行われることさえある。）
　

　同月25日には、「名取さな」と「さえきやひろ」共同によるオンライン配信イベント『名取とやひろのサンタクロース大作戦～プレゼント届くかな？～』（通称『さなやひクリスマス』）が行われた。二人で『きよしこの夜』を歌ったライブ映像の動画が、名取さなのYouTubeチャンネル「さなちゃんねる」にて公開されている。
　また、配信全体のアーカイブは現在「さなのばくたん。ARCHIVES」にてレンタルが可能。

　繋がり自体は古くからの彼女達だが、正式なコラボは今回が初。これを皮切りにコラボ等の表向きな交流も次第に増えていった（後述）。

「さえきやひろバースデーライブ2022」・重大発表

　2022年8月16日、「さえきやひろバースデーライブ2022」が行われた（YouTubeで配信）。フルトラッキングの活用、派生概念キャラクターの「やひろ犬」・「やひろくん」の活躍、お馴染みの新衣装お披露目、サプライズゲストとして「ことみちゃん」を表舞台に初登場させる等々の様々な工夫・演出を凝らしたライブとなっている。
　
　そして重大発表として、かねてより自身のバイブルとして語ってきた作品『魔法陣グルグル』の作者である、衛藤ヒロユキ先生のアーティスト活動名「COGMEL」先生とのオリジナル楽曲の制作決定を発表した。ライブの振り返り配信では、デザイン等の解説やライブの裏話、また、COGMEL先生への楽曲依頼の経緯も語られた。

『さなやひハロウィン』開催

　2023年10月、名取さなとの共同ハロウィンイベント『名取とやひろのHELLO & WIN! ～ゆりかごから墓場まで～』（通称『さなやひハロウィン』）が開催された（リアルイベントであり、開催地は「チネチッタ」）。
　本イベントでは、名取さな・さえきやひろ両名の新３D衣装も披露された。この３D衣装を制作したのは勿論さえきやひろである。また、後にさえきやひろと同じユニット（夜のカスさえ）のメンバーになる「夜乃ネオン」がダンスの振り付け講師として協力していた。
　
　また、イベント後にライブの同時視聴配信が行われた。配信アーカイブは現在「さなのばくたん。ARCHIVES」にてレンタルが可能。
　
　『さなやひクリスマス』以降にコラボ配信（「【 #さなやひ3D 】新作のSwitch Sportsで動きまくるぞ！【さえきやひろ/名取さな】」）もありつつ、本イベントの準備等で同じ時間を過ごしていく中でより打ち解けたこと、親睦が深まったことでより良いイベントにもなったことが互いの振り返り配信にて語られている。

「私立セルジュニ美術学園（セル美）」発足・展示会イベント『セルセル展』開催

　2023年４月、「人造人間のジンゾウ」、「さえきやひろ」、「衛星ライト」、「不死奇ヨンシィ」、「死骸美呪々」、「奇屋敷ゾンゾン」計６名によるクリエイター系VTuberユニット「私立セルジュニ美術学園（セル美）」が発足した。各メンバー（生徒）のデビュー年に沿って、ジンゾウとさえきやひろが3年生（2018年デビュー組）、衛星ライトと不死奇ヨンシィが２年生（2019年デビュー組）、死骸美呪々、奇屋敷ゾンゾンが１年生（2020年デビュー組）とされる。セル美の初配信にて、同年秋にリアル展示会イベントを開催することが発表された。
　発足後、「共通の３D制服衣装をメンバーがそれぞれ自作する」（「6人いっきに3D制服衣装お披露目配信【#セル美】」）といったクリエイティブな面や「朝活配信リレー」等の愉快な企画を、配信や動画で様々公開している。
　
　2023年10月13～15日、上述のリアル展示会イベント『セルジュニ美術学園セルフ展示会～私たちが作品です～』（通称『セルセル展』）が「吉祥寺ギャラリーイロ」にて開催された。イベントに関する詳細は「セルセル展」参照。