元ネタは旧約聖書の士師サムソンと思われる。
無双の怪力を持つサムソンはそのへんに落ちていたろばの顎の骨を振るって千の敵を撃退した、という話だがサガの世界だと骨のほうに特別な力があるらしい。
なお、英訳するとDonkey boneとなるため、採用された部分もある。
MS
| テキスト | 大ぶりな獣の骨に見えるが、不思議な力がある。腕力(STR)がアップ。知力(INT)と精神(WIL)がダウン |
|---|
| 系統 | 攻撃 | 重量 | 強化 | 評価 | カテゴリー | 補正値 | 基本価格 | 効果・適材 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 性能 | 強度 | ||||||||
| 棍棒 | 32 | 4 | 2 | 7 | 骨製品 | 0 | 10 | 腕力+5、知力-5、精神-5 デッドストーン、ペギークリスタル、粘糸 | |
| +1 | 強化翼片、風切 | ||||||||
| +2 | 怪魚の石鱗 | ||||||||
| +3 | 冥界毒爪 | ||||||||
| +4 | 超銅金の塊 | ||||||||
名前は何だか頼りないが、【アンバージャック】と並んで本作最強の棍棒の一つ。
アンバージャックは改造ができず、入手にはお宝の地図とセーブ&ロードが求められるが、
こちらは攻撃性能で劣る代わりに改造可能、かつ【オールドキャッスル】で確実に入手できる。
ちなみに【スカーブ山】でも入手できるが、クライミングLv5が要求されるので低周回では難しい。
腕力+5・知力/精神-5の効果があるため、【ローザリア重装兵】等に就いたキャラクターに使わせたい。
【ローザリア術法士】に持たせるなら、何らかの装備で下がった知力/精神をフォローできるのがベター。
ただし、強ボスへのデバフ目的で使うのなら、耐性装備を削ってまでフォローする必要はない場合が多い。
先述の通り、アンバージャックと違って改造できるのが利点だが、同時に厄介な問題も付きまとう。
補強素材の【怪魚の石鱗】【冥界毒爪】はいずれもドロップ限定であり、どうしても入手に運が絡む。
また、この二つは防具に使用しても優秀な効果を発揮するため、ろばの骨への使用は躊躇してしまいがち。
【超銅金の塊】に至っては設定ミスで入手できず、PS2版の場合は実質的に適正補正は+4で打ち止めとなる。
適材が揃ったとしても、石鱗以外は強度を下げるものばかりで、普段使いしながら馴染ませるのはかなり大変。
【フェイント】や【みね打ち】を絡めつつ、【恐竜】を殴りまくって馴染ませてしまうといいだろう。
「鍛冶屋で強度を上げられない」という棍棒の特徴により、【樹精結晶】で強度補正+4にできないのも問題。
クラスレベル4では強度補正+3の【エレクトラム】でも消費EP0にできず、運用には定期的な補強が求められる。
一応、僅か10金という価格設定のおかげで、仮に耐久度を消耗させても格安で再補強ができるのは幸いである。
もし【バルハルモンスター】でレア素材の【------】を入手しているなら、使うならろばの骨にすべきだろう。
なお、リマスター版では設定ミスが修正され、超銅金の塊は勿論、ろばの骨自体もランダム宝箱で入手可能になった。
適正補正を+5にし、【補強材はずし】を使った際の攻撃性能は48。これは全武器でもトップクラスの高さである。
RSU
かつて【ツヴァイクバトルフェス】の報酬で手に入るメダルと交換で入手可能だった。
Sランクの棍棒という関係上、MSのように最強の武器には残念ながらなり得ない。