RS1
地名
北バファルの一地域。【ローザリア】と【バファル帝国】の国境に当たる。
周囲を海や川が造る浸食涯に囲まれた天然の要害且つ、大陸間を結ぶ要衝であり、ローザリアからは守りやすく、バファル帝国からは攻めづらい地形となっている。
この地勢ではバファル帝国が失陥したのも已む無し、かつてはバファル領だったが、ローザリアの独立により現在はローザリア領に属している。
現イスマス侯【ルドルフ】を筆頭としたイスマス侯爵家のローザリア王家への忠誠心は非常に高く、王家がこの地の政治にいかに大きな気を配っているのかが良く分かる。
またそのローザリアによるこの地の盤石な支配の一方で、帝国側から見てイスマスと対峙する最前線の要衝である【ローバーン】の公爵、【コルネリオ】が帝国内で大きな権力を持つことが、物語の大きな背景の一つとなる。
【アルベルト】と【ディアナ】の故郷であるイスマス城のほか、【サルーイン】の封印の地である【ラストダンジョン】が【ひがしのどうくつ】内に存在する。
イスマスの地下で1000年にわたってサルーインを封じてきた封印が遂に綻び、イスマス城壊滅を初めとする異変が世界各地を襲い始める…というのが本作開幕時の状況。
防具
MS
かつて【レリア2世】が北バファル遠征をする際、帝国民の支持固めをするためのモニュメントを兼ねて北バファル支配の礎として作った城*1。それまでは剣呑な荒野であったらしい。
南北バファル大陸の境目にある土地に建てられており、周囲は起伏のかなり激しい不安定な地形が特徴。
ローザリアがバファル帝国から独立して以来、何度もローザリア領とバファル領を行ったり来たりしている政治的に極めて不安定な土地。
【ナイトハルト】が【ディアナ】にプロポーズしたのは、彼女への好意が大前提にあるとはいえ、こうした政治的事情でイスマスの地固めをする狙いもあったという。
このような地であるため外敵への襲来には敏感で、監視塔などの警備体制は万全だったのだが、【ミニオン・ヘイト】の細工は人間が想定する防衛策を飛び越えたものであり、突然地面から湧いたように防衛ラインの内側に大量のモンスターが出現し、混乱の中で滅亡した。
ゲーム中で頻繁に往来するエリアに位置し、ワールドマップでの移動がイスマス経由になる場合も多いのだが、その際にイスマスのフィールドマップへ入って移動が中断される現象が「イスマスブロック」と呼ばれて嫌われている。
その嫌われっぷりは相当なもので、リマスター版の残念な点に「イスマスブロックが直っていないこと」を挙げる声もあるほど。重要ポイントはワールドマップに別途マーカーを設け、通常は素通り可にしていれば良かったかも知れない。
バファル・ドライランドやローザリア・リガウ島の移動などでは、地図上の距離では遠回りになるが、一旦クジャラートのどこかへ入ってから移動し直す方が操作も所要時間も少なく済む。
壊滅したイスマス城内でアルベルトの父ルドルフの日記を読んでいた場合、オープニングイベントが一度だけ【ナイトハルトと邪神の文様】に挿し替わり、【ナイトハルト】が崩壊後のイスマスを調査するシーンになっている。
また、【パワーデビル】が固定配置されている箇所の奥には宝箱が2つあり、リマスター版では【「オレはこれからどうしたらいいんだ?」】のイベントでアルドラを連れてくると追加で【アルドラの杖】が手に入る。