【ソヤイ】

Last-modified: 2025-08-20 (水) 21:05:27

SEB

【カマラ】の民が言う外来人のこと。
【17の世界】の多くが外来人を特定の呼び名で呼ぶ傾向にあり、カマラの場合はこの呼称なのだが、これに関してはちょっと独自の意味も含んでいる。
 
この世界は「生命の中核」かつ「生贄を必要」としながらも「寿命が極めて短い」という【エプイケの花】の維持のみで生活サイクルが形成されている。
エプイケの花になる候補として選ばれたイメル族の民は、外来人を招いて共に3つの試練を越えることでエプイケの花になることができる。
「ソヤイ」とはこのときに外来人に与えられる呼称で、花を咲かせるための送粉者を意味する。
なお、「招く」というのはカマラの側の認識で、少なくとも主人公らは「自分の意志で来た」つもりである(「気づいたらカマラにいた」というソヤイの話も作中にある)。要するに「強制的に向かわされる」ことは無いのでプレイヤーとしては安心。
 
ソヤイとして選ばれた主人公は、バトルで勝利する「力の試練」に勝ち、植物の種を植える心を試す「慈愛の試練」を見守り、【リトグラム】を解く「知恵の試練」に挑戦する。
そして候補者がエプイケの花として植えられるまでを付き合うことになり、ソヤイとしての使命を終えてこのワールドから解放される。
魔物との戦いも含まれる危険な旅であり、ソヤイが命を落とすこともある。
エプイケの花の寿命の短さは、花が咲いた瞬間にすぐ次の候補者が選ばれるという一点で説明が利くだろう。実際、主人公以前に数万人のソヤイがこの地に現れ、その数だけエプイケの花が咲いては枯れを繰り返してきた。
1人の候補者に1組のソヤイという考えがあるため、次の候補者が現れても続いて付き合うことは不可能。