SEB
概要
本作の舞台。その名の通り勝手の異なる世界が17種。まとめて「連接世界」とも呼ばれる。
【人間】が統治する世界もあれば、【メカ】や【魔女】・【吸血鬼】などが統治する世界もある。
【連接領域】によって互いに繋がっているが、そのことを本作の人物たちはほとんど知らず、別の世界のことを「異世界」と認識している。
しかし連接領域を通して互いの行動が互いに影響しているという。
過去作におけるサガ2の【9つの世界】やSF1の【リージョン】に近い概念と言える。
ただ、17の世界とは連接領域から行ける世界の一部に過ぎず、天界の男たちが管轄としていない領域もあり、【ディーヴァ ナンバー5】以外はエンディングにて新たな世界へ旅立つ形で終わる結末もある。
連接領域からどこの世界に通じる扉に向かえるかは主人公・周回数等によって異なる。
ただし、1周の中で17の世界全てを訪れる必要はなく、そもそも1周で17の世界全てを訪れることは不可能。
クリアまでに訪れる(ことができる)のは、少なければ3個・多くとも12個程度である。
なお、キャピトルシティとミヤコ市が実は同一世界上にあることが語られていたりなど、厳密には「別の世界」と言い切れないものもあるようだ。
連接領域の扉がつながっている場所を1つの世界とカウントしている、と考えればいい。
すべての世界を訪れたことのある主人公には【ダイレクトジャンプ】が解禁され、連接領域から好きな世界へ自由に行けるようになる。
サガシリーズのうち多種多様な世界を渡り歩く世界観の作品のなかでも、本作は特にその幅が広く、いわゆる「戦いの準備をするための施設という意味合いの町」を置く余地さえない世界がほとんどを占める。
町が表面上平和で戦いの準備をする形態になっていない・そもそも人間の版図の常識がまるっきり通じないなど理由はさまざま。
そのため従来のキャラクター強化要素はメニュー画面にゲームシステムとしてほぼ組み込まれている。