概要
通常より高速で移動すること。
RPGでは通常の移動速度とは別にダッシュ移動が出来るようなシステムが搭載されているものも多い。
通常移動と異なり長距離の移動に向いている反面、細かい操作がしづらいというデメリットがあるものの、デメリットとしてはそれだけであるものが多く普段はダッシュ、たまに通常移動といった具合に通常と高速というよりは、低速と通常という運用がされることも多い。
サガ1(WSC版)
キャンセルボタン押しっぱなしで倍速移動が可能。オプションで常時ダッシュも可能。
サガ2DS・サガ3DS
基本的に普通の移動がダッシュ状態になる。決定ボタン押しっぱなしで歩行も可能。
RS1(WSC版)
キャンセルボタン押しっぱなしで時間の流れを倍速にする。そのため敵味方とも移動速度が倍になる。
RS2・RS3
Bボタンを押している最中はダッシュとなる。
ダッシュ中は移動速度が上がるというのは概要記載の通り。
ただし、これらの作品ではダッシュ中には町や一部の屋外ダンジョンを除いて「敵シンボルの視認が困難になる」というデメリットがある。
RS2では視界が狭まり、RS3では敵シンボルが影を残して透明になる。
ダッシュ中にこれらの現象が発生するエリアではダッシュ中に接敵すると強制的に敵のバックアタック扱いとなる。
そのため、ダンジョン内でダッシュを利用する場合には接敵には十分注意したいところである。
ダッシュ中には一部の1マスだけ開いたマスをジャンプで飛び越えられるという効果がある。
RS2では【南のダンジョン】や【サラマット】、【大氷原】ではこの飛び越えを活用する場面がある。【沈んだ塔】の落とし穴などは飛び越えられないので注意。
RS3でも【水晶の廃墟】などでみられる。
リマスター版では【オプション】で「Bボタンを押し続けている間だけ」ダッシュ状態にするか、通常移動にするかを切り替えることが出来るようになっているが、あろうことか、デフォルトは「Bボタンを押し続けている間だけ通常移動」となっているため、普通に移動しているつもりが陣形を乱され続ける、という混乱状態を招くことになっている。
ダンジョン内でダッシュを多用するのはあまり望ましくないため、基本的にはSFC版と同じく「Bボタンを押し続けている間だけダッシュ」にしておくほうが無難だろう。
同じく、リマスター版では追加クラスの【忍者】が【ダッシュリング】というダッシュ中の視界の狭まりを緩和する装備品を装備している。
これにより、ダッシュ中でも遠くまで見えるようになるが、接敵したときのデメリットは一切変わらないので注意。
なお、据置機版、携帯機版ではダッシュ中の視界の狭まりがなくなった。ただ、接敵したときのデメリットは一切変わらないため、ダッシュリングの追加効果が無意味になってしまったことと、デフォルト設定がダッシュだと気付かずに本当に意味も分からず陣形が乱されまくりという事態を引き起こしかねなくなっている。
SF1・SF2
キャンセルボタンを押している間はダッシュとなる。これらの作品でのダッシュはかなり速い。
そのまま敵シンボルに突っ込むと敵からのバックアタックと同じ扱いをされるが、視界などについては特にデメリットが発生しない。
ダッシュ中には一部の狭い隙間をジャンプで飛び越えられるという効果も相変わらずある。
SF1では【襲われたキグナス】のイベントでダッシュ必携の場面も。
SF2ではこの状態で敵に接触すると、バックアタック(60%)より乱戦になりやすい(80%)。
MS
左スティックを倒している最中はダッシュとなる。ダッシュ中にのみ作動する落とし穴があるため、歩行が必要になる場面も。