SF2
平凡なディガーが【ロベルト・ビラス】を雇って吹っかけた取り分。
もともと【ロベルト、九死に一生】のシナリオで登場するこのディガーは才能としては平凡で、そうそうお宝を見つけられない腕前であった。
そして【ディガー】と【ヴィジランツ】は報酬を決められた割合で折半する慣習になっており、ディガーの儲けが少なければヴィジランツも運命を共にしてしまうため、誰と組むかがとても大事。
つまりロベルトは必然的にその日暮らしさえやっとの状態であり、そこにきてこんな言い分で取り分を吹っかけられたのだから「なんか微妙に条件悪くないか?」とボヤくが、それは当たり前。
通常、取り分は6:4が相場であり、碌な腕もないディガーが要求していい割合ではないのである。