RS1
主人公限定の要素であり、【キャラクターメイキング】の中核。
初期設定で父親・母親の能力を決定するが、この能力によって以下の要素が変化する。
特に異性の親の影響を受けやすい。
具体的な成長率はRomancing虎の巣にて。
設定ごとの特徴
- 戦士(父親限定)
- 伸びやすい腕力と、とにかく打たれ強いのが特徴。
器用さが伸びにくいので、イメージに反して斧の使用には向かない。
素早さの成長適性が無いので、組み合わせによっては冒険後半で苦労することになる。 - 主人公キャラ:グレイ(父親)、ホーク(父親)、シフ(父親)
- 伸びやすい腕力と、とにかく打たれ強いのが特徴。
- 女戦士(母親限定)
- 戦士を少し素早さ寄りにした形。同性親、異性親共に一考に値する。
- 主人公キャラ:クローディア(母親)、シフ(母親)
- 聖戦士
- 女戦士が腕力・素早さ適性の代わりに知力を取った形。魔法防御が高い。
素早さの成長適性が無いので、組み合わせによっては冒険後半で苦労することになる。 - 主人公キャラ:アルベルト(父親)
- 女戦士が腕力・素早さ適性の代わりに知力を取った形。魔法防御が高い。
- 武闘家
- 物理アタッカーとしてのバランスが取れているので、同性親、異性親共にメイキングの軸となる。
- 主人公キャラ:ホーク(母親)、アイシャ(父親)
- 魔戦士
- ザ・平均。両親ともに魔戦士にした場合は初期術法も覚える。器用貧乏と取るか、器用万能と取るかは人次第。
- 僧侶
- 聖戦士が更に知力に寄せた形で、知力と魔法防御が高い。片方でも親にすれば初期術法を覚える。
素早さの成長適性が無いので、組み合わせによっては冒険後半で苦労することになる。 - 主人公キャラ:アルベルト(母親)
- 聖戦士が更に知力に寄せた形で、知力と魔法防御が高い。片方でも親にすれば初期術法を覚える。
- シーフ
- 物理攻撃適性は全方位最高。その分他はからっきし。
シーフ×シーフは攻撃面は強いながらも、HPも伸びなければ術法攻撃にも弱いと弱点も多いため、両親の組み合わせで補い合いたい。
しかし、「やられる前にやれ」というゲームバランスなので、愛用するプレイヤーが多いのもまた事実。 - 主人公キャラ:ジャミル(父親・母親)、グレイ(母親)
- 物理攻撃適性は全方位最高。その分他はからっきし。
- 詩人(父親限定)
- 術士系の親で、あんまり強くなさそうな名前ながら、意外と物理アタッカーもできる。
術士キャラは素早さと知力の両立が難しいので、この詩人を活用したい。 - 主人公キャラ:クローディア(父親)、バーバラ(父親)
- 術士系の親で、あんまり強くなさそうな名前ながら、意外と物理アタッカーもできる。
- 魔術士
- イメージと裏腹に、知力特化ではなかったりする。片方でも親にすれば初期術法を覚える。
素早さの成長適性が若干ながらあるので、初期術法も相まって、術士キャラを作るならば最有力候補か。
- イメージと裏腹に、知力特化ではなかったりする。片方でも親にすれば初期術法を覚える。
- 占い師(母親限定)
- 実は最も知力に特化した職業。術士キャラを作るなら考慮に値する。
素早さの成長適性が無いので、組み合わせによっては冒険後半で苦労することになる。 - 主人公キャラ:アイシャ(母親)、バーバラ(母親)
- 実は最も知力に特化した職業。術士キャラを作るなら考慮に値する。
おすすめの組み合わせ
バランス考慮
- 先制物理アタッカー
- (異性親)シーフ × (同性親)武闘家
- ピーキーすぎるシーフ×シーフを少しマイルドにした形。この程度の素早さ適性があれば、十分にイフリートやフルフル相手にも先手を取れる。さすがにサル様は運。
ところでこのゲーム、成長適性ゼロと1の差がとても大きい。
この組み合わせであれば、ガラハドを生き返らせた後の復旧もすぐに終わる。
- ピーキーすぎるシーフ×シーフを少しマイルドにした形。この程度の素早さ適性があれば、十分にイフリートやフルフル相手にも先手を取れる。さすがにサル様は運。
- (異性親)シーフ × (同性親)魔戦士
- 上述の通り成長適性ゼロと1の差がとても大きいため、若干素早さ適性は落ちるが、同性親魔戦士もおススメ。
グレイより素早いため、まだまだ先制率は確保できている。
この組み合わせのいい点は、知力や精神の適性がゼロではなくなるところ。
もちろん魔法防御力が上がるのも嬉しいが、主人公であれば何かと術を使う機会があるので、よりオールマイティーに活躍できるようになる。
- 上述の通り成長適性ゼロと1の差がとても大きいため、若干素早さ適性は落ちるが、同性親魔戦士もおススメ。
- 耐久物理アタッカー
- (異性親)武闘家 × (同性親)魔戦士
- 腕力の成長適性最大を維持したまま、耐久面の成長適性を大きく向上させた形。
そこそこの素早さの成長適性も確保してある(クローディアと同等)ため、最終的な先制率もある程度期待できる。
耐久型だけあって精神の適性に気を配っている点が一番のポイントだが、知力もほんのり成長するので、術適性がゼロではないのも嬉しい。
いつも親がシーフなことに飽きた人や、「この人の親がシーフなのはなぁ。」と思う人向け。
- 腕力の成長適性最大を維持したまま、耐久面の成長適性を大きく向上させた形。
- 術士
- (異性親)占い師 × (同性親)詩人 or (異性親)魔術士 × (同性親)占い師
- 知力型。
下げてもなんとかなる限界まで素早さの成長適性を下げた代わりに、知力を伸ばした形。
両親だけ見れは、女はミリアムと同じ組み合わせ。
素早さの成長適性はミリアムと同じ、知力の成長適性はミリアムを上回る。術法縛りプレイなどにどうぞ。
- 知力型。
- (異性親)魔術士 × (同性親)詩人 or (異性親)詩人 × (同性親)占い師
- 素早さ型。術士は素早さと知力の両立が難しいシステムになっている。
女の場合はそのままバーバラ。術士を名乗れるギリギリの知力に、ある程度敵に先制できる素早さを両立。
もう少し素早さを下げても良いなら、更に魔力の上がる魔術士×魔術士も悪くないが、ならばいっそ知力型にした方が楽しめそう。
- 素早さ型。術士は素早さと知力の両立が難しいシステムになっている。
- アルベルト
- (父親)詩人 × (母親)武闘家
- 「レフトハンドソードを上手く扱いたい」「貴族なのに親がシーフなのは嫌だ」「両親とも同じ職業なのは嫌だ」
を贅沢に何とかしてみた組み合わせ。
グレイと同じ腕力適性と素早さ適性に加え、HPも知力も精神も成長適性がゼロではないので、主人公らしい活躍が期待できそうだ。
- 「レフトハンドソードを上手く扱いたい」「貴族なのに親がシーフなのは嫌だ」「両親とも同じ職業なのは嫌だ」
バランス度外視
- 序盤HP重視型
- (父親)戦士 × (母親)女戦士 or (父親)戦士 × (母親)聖戦士
- 開始時のHPを最も高くし、初期装備も高性能にした組み合わせ。父親は戦士固定だが、母親は女戦士か聖戦士かを選べる。
サガシリーズひいてはRPGに不慣れな初心者が、自由度の高い本作の序盤を切り抜けるにあたりリスクを低減させるプラン。
慣れない人が序盤で崩れてはすべてがおしまいだからである。
女戦士を選んだ場合は素早さ適性が、聖戦士を選んだ場合は知力適性が得られる。
どちらを選んでも耐久面での差はないので、女戦士を選んでおいた方が将来性はある。
しかし女戦士を選んでいても素早さには十分な適性がないため、中盤あたりからは素早い仲間を優先して勧誘し、行動速度の遅さを補おう。
必ずしも上記の組み合わせが推奨ではないということを念頭に置きつつではあるが、両親で最序盤の難易度が激変するのは、以下の主人公たちだろうか。- ジャミル
鎧の種類+初期HPが、開始直後から強い設定となっている雑魚たちの脅威度を変える。
少なくともジャミル編の初期イベント中は、エンカウント直後に敵編成を見た時点でリセット判断をする別ゲーだが、上記の組み合わせだと、【ブロンズアーマー】と【アクス】、そして【ダウド】に渡せる余剰のアイアンソードのおかげで、大ハズレ編成を引かない限り互角以上に戦える。
まるで別ゲーの別ゲーをやっているような気分である。 - ホーク
最初期に囲まれることになる固定敵の海賊が、ホークにそれなりの腕力を要求してくるので、術士型だと苦しい。
術士型でさえなければ、最初から仲間にいる【ゲラ=ハ】の初期ステータスが高いので、割とどうにでもなる。 - アイシャ(ただし、バグ技【ナイトハルト連れまわし】に挑戦する場合に限る)
ブロンズアーマー+高HPは、開始直後から強い雑魚たちの猛攻をしのぎ、なるべく初期腕力を高くすることで、ダメージを与える能力を担保する。
少なくとも、ブロンズアーマーが手に入る組み合わせは、リセット地獄に耐えられる人でなければほぼ必須。 - シフ
独力で強いボス3体を相手にしなくてはならないシフが、戦闘回数という意味ではおそらく最も顕著な影響を受ける。
ただ、ボスに負けても全滅扱いにならず、修行を促すセリフが出るだけなので、楽しむつもりでゲームを始めた人ならばあまり問題にはならないだろう。
- ジャミル
- 開始時のHPを最も高くし、初期装備も高性能にした組み合わせ。父親は戦士固定だが、母親は女戦士か聖戦士かを選べる。
- 先制特化物理アタッカー
- (異性親)シーフ × (同性親)シーフ
- ジャミルの成長率をそのまま主人公に適用したもの。
終盤、イフリートやフルフルといった一撃全滅級の攻撃を仕掛けてくる相手に、先手で補助術をかける・先手で逃亡するといった立ち回りができる。
このランクの相手になると行動速度を妥協するわけにもいかず、パーティ自体の生存率を高める意味でも有効な選択。
その分、本人の耐久はお察しであり、せめてHPを伸ばさないと打たれ弱さがより如実に出る。
移植版では残りHP1にして戦闘を重ねるなどのフォロー手段があると補える。ピーキーな設定にはピーキーな運用こそが相性がいい。
また、ハヤブサキャンセルが使えない移植版ではレフトハンドソードのポテンシャルを活用するにはこの組み合わせの左利きがもっとも有効になる。 - その意味ではシフなどの「タフであることを前提にしたキャラ」がこの組み合わせを選ぶと序盤が最難関の一角と化すので要注意。
そのシフ編では、特に【シリリーファズ】が問題で、HPが成長してない状態で戦うと最大HPからヘルファイア1発でオーバーキルされるほど。
次の【バルバル】との戦いもブロンズアーマーを購入するなどして戦力を補強しないとかなり難しい。
- ジャミルの成長率をそのまま主人公に適用したもの。