【異次元ネコ】

Last-modified: 2025-11-24 (月) 17:24:35

SEB

【デルタベース】の緑一族が捕獲して研究対象にしようとしているネコ。
周囲の魔物を自分と同じ姿に擬態化させるという厄介な能力を持っていて、それで研究員が間違って魔物に襲われる事件が発生したことがある。
磁界に影響されて体の向きが右向きになるそうで、もし反対の左を向いていればそれは擬態した魔物なのだが、それ以前に鳴き声がぜんぜん違う
緑一族は生命の研究をしているようだが、魔獣の唸り声とネコの鳴き声の聞き分けができないというとんだ大ポカをやらかした。
 
このネコは「シュレ」「ディンガー」の2体いるのだが、「1匹で2匹、2匹で1匹、死んでいるけど生きている、居るけど居ない、死のないネコ」という特徴があると説明される。ネコは1匹なのだが、2匹同時に存在していて、量子力学的な関係性にある。
厄介な特徴があり、通常の方法では触れることができないが、オリハルコン製の首輪が填まっているため捕獲できる。つまりこの量子力学的な状態をオリハルコンでコントロールしているらしく、もしそうならエネルギーを採取しても減らない永久機関めいたものを目指して研究しようとしているらしい。
 
ところで、最初にこの首輪を誰がどうやってつけたのか? 謎は深まるばかりである⋯。