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【スカーレット・グレイス】を得た【ウルピナ】の結末の1つ。
ウルピナ
「私は「スカーレット・グレイス」を得ました。
私が、新たな帝国の支配者に選ばれたのです。
私はユラニウス家の人間として、
この重責を担うことを宣言します。」
モンド
「姫、それは御本心でしょうか?」
ウルピナ
「そうよ、モンド。誰かに操られたり、言わされたりしている
わけではないわ。これは義務なのよ。千年続く帝国を
作り上げる義務が、ユラニウス家には課されています。」
モンド
「では、このモンド。先駆けを
務めさせていただきます。」
ウルピナ
「守役の任は解くわ。
存分に働きなさい、モンド。
さあ、皆も新しい帝国の為に
戦うのです。行きなさい!!」
この時のウルピナの肩書は「緋の恩寵授かりし者」。
かつての帝国跡地である【帝都アスワカン】で、帝国の引き継ぎを決意する。
スカーレットグレイスに【皇帝】になる超常の力が込められていることの真偽は、このシーンを以て真と言えるだろう。