SCP-106

Last-modified: 2019-09-28 (土) 17:50:13

概要

Object Class: Keter
SCP-106は年配の人間の姿であるように見え、一般的には腐敗が進んでいるのが見られます。
その外見は変化する場合がありますが、"腐食"の性質はどのような形態でも常に見られます。

SCP-106が接触する全ての固形物に"腐食"効果を引き起こし、接触後数秒で対象の物理的崩壊を引き起こします。
これは、錆び、腐敗、材料のひび割れや、SCP-106を覆っているものに似た黒い粘液状の物質の発生として観察されます。

SCP-106は固形物を通過することができ、腐食性の粘液の大きな跡を残します。
SCP-106は"ポケットディメンション"に入ることで固体の中に"消える"ことができます。
そして、SCP-106は最初の入り口につながっているどの場所からでもこのディメンションから出ることができます(例:部屋の内壁から"入り"、外壁から"出る"。壁に入り、天井から出る)。
これがSCP-106の原点なのか、それともSCP-106によって作られた単純な"隠れ家"なのかは不明です。

対処法

どんなところでも出現する危険なSCP。壁も貫通してくるため、確認したら早くに逃げよう。
ヌメヌメとした不快な水音がしたら出現の予兆である。
もし捕まっても、即死ではなくポケットディメイションに放り込まれるので、
生存のチャンスはある。
だが、触れられた時点で要治療の深刻なダメージを受けてしまうので、
治療手段が無いのであれば逃げるのが最善手だろう。

SCP106は、この施設にある収容場に隔離することができる。やり方は、
収容場のレバーを下げてSCP106をおびき出し、もう一つのレバーを下げるだけ。
ただし、チャンスは一回。それと、捕まえたままだとENDaが見れないので注意。