概要
Object Class: Safe
SCP-914は巨大なぜんまい仕掛けの装置で重さは数t、18m2の広さがあり、ネジ、ベルト、滑車、歯車、バネ、その他ゼンマイでできています。
非常に複雑で8000000以上の可動部品がありそのほとんどが錫と銅ですが、なかには木材や布も材料として確認されています。
観察と調査の結果、"選択パネル"の"仕掛け"以外に電源などの動力源で動いている様子は見られませんでした。
"入力"と"出力"と書かれたラベルが貼ってある3m×2.1m×2.1m(10ft×7ft×7ft)の2つの大きなブースが銅のチューブを通じてSCP-914本体と繋がっています。
ブースの間には小さな矢印の付いた大きなノブのある銅のパネルがあります。Rough、Coarse、1：1、Fine、VeryFineにノブを回すことができます。
ノブの下には大きな"かぎ"がありそれが"仕掛け"を動かします。
入力ブースにものを置くと、ドアが閉まり、小さな鈴の音がなります。ノブをいずれかの場所にセットしキーを回すと、SCP-914はブースに入ったものを"改造"します。
この過程でエネルギーは一切失われず、出力ブースのドアが開けられるまで改造されたオブジェクトは静止状態にあるようです。
厳しい観察と実験を繰り返してもSCP-914がどのように動いているのか解明できておらず、"改造"中のSCP-914の中の様子も確認できていません。
改造するものの大きさによって改造時間は変化し、5分から10分の間に終了します。
ゲーム内での効果
SCP-914の部屋にアクセスするためにはレベル2のキーカードを必要とします。部屋の大部分はSCP-914自身によって占められています。
プレイヤーはブースの中に入りインベントリから任意のオブジェクトをドラッグすることでSCP-914の「Intake」ブースの中にアイテムを落とすことができます。
その後、パネルの上のノブを回して5つの異なる設定のいずれかを選択できます。
設定の選択が終了したら、フロントパネルの下部にあるキーを回して下さい。
しばらくするとドアが開き、設定によって改造されたアイテムが「Output」ブースに置かれています。
ただし、アイテムの精製が完了する前にプレイヤーが封じ込めチャンバーを離れると、プレイヤーがチャンバーに再び入るまでブースは閉じたままになります。
各設定はSCP-914に置かれた各アイテムの結果に影響します。
SCP-914の各設定の効果は以下の通りです。
"Rough"
多くの場合、アイテムを解体して破壊します。
"Coarse"
アイテムをより洗練された部品に分解します。
"1：1"
少なくともほぼ同じ用途と機能のアイテムを提供します。いくつかの特性はわずかに変更されるかもしれません。
"Fine"
アイテムを洗練し、通常は異常な機能でそれを改善します。
"VeryFine"
通常、非常に異常なバージョンのアイテムを提供します。いくつかの項目は致命的になる可能性がありますが、いくつかはそれらのデフォルトまたは「Fine」対応物よりも役に立つかもしれません。
SCP-294によって生成された飲料を改造することも可能です。生成された飲料の内、瞬きメーター、スタミナメーターに影響を与えるものの場合、意図された効果とその効果の持続時間の両方を、「Fine」設定では2倍に、「VeryFine」設定では4倍にするでしょう。飲み物の色はランダムに変化します。ただし、「VeryFine」設定で改造された飲料はすぐに爆発する可能性があります。
素早く鍵を回して「Intake」ブースに入ると、プレイヤーはSCP-914の影響を受けます。効果は以下の通りです。(マウスドラッグで反転して下さい)
Rough･Coarse～死亡します
1：1～マウス操作が反転します
Fine･VeryFine～移動性能が大幅に向上しますが、数秒後に死亡します