マギアアーマー

DCが作った6m級小型ロボ。パワードスーツの一種でありながら小型機動兵器でもある。
全身が圧倒的なマテリアル変成器かつ硬質形状記憶合金で構成されているので、搭乗者を認識システムでスキャンする事によって搭乗者に最も合う機動兵器に能力が変化するという珍しい性質を持つ。厳密にはパーツを分子レベルに組み替えて瞬時に変形させているので、外見や機能が異なる。
大きさの背景には量産を前提としたコスト軽減がある。
全機に共通する武装として、機体を浮かせる高出力ブースターに、搭乗者に合わせて腕がウェポンアームに変形したり全身が変形したりする。さらに搭乗者によって能力が変化するという特性を持つ。
動力は基本的に電力稼働であるが、アサルト・リアクターを用いて他のエネルギーを依代にして稼働させることも可能。
搭乗の際には腹部装甲が中央から横に開き、梯子が展開。それを登って搭乗する。
仮に複数人搭乗している場合、機体をコントロールしている人物の改造優先される。複数の魂が混在している場合、身体の主導権を握っているほうの改造が優先される。
内装は自在にカスタマイズ可能であり、他の量産機であっても搭乗者を認識することでメモリーがリンクされるので、別機だろうと本人が施した改造が引き継がれる。逆に言うと乗り手がいなければ遠隔操作はおろか自立活動すらできない。OSに疑似人格や心に関するプログラムがあれば一定時間の遠隔操作を可能とするが、逆に言えば搭乗者の意思を無視して暴走する危険性もある。
本機はOSが性能の大半を担っているので、電子系が強い者の内部OSカスタマイズにより地形などでも優位性を保てる。

保有者

共通システム

• 【ニーベルング】
  搭乗者の思考や身体感覚を機体制御に反映して動く専用インターフェースシステム。端的に言えば「乗り込めば操縦する必要が無い」ということであり、反応速度が非常に高く、操縦も容易なものとなる。操縦桿に設けられた左右の指輪に指を通すことで起動し、両肩・両脇腹・両膝に「マギアズコネクト」という鎖を打ち込むことで、搭乗者と一体化する。
  所謂思考制御型の操縦タイプだが、本質的には機体と融合するタイプであり高性能な機体ほどよりそちらに近づいてゆく。機体の受けたダメージや痛みがパイロットにフィードバックされるが、特筆すべきは通常の肉体感覚もフィードバックされるという点。それに伴う精神的重圧に耐えることが出来なければ操縦すらままならない。精鋭パイロット達ですらその違和感から泣く程であり、変形する機構になる場合その身体が違う『物』になると言った感覚を受け入れることが必要となってくる。痛みのフィードバックを軽減するものは機体に備わっていない。
• 【アブソリューター】
  パイロットの意志で自由に張ったり消したりできるバリア。何を通して何を通さないかという事もコントロールできる。そのため、外からの攻撃はシャットアウトしつつも、中から狙撃するといった芸当が可能。防げるものの種類や耐久力は個人差があり、心の弱い者は通常兵器すら防げないような貧弱な防壁を晒す羽目になる。反面、心の強さによっては光や熱、電子などまで通さなくなり、通信やレーダーによる探知も遮断してしまう程。応用すれば壁で叩き潰すような攻撃に転用することも可能であるが、最低限の防壁の強さが保証されている場合に限られる。
• 【流体制御システム】
  固まったり液体に戻したり出来る流体を駆動系に用いている。これにより形成される強靭な筋肉群が直立二足歩行や召喚時の変形機構を実現している。動きに柔軟性があるほか、一部機体は顔の表情を変化させることもできる。特に動きに関しては既存の機動兵器を大きく凌駕する運動性能を持ち、パイロット次第では人間のような動作をすることが可能。流体で動かしているため、内部まで貫くダメージを受けると流体が噴き出してしまうが、噴き出すと同時に硬化させることで敵を捕捉することも可能。
  機体に見られる赤い動力パイプのようなものは流体を循環させるためのものであり、硬化した際の強度は通常の装甲や流体部分を上回る。
• 【降着形態】
  パイロットの乗り降りを容易にするために、脚部を逆関節状に変形させて全高を下げる機構が内装されている。また、この機構は降下における着地時の衝撃吸収装置としても機能する。
• 【アサルト・リアクター】
  マテリアル変成器の一端。あらゆるエネルギーで稼働できる。
• 【ギガシウム超合金】
  硬質形状記憶合金。

無人機

コメント

• 最初の文のパワードアームの一瞬ってとこ...一種だろ? -- 雷鳴 2024-07-22 (月) 13:59:55
• まぁた同じミスをしたぁ…ダメみたいですね俺もう！ -- 灯翠 エル? 2024-07-22 (月) 21:44:56

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