灯翠 エル(Secret)

Last-modified: 2025-02-18 (火) 12:41:01

工事中

情報

読み方ひすい エル
ニックネームSC!灯翠エル
通り名【究極の進化体】
状態生存(?)
容姿灯翠 エル(Secret).pngPicrew「♡My💘Babyメーカー♡」

パーソナルデータ

特徴首の鈴に始まり、白いスニーカーや長袖に青い長デニム、手袋まで用意してある。
イメージカラー
性別
年齢不明
性格思いやりがあり穏やかだが時として辛辣な一面も
人称一人称:僕/二人称:キミ
体格129cm/129kg
好きなもの
嫌いなものネズミ
好きな食べ物どら焼き
嫌いな食べ物アイス
好みの人
嫌いな人異星人
恋人できたらいいな
得意演算処理
苦手精密動作
属性*1進化
武器・武装空気砲
能力秘密道具
IQ的な知能その気になれば全能にもなれる
戦術関連知識直接戦闘は素人同然
身体回復力ゲッター線により一瞬以上
弱点*2
出身どっかの地球
住んでる国不明
住所白紙の世界
職業飲食店のバイト
所属EXAS
種族ハイブリッドクローン
イメージBGMLast Impression

説明

別世界のエル?。秘密を支配するエル。どんな秘密をも認識し、先手を打つ。
異次元に持つポケットから未来の秘密道具を出す。なので現在には存在しないので、実物は彼からしか手に入らない。

関係者

偉業

セリフ

「もう、しょうがないなぁスクバな僕は。」
「テッテレー!」

戦闘情報

SEP--
格闘
射撃
技量
防御
回避
命中
陸適応S
空適応S
海適応C
宇適応A
罪悪度/KR*3C

能力(アビリティ)

  • 【ゲッター線】
    宇宙から降り注ぐ宇宙線の一種であり、主に生命の進化を促す性質・促そうとする意志を持つ。別の世界では人類という存在自体がゲッター線により生まれたりしている。このエネルギーは宇宙からゲッター線が無くならない限り無尽蔵であり、宇宙開発には最適のエネルギー源であったが、敵対存在用の切り札的な兵器として戦闘用に転用される。人工的な核融合を引き起こすことも可能であり疑似太陽も生み出せる。ゲッターロボが変形することができるのもゲッター線の進化による効果であり、ゲッター線によって金属が延び縮みしたり、金属チップが増殖するという現象を引き起こす。それによりとんでも変形や合体も可能となっている。ゲッター線に触れてしまうと宇宙の始まりから終わりまで全てを見通せてしまうが、悟りの境地どころかその境地を飛び越えて肉体や精神等が保てなくなり、ゲッター線へと変化してしまう。
    その正体は物質・時空間・自然物・進化・生命等の全てを司る存在であり、同時にゲッター線が生命を宇宙に広げていく機構としての側面を果たしている事も明らかにした。なお、死んだ生命・魂も再びゲッターの元に帰っており、死後にゲッターの使者として姿を現した者も少なくはない。
  • 【ゲッター合金】
    クローンである彼を形作る一種の形状記憶合金。
    これによって瞬時に傷を再生できる上に、合金の癖に人間そのものの柔らかさを持った肌を形成する事ができる。
    尚、ゲッターロボが変形することができるのもゲッター線による効果であり、ゲッター線によって金属が延び縮みしたり、金属チップが増殖するという現象を引き起こす。それによりとんでも変形や合体も可能となっている。
  • 【血鬼術:唯一絶対所有権】
    契約を行っていない存在が自分の道具に触れる事を禁じる権利。
    自分の道具全てに反応するので、自分の肉体も相当する。
  • EX-SYSTEM

技術(テクノロジー)

  • 倍培養液(バイバイン)
    何でも無限に増やせる道具。5分毎に二倍、四倍、八倍、十六倍(ryと指数関数的に増えるため、使い方によっては地球、どころか宇宙がヤバイ。
    因みに参考だが、1つのまんじゅうが5分ごとに倍になると、1時間で4096個、2時間では16777216個、それから15分も経てばまんじゅうは1億個を超し、3時間で68719476736個、4時間じゃ281474976710656個になる。
  • 実物可目等(じつぶつカメラ)
    写したものが後で実物として出て来る。
    悪用すれば何でも自分のものになるとんでもない道具。
  • 行当罰多里細菌工場(イキアタリバッタリサイキンメーカー)
    様々な働きをする細菌をお手軽かつ自由に作ることが可能というバイオテクノロジーな機械だが、名前の通り完全に行き当たりばったりな為狙った働きの菌が作れるとは限らず、あらゆる金属を腐食する細菌等、凄まじく危険な細菌を作り出してしまう可能性もある。
  • 巨大銃(ジャンボ・ガン)
    戦車を一瞬で破壊どころか吹き飛ばす大口径実弾銃。
  • 熱線銃(ねっせんじゅう)
    一瞬で鉄筋ビルを煙にしてしまう熱線を放つ、ライフルを思わせる形状の光線銃。
  • 地球破壊爆弾(ちきゅうはかいばくだん)
    対惑星級の戦略兵器。
  • 小型地球破壊爆弾(ミニちきゅうはかいばくだん)
    名前の通り小型の「地球破壊爆弾」で、爆発の規模はとても小さくなっている。
  • 銀河破壊爆弾(ぎんがはかいばくだん)
    対銀河級の最終兵器。その名の通り銀河全てを破壊する程の威力を持つ爆弾。
  • 超高性能爆弾(ちょうこうせいのうばくだん)
    外観は赤いスイッチが付いた黒い小さな球体だが、地球上で爆発すれば地球そのものが吹き飛ぶ程の威力を持つ。
  • 原子核破壊砲(げんしかくはかいほう)
    原子核を破壊する。原子核は中性子と陽子で構成されており、構成が不安定な原子が崩れることを「放射性崩壊」という。この際放射線が放出される。この現象を人体を構成する原子に引き起こす武器。つまり身体の物理的崩壊を引き起こすか、強烈な放射線障害により死亡する。
  • 広々本風(ひろびろポンプ)
    物の大きさや土地を広げることができる。狭い島や土地を大きくし、広々した場所での生活を送ることができるが、大陸を広げた結果として寒流と暖流がごっちゃになったり海の面積が狭くなって異常気象が多発したり洪水が起きたりする危険性が生まれる。
  • 次元爆弾(じげんばくだん)
    一度でも起爆すれば周囲の時空間が歪み、無理矢理別の空間にワープさせる。何かで守られていようが、座標空間ごとワープしてしまうのでもうどうしようもない。
  • 年月圧縮銃(ねんげつあっしゅくガン)
    長い年月を一瞬で経過させる光線を放つピストル。種を植えたばかりの畑に照射すればたちまち育って実が成り、鍾乳石に当てればタケノコのごとくニョキニョキ伸びていく。つまり、人間に向かって照射すれば猛烈な勢いで年を取って瞬時に白骨死体と化す。
    マイナスモードで使うとターゲットの時間が戻る。
  • 正確図表(せいかくグラフ)
    項目を書くことで正確にデータを表してくれるが、書きたすことで強引に書いた通りのデータになるようにする。
    上部のグラフタイトルの部分に数値化したいものを書き、下に比較の対象となる人間の名前を書いてスイッチを押すと棒グラフが現れる。
    棒グラフを不正に改竄すると、描き加えた部分の棒がグラフから出てきて、その書き足されたグラフの通りになるまで本人を無理やり特訓させる。
  • 進化退化放射線源(しんかたいかほうしゃせんげん)
    銃口にあたる部分から放射線を出すことで、対象を進化させたり退化させたりできる。
    ラジオを進化させればラジカセや腕ラジオに、犬や猫を進化させて人間並みの知能を持たせることが可能である。しかし、生物を進化させ続けると恐竜などになってしまうこともあるため極めて危険。また、知能を持った動物が反逆を起こし、世界を乗っ取られる可能性がある。
    それ以上に恐ろしいのは、対象を退化させられること。人間相手に放てば猿人に戻り、さらに戻って単弓類などに戻り、挙句の果てには原核生物にまで戻る。
  • 狂掌亜電波(クルパーでんぱ)
    相手の頭も体も弱くさせる電波。発信機は邪悪な形相をした1本角の悪魔の頭部を模したような形状をしている。作動すれば、影響を受けた者の目の焦点はあわず、1+1の足し算は大学の問題となり、運動レベルも著しく低下。料理の仕方、会社に行く道が分からなくなったりと、相手の頭も体も弱くさせる最早戦略兵器。
  • 未知遭遇機(みちそうぐうき)
    この機械を操作すると、宇宙に向かって電波が放射され、その電波を受けた宇宙人が自分の座標にやって来る。強制力は非常に強く、電波をキャッチした宇宙人はたとえ母星と地球が何百光年離れていたとしても、必ずやって来る。
  • 上下栗(あげさげクリ)
    これを手に持って、何をどのくらいの時間繰り下げ、あるいは繰り上げると宣言すると、その通りに自分の予定を行うことができる。だたし、同じ予定は一度変更したら、再び変更することは出来ないが、取り消しは可能。
  • 小型黒空(ミニブラックホール)
    ほんの小さなかけらを食べると、大食いができるようになる道具。ただし、容器に入ったブラックホール丸ごと全部を食べると、星一つを飲み込むほどの威力になるらしい。一応「ブラックホール分解液」という、効果を取り消す薬は存在する。食べたもの全部戻す副作用付きで。
  • 流星誘導傘(ながれぼしゆうどうがさ)
    気軽に流れ星を観測することが出来る道具だが、問題はその誘導地点が極めて狭すぎることで、誘導傘そのものの所目掛けてしか誘導できない。つまり、大気圏突入で燃え尽きないほどデカい隕石をウッカリ引き寄せてしまった場合、そのまま直撃する。デカいのが来たと思ったら急いで逆噴射ボタンを押して押し返す必要があるので一瞬たりとも気が抜けない。
  • 地球鉛筆(ちきゅうエンピツ)
  • 地球消御無(ちきゅうけしゴム)
    「ポラマップ地図」にこれら2つで地形を書き足したり、逆に消したりすると、実際の地形にもそれが反映される。
  • 天気決定表(てんきけっていひょう)
    特定の場所の天気を自在に変えられる。
    言うまでもなく上手く使えば極めて有用なひみつ道具だが、道具自体に性能の限界やリミッターが示されておらず、台風や干ばつ、豪雨といった災害を引き起こす事も容易。少なくとも町内に風速50m/sの暴風を吹き荒れさせるくらいは何ら問題なく実現可能
  • 世界変換機(せかいへんかんマシン)
    現実世界を完全に自分の思うがままに作り変えることができるというとんでもない代物である 。
  • 立体知恵金槌(りったいパズルハンマー)
    一見するとピコピコハンマーに見えるが、これに叩かれた物体は、立体パズルになる。ダイヤルを回すことでパズルのピースの数を調節し、完成されると元に戻る。しかし、逆に言えば元に戻すためには組み立てなくてはいけない。当然だが途中でわからなくなったりピースを紛失したら詰み。また、生物にすら使用可能であり、その場合はほとんどのパーツを組み終わってから喋り出す。
  • 祭風船(フェスティバルーン)
    この機械に開催したい祭りを紙に書いてこの機械に入れればそのお祭りが開催される。ただし祭りの名前を内容にむすびつけて正確に書かないと、別の祭りになったりすることもある。
    祭りの内容によっては文明を崩壊させるレベルの祭りをやることも可能。たとえば戦争祭りや、殴りあい祭り、血祭りなどなど。また複数同時開催も可能。
  • 呪可目等(のろいのカメラ)
    写真を撮った相手の人形が出現し、その人形に加えた事が本人にも影響するカメラ。いわば、痛覚が対象に直接効く藁人形。この道具でできた人形が壊れたら本体もバラバラになる。遠回しに生殺与奪の権を他人に握られている状態になる。
  • 自動殴打霧(じどうぶんなぐりガス)
    ガスを硬い物に吹き付け、その硬い物にぶつけさせたいものを言うと、どんなに離れていてもそれが全力ダッシュしてきて自ら頭をぶつけるという道具。
    ぶつけさせたいものはひとつにつき1種類しか指定できないが、専用のマイクを使えば他のものも指定可能。
  • 悪魔許可証(あくまのパスポート)
    提示さえすれば何をしても許してもらえる究極の免罪符。少なくとも親告罪の類はやり放題になる。
  • 私物化霧(あなただけのぶつガス)
    このガスを吹き付けられたものは吹き付けた人のモノになってしまい、他者の干渉が不可能になる。人に吹き付けた場合NTRどころか、人権完全無視の強制労働だって可能。
  • 言成帽子(イイナリキャップ)
    矢印マークの送信帽と、レーダーマークの送信帽の2つからなる道具で、受信側は送信側の言いなりとなり、逆らうことは絶対にできなくなる。つまり、相手を自分の奴隷にすることができるというとんでもないものである。ただし、もみ合うなどして自然に取れる、誰かに取ってもらうなどの要因で脱ぐことは可能。それができなかったらやばいだろうが、最後のセーフティは組み込まれているようだ。また動物が帽子をかぶった場合、送受信どちらであっても人間の言葉で話せるようになる。
  • 魂吹込銃(たましいふきこみじゅう)
    後ろの口当てに息を吹き込みながら引き金を引くことで、自分の魂の片割れを対象に打ち込み、相手の体を乗っ取る非常に悪質な道具。撃たれた相手は虹彩が真っ白になり、思い通りに動くことは勿論、好き放題にセリフを言わせることも可能。相手の体に魂の片割れを憑依している間は視聴覚を共有しているため、操っている相手を動かす事で遠方の相手を探す事も可能。それこそどんな命令も思うがままの状態になるわけで、極めて陰険な道具と言えるが憑依者が知らないことに関しては操れない。なので「お前の口座の暗証番号を教えろ」などと言っても応えてくれるわけではない。
  • 答案者(アンケーター)
    相手の髪の毛や爪などの身体の一部を機械にセットすることで、遺伝情報を解析し、画面に映った本人が知っていることを喋ってくれる。「嘘をついたり隠し事をしたりしない」ので、どんなプライベートな情報でも引き出せてしまう。やろうと思えば上記では聞き出せなかった口座の番号も聞ける。本人が隠したいことについては軽く聞いただけでは口を濁すことはあるが、強く尋ねれば結局答えてくれる。
  • 十円何悪魔店(じゅうえんなんでもストア)
    専用の『看板』にお店の名前を書き、『十円何悪魔店』に取り付けて十円を入れ、欲しいものを言いながらボタンを押すと扉から商品が出てくる。『十円なんでもストアー』の大きさに関係なく実物大のものを取り出すことができる。
    看板にお店の名前を書けばなんでも十円で買える。
  • 悪魔札(デビルカード)
    身長1mmと引き換えに300円を手に入れる道具。但し、1mm未満になる場合はこの世界から消えてなくなるらしい。しかも誰が使ったかに関わらず身長が減るのは、カードを貰った人間。
  • 未来小切手帳(みらいこぎってちょう)
    この道具で紙に数字を書くとその数字が額面のお金となって使用できる夢のような道具。だが、実はその金は未来に借金をして使ったことになっている。要するにクレジットカードの発展系みたいなものである。生涯賃金を超える額を使う事はできない。ご利用は計画的に。
  • 円筆(エンピツ)
    紙に数字を書くとお金として使える。しかし使った額を労働で返さなければならない。高額なものをこれで買った場合、何時間も働かなければいけない。
  • 無理矢理電子通貨(ムリヤリキャッシュカード)
    見た目は中央に穴の開いたキャッシュカード。
    暗証番号を予め設定しておき、穴から誰かを覗きながら金額と暗証番号を言えば現金がカードから出てくる。
    現金は覗かれた対象の所持金から引かれている。現時点で持っていない場合は、その人が未来で手に入れる金から引いてしまう。
  • 慰謝料支払機(イシャりょうしはらいき)
    パラボラアンテナがついた箱のような形をしており、殴られるなど、なんらかの損害を受けた場合、加害者側の金を機械経由でワープさせて奪って被害者側に支払う。まずこの道具、対象に全く知られずに使用可能。支払い時も、相手が所持金が消えた事実に気付かない限りは同様。次に、対象の現金が尽きた場合はそこで打ち止めではなく、相手が所有する本や机、衣類など、その分の価値のある物品を消去・換金して支払いを行う。なお、半端な金額の場合は、その割合に応じた物品の一部が消滅する。漫画本の末尾5分の1が消滅する等。つまり名称は支払いとあるが、実態は強制的に取り立てているのである。また、「げんこつ1発あたり100円」という風に、被害に応じて貰える額は機械の使用者が自由に設定可能。被告人には弁護士を呼ぶ権利は無く、原告の指定した賠償金を一方的に命令できる強制欠席裁判機でもある。
    損害賠償と言うのは「払う羽目になるかも」と言うことで暴力などを抑制する抑止力的な意味合いもあり、相手に気づかせないという時点で損害賠償として終わってる。この機械がやっていることはもはや司法の根本を揺るがす内容を孕んだかなり危険な代物である。
  • 御年玉募金箱(おとしだまぼきんばこ)
    募金箱のように首から吊り下げて、効果をONにすると、この箱を見ると、誰でもお年玉をあげたくなってしまう。
    箱の横のダイヤルを回すと、お金をあげたくなる電波を強める事が出来、上げすぎると周囲の者が全財産をあげたくなってしまう。
  • 増得銀行(フエールぎんこう)
    小型の、だいたいレジスターくらいの大きさの道具。名前の通り銀行としての機能を持っており、金の預け入れや借り入れができる。
    特筆すべきはその利子の高さだろう。預け入れた場合の利率はなんと1割。10%である。しかもその1割は1時間ごとについてくる。月利でも年利でもなく「時利」である。つまり100円とか10円とかみたいな子供のお小遣いでも1週間も待てば余裕で1000万とかを超えてしまうのである。10円だと1週間で約9000万、100円だと約9億になる。この利率は普通預金のもの。定期預金はさらに利率が高い(1か月定期で「時利」2割、1年で「時利」5割)が、満期にならないと金をおろせない。中途解約も不可。仮に10円を1か月定期で30日(720時間)預けた場合、その額は約「100阿僧祇」円となる。また、1年の「時利」5割は、10円を1週間預けると約383穣円となる(100穣は1000兆の1000兆倍)。
    ここまで大きくなるとイメージすら困難を極めてしまう。未来には今の国家予算級のダイヤでも売られているのだろうか?
    さらに、この銀行では先述したとおり、金を借りることもできる。こっちの利率はさらにぶっとんでいる。なんと2割。20%である。その上こっちも「時利」である。こんな暴利で借りたらあっという間に破産確定である。十一や一応日利のカラス金でも目じゃない暴利。闇金でもここまでの暴利は吹っかけないだろう。返せないと1時間ごとに持ち物が消えていく。土下座しようが何をしようが規則は規則と消えていく。服も例外ではなく、最終的には全裸にされてしまう。
  • 持運国会(ポータブルこっかい)
    国会議事堂の形をしたポストのような道具で、法案を投函すると採決すらすっとばして全国でそれが施行される。
    早い話が独裁主義。多数決も三権分立も何もあったもんじゃない。ただし、あまりにも個人に有利になる法案を入れ過ぎると「カイサン」という音声とともにぶっ壊れる。リミッターはあったようだ。
  • 大統領本(だいとうりょうのほん)
    本のかたちをしたこの道具で、これに手を置いて宣言をすると「大統領」になることができ、さまざまなルールや政策を実現させることが出来るというシロモノである。前述のポータブル国会のアメリカ版といえるだろう。
  • 真実旗印(しんじつのはたじるし)
    これを持って言ったセリフは、全てその世界の常識となる。
    すなわち、相手の前で「君は僕に過去にひどいことをしたから、一生タダ働きして罪を償うと言ったじゃないか」と言えば、テイのいい奴隷が手に入る。ターゲットに「お前は人を殺した」、警察に「こいつは人を殺した」と言えば逮捕する。
    旗を体から離すと効果は消え、騙された人々も正気に戻る。ただし、こっちは使い方を間違えると元に戻せなくなるリスクあり。
  • 命令銃(めいれいじゅう)
    誰かにさせたいことを命令として紙に書き、それをカプセル状の弾丸に入れ、この銃に装填して撃つと、撃たれた相手は意思に反してその命令通りに体が勝手に動く。撃つ相手は人間だけでなく動物でも有効で、その動物の性質上無理があることでも可能。
  • 明斗出明斗(ミントデミント)
    ミントタブレットみたいな形で、これを食べると目ヂカラが強くなり、見つめるだけでどんな相手にも信用してもらえるようになる。
    大量に食べると目力が強くなり、相手を吹き飛ばすほどの衝撃波が出る上、炭酸飲料と一緒に食べると更に強力になり、目からコンクリートを切断するほどの光線が放出され、食べた者は気を失ってしまう。効き目が短いのが幸い。
  • 指定電子通貨(シテクレジットカード)
    このカードに頼み事を書いて誰かの身に付けておくと、相手はそれをせずにはいられなくなる。
    ただし、本来やりたくない頼み事の場合は、心の中で葛藤が起こるため、行うまでに時間がかかるが、結局やる。
  • 自信喰通機(じしんぐらつき)
    真実の旗印とは逆に、相手の自信を失わせることでこちらの言いたいことを信じ込ませる道具。宗教っぽさとか独裁者っぽさはこちらの方が上である。
    商売の場で使用すれば無限大の利益が手に入るだろうし、真実の旗印同様相手の人権を剥奪することもたやすい。いわば人間社会そのものを破壊しうる可能性のある道具である。ただし、こちらは相手にアンテナを付ける必要があるため、アンテナの本数という人数制限がある。また、自信を失った相手が想定外の行動を取る事もある。
  • 有片野(アリガターヤ)
    天使の輪のような道具で、これを頭の上に浮かべ何か発言すると、紫の霞が発生し、発言をありがたい言葉に変え、周囲の人間が使用者を崇め奉るようになる。
    要は使用者を「教祖様」、周囲の人を「狂信者」に変えるというとんでもない道具。ただしこれも風が吹けば飛んでいく。しかも、乗っかりさえすれば犬などの動物でも使用可能な仕様。
  • 王様椅子(おうさまのいす)
    この椅子に座った者が他人に命令すると、命令された者は絶対に逆らうことができなくなる。
    これだけでも酷いが、人だけではなく、自然現象にも命令することができる。
  • 濡衣(ぬれぎぬ)
    これを誰かに着せると、たとえ自分がやった証拠があっても、着せられた人に罪をなすりつけることができる。
    とれば効果は消えるが、着せられた人が自分で剥がすことはできず、濡衣をつけていない人物にとってもらうしかない。
  • 愛玩笛(ペットホイッスル)
    ペットにしたいものに対してボタンほどの専用チップを取り付けてこの笛を吹くと、それをペットにすることができる。
    動物はもちろん、無機物をも意志を持って動くペットにすることができるが例によって人間相手にも使用可能。
    喋り方を改編したり、小屋を作って欲しいとお願いするなどペットらしい思考回路になる他、しかし「ずっと一緒にいたい」と言って抵抗する事もある。
  • 記憶円盤(メモリーディスク)
    CDのようなディスク型の道具で、人の頭上を目掛けて投げると、その人の頭上でディスクが回転し、その人の1日分の記憶を脳から抜き出す。
    その記憶は、専用のプレーヤーで映像として見ることが可能。
    更に、ディスクをマジックで塗り潰してから戻すと、その部分の記憶を忘れてしまう。
    その他、ありもしない偽の記憶を植え付けることさえできてしまう。
  • 運動家(アスレチックハウス)
    家に仕掛けることで家の中が運動施設になるのだが、底が見えないほどの大きな穴や逆向きに動くエスカレーター等明らかに危険で場合によっては大怪我や、最悪死亡になんてことになりかねない。学校やデパート等の人が沢山集まる大型施設で発動したらどんな大惨事になるかわかったものじゃない。
  • 溌剌溌剌家(ハラハラハウス)
    家型の機械で、煙突を押すとアクション要素付きのクイズゲームが始まる。
    が、やはりというべきか仕掛けが総じて危険であり、迫り来る壁やら逆向きに動くエスカレーター&背後に回転ノコギリ、挙げ句の果てに宇宙にワープ、ブラックホールに吸い込まれるなどクイズゲームなのにアスレチックハウス以上に身体を張る羽目になる。
    しかもゲームを開始するとまず家が封鎖される上、近くの人間を強制的に参加させるため、使用時に家にいる人間はほぼ間違いなく道連れとなる。
  • 脚本家(シナリオライター)
    大きめのライターであり、中に入れた文書を焼くことでその通りの内容を現実に起こすことが出来る。
    例えば「対象は3時に貯金箱を取り出しドラヤキを買ってくる」と書いて燃やした場合、3時になると何をしていてもその対象は貯金箱を掴み、泣こうが喚こうが貯金箱が空っぽであろうが脚が勝手にお菓子屋に向かっていく…という実にひどい道具。
    字さえ間違えなければ完全犯罪を企ててターゲットを嵌めることだって可能。
  • 階級和片(かいきゅうワッペン)
    階級は日本陸軍がモデル。これをつけると上位のワッペンをつけた人には絶対逆らえなくなる。勿論、つけられた服を脱ぐことで効果を消せるが、地肌に張っても効果がある。
  • 王家舞空(オーケーマイク)
    手持ちの小型ペンマイク型の道具。語った台詞を聞いた相手は常にその通りにしてくれる。
    勿論本人の意思などすっ飛ばし、「逆立ちしろ」「踊り続けろ」などの無茶振りでも、本人の意思を無視して肉体を勝手に動かす。
  • 心吹込舞空(こころふきこみマイク)
    相手にさせたいことをマイクに告げるだけで、相手が自主的に命令通りの行動をするようになる。
    これだけ聞けばオーケーマイクと同じ道具と思うかもしれないが、この道具の恐ろしいところは「心吹き込み」とあるように、相手の意志や精神に干渉すること。すなわち無理矢理何かをやらせたり洗脳するのではなく、マイクに吹き込んだことを相手が自分の意志で「心から実行したい」と考えて行う。更に、相手は「道具を使われて命令された」あるいは「自分が知らない間にこんなことをしてしまっていた」等という感覚は無く、「自分がやりたいと思ったからやった」と考えているヤバい代物。ただし相手の精神力が強い場合は、何度もマイクで命令しないと命令通りの行動をしてくれないこともある。
  • 機械化機(きかいかき)
    機械が持つ能力を人間に移すことができるリモコン。
    比喩としての機械にすることが出来、相手にその機械の持つ機能を付けることができる。5種類まで登録可能。すなわち、これを使えば人間をラジコンにでもストーブにでも掃除機にもできる。勿論本人に拒否権はない。
    機械から機械に能力を移すことも可能で、能力をコピーされた側の機械も引き続きその能力は持ったままなので、複製も可能。
  • 嘘付機(うそつき)
    どんなデタラメを言っても相手が信じてしまうクチバシ型の道具。
  • 嘘八百(ウソエイトオーオー)
    この道具の特徴は中身を飲んだあとはその人の言ったことが全てウソになることである。「今日はいい天気だ」と言えば雨が降る。つまり「あの子と付き合ってない」と言えばあらビックリ! リア充にもなれる。更に言うと「君は今日も死なない」と言えばあらかじめ日記と同様に某ノートの如く、相手を合法的かつ容易く殺せたりも出来ると言う作中最恐のひみつ道具にもなりえる。だからこそうっかり変なことを言わないようにしないといけない。ちなみにこの道具の主成分は森羅万象強制逆転エキスというらしい。
  • 捨犬団子(すていぬダンゴ)
    ペットを捨てるための団子。これを食べた者が家から出ると、二度と家に帰れなくなるという恐ろしい道具。しかも能力に抵抗して無事に帰ってこれた事例は無い。なんと人間が食べても効果ある。犬に追いかけられたり、家を知る者に会おうとしたら邪魔が入ったり、機嫌が悪いからと嘘をつかれたり、頭をぶつけたショックで住所を忘れたり、更には捜索していた側が途中で諦めたりと周囲の状況がそうさせる。なお、別に存在する解毒剤を服用するか、吐いてしまえば効果は無くなる。時間がたって完全に消化吸収してしまったときに解毒剤を服用しても効果がある。
  • 遊棒(アソボウ)
    これを使えば周囲の人達を遊びに行かせることができる。大きな病院周辺で使えば医師が仕事をすっぽかし重病で入院している多くの人達が犠牲になり、オフィス街で使えば万単位の人が仕事を辞めて遊びに行くので大混乱や大きな損失は必至。大きな金融機関のある場所なら尚更。更に省庁や国会議事堂あたりで使えば議員や官僚が仕事を放棄するので国家の機能を麻痺させることも。
  • 人避邪色(ひとよけジャイロ)
    これを地図にはめるとそのあたりから人がいなくなる。地図にはめたあたりに行こうとも思わなくなるため、大規模な犠牲、損失、混乱を生み出すことができる。ちなみに向きを逆にすると人よせジャイロと化して混雑する。
  • 輝夜機械(かぐやロボット)
    竹から人体錬成を行える道具。誕生の経緯はともかく、できるのはきちんとした人間の女の子であり、一度作ったら責任が一生ついて回る。えらく生々しい。
    元々は子供のいない夫婦のためのものらしいが、キャベツ畑人形のようにバリエーションがなければ同じ名前&姿の子供が大量に出てくることになる。
  • 苦論培養基(クローンばいようき)
    髪の毛など本人のDNAを元にクローンを生成できる道具。クローンの外見はDNAの当人そっくりだが知能は赤ちゃんの状態であり、教育が必要となる。ただし、知能の発達の速度は極めて早く、誕生から数日で当人に追いつく。取り消しボタンが存在し、それを押すと元のDNAの状態に戻る。
  • 創世設斗(そうせいセット)
    太陽系を創造することができる。作り方次第では太陽や惑星はもちろん、生物や人間さえも錬成可能。一応リセットすることは可能だが、仮に生物を生み出していた場合それらをすべて抹殺することになる。なお、この世界の生物がコチラ側に来られないかと言えば、内部のテクノロジーだけで突破してくる事がある上に、タイムパトロールが把握していない超空間の支流を駆使して翻弄するという危険な代物である。
  • 万能王風成開気御魔(ばんのうオープナーひらけゴマ)
    どんなセキュリティや金庫であってもひとふりすれば解除、開放してしまう、よって盗みや不法侵入が自由自在に行える。
  • 空間品髷帝符(くうかんひんまげテープ)
    このテープで「メビウスの帯」をつくりドアに貼ると、ドアの両側の空間がつながり同じ所を行き来することになる。ドアでなくとも貼っておくだけで効果があるが、このテープをうっかり高速道路等に落としてしまうと多くの車が逆走してしまい、大事故になるのは想像に難くない。
  • 業魔六(ゴマロック)
    大きめの鍵の様な道具で、開閉する扉にこれで触れると、どんな扉でも触れた人間の「開けゴマ」の掛け声以外では絶対に開かなくなるという未来のセキュリティアイテム。しかし開かない扉をゴマロックで触れて、開閉権を乗っ取って扉を開けるという使い方もしている。
  • 人間貯金箱製造機(にんげんちょきんばこせいぞうき)
    わざわざ人間を貯金箱にするだけのこの道具の有効性がまったくもって不明。というか人間をモノ扱いして口に金を入れ込むなんて正気の沙汰ではない。更にこの道具は暗証番号を本人の目の前で言わなければならないので、容易に自分がこの道具の対象にされていると判断できてしまう。ちなみに人間以外にも使用可能な他、本人が暗証番号を何らかの形で口走っても効果が発生する。
  • 物体瞬間移動機(ぶったいしゅんかんいどうき)
    離れた場所にある物体の座標を設定してこの機械を作動させると、その物体が手元に瞬間移動してくる。完全犯罪の「窃盗」「誘拐」が可能。通称「とりよせバッグ」
  • 禁止標識(キンシひょうしき)
    やめさせたいことを書いてさせばその場所でそのことが一切できなくなる。
    要は「動く」と書けばその場所にいる人間は移動も叶わない。更に「息」と書けば窒息死まっしぐら。
    ちなみに「ドジ」「まぬけ」などと書けばその場所にいる限りドジをしなくなる模様。専用のペンチで抜けるほか、文字が消えれば解除される。
  • 辞任陣(ジニンジン)
    今やっていることを辞めさせる。
    これを使えば相手を簡単に無職にできるし、「あなたはいつまで生きつづけるのですか」といえば相手を自殺させることも可能だが、この道具の力は絶対ではない。
  • 栄光之花道(エイコーのはなみち)
    赤いじゅうたんのような道具。
    中心のお立ち台に立った者は、何かをやろうとしたり、「〇〇をやめないか」と問われると、それを辞めたくなり、引退を宣言する。相手に使わせるのが難しいが、相手を無職にできるし自殺させることもできる。なお、この道具で引退を宣言したあとに、今きたばかりの花道を戻って再びお立ち台に上ると、その者は引退せずがんばることを宣言する。
  • 北風途太陽今日(キタカゼとタイヨウコンビ)
    強風で吹き飛ばしたり周囲の温度を高めて相手の着ている服を脱がす。要は相手を簡単に露出狂にする道具。ただし脱ぐ順番については相手の意思に依るので、お目当ての箇所を脱がせるために結局最大出力まで上げないといけなかったりする場合もある。
  • 着替可目等(きせかえカメラ)
    カメラ型のひみつ道具。
    中にデザイン画や写真を入れればその通りの姿に変装することができるという、世界中のアパレルブランドを倒産させること間違いなしの道具であるが、
    これさえあればどんな破廉恥な衣装であろうが、何も絵や写真を入れない状態にだろうができる。カメラが故障した場合は何の写真を入れて撮っても裸になる。
  • 夢風鈴(ゆめふうりん)
    眠っている人間を自由に操ることができる。つまりあんなことやこんなことも出来ると思われる。
    一見便利そうだが、どちらも寝ぼけている相手なのであまり言うことを聞いてくれないのが難点。
  • 宇宙完全大百科(うちゅうかんぜんだいひゃっか)
    宇宙完全大百科端末機を通じてサーバー本体の「宇宙完全大百科」に接続することで、過去・現在・未来を問わずありとあらゆる情報を検索することができる道具。星一個の中に膨大な情報を詰め込んでおり、Wikipediaも真っ青な地球の本棚。
    当然ながら人物の情報も引き出すことができ、その人物が生まれてから死ぬまでの全ての事象が掲載されている。しかも、どんな決定的瞬間でも画像で出力することも可能。
    暗証番号や営業秘密など厳重に隠さなければならないことも簡単に漏洩されてしまうのだから、実にひどい道具である。
    また、それ以上に問題なのが未来の情報も検索できるということ。悪用も存分に可能だし知っただけで未来改変に繋がりかねないしと上記とは次元の異なる問題にも繋がる。
  • 標本採集箱(ひょうほんさいしゅうばこ)
    付属のペン型スキャナで生き物の絵や写真をスキャンすることにより、もっとも近場にいるその生き物をキャプチャリングして標本にすることができる。
    キャプチャされた生物は仮死状態となって一切身動きが取れなくなり、そのまま既存の標本と同じように観察できるようになる。
    箱のボタンを押したり、箱から取り出すと生き物は蘇生する。
    これだけ見れば生物学者垂涎の便利な道具なのだが、やはりと言うかなんと言うか、この道具なんと人間もキャプチャリングすることが可能。
  • 劣不利孤高(レプリコッコ)
    ニワトリに物を見せると卵から小さくて精巧な複製を作ることができる。
    本屋の漫画を複製しようとしたり、デジタル万引きが容易にできる道具なのである。
  • 王流舞帝端数(オールマイティパス)
    定期の様な形状のパスポートで、どんな場所であろうが入退場を管理している係員やガードマンに見せると 何の疑問も持たれずパス出来る という、これまたセキュリティで悪事を働けそうな道具。
    見せる必要があるので機械には通用しにくいのが幸いか。
  • 沈目玉(しずめだま)
    どんな大きなものでも沈めることができる玉。
    人のいる家を生き埋めにしても証拠等残らない。
    うかび玉を投げると出てくる。
  • 世位来判同(よいこバンド)
    何をしても結果的に善行になる道具。
    この説明だけ見ればどんな悪事も「善行」になってしまうと思うかもしれないが、実際には「道具に搭載された悪意修正回路の働きにより、他者を助ける結果に繋がる行動しか取れなくなる」道具と説明されている。使用者本人が外そうとしても外せない。
  • 手品風呂敷(てじなふろしき)
    名前を呼ぶだけでふろしきからなんでも出てくる道具。
    コピー元が不要で、名前を呼ぶだけでいいのであきらかに制限がゆるい。しかも声が聞こえる範囲で名前を呼べば、他人が言ったものも勝手にふろしきから出てくる。さらに問題なのは、生物も出せるということ。もちろん人間も可。
    本物そっくりのコピーを生み出す、または複製する道具だと思われる。この道具で出た人間は自分の意思を持って動いていたので、ハリボテではない。
    書籍や機密文書など、外見さえソックリならコピーでも十分なものはいくらでもある。
  • 樵之泉(きこりのいずみ)
    イソップ童話の「金の斧」をモチーフにしたひみつ道具。
    元ネタの童話と違って、落としたものは絶対に返してもらえないこと。そして物だけでなく、人間も落とすことができることである。つまり気に食わない人間、嫌いな人間を泉に落とせば、その人間を泉に封じ込め、二度とこの世界に戻れないようにすることができる。女神ロボットは落とした人間より容姿と性格が良い「きれいな○○」を連れてくる。女神ロボットの質問に正直に答えればその「きれいな○○」がもらえる。
    だがきれいな○○すら不要と思えば、わざと嘘をついて、○○を完全に消すこともできる。どっちにしろオリジナルの○○は二度と戻ってこれない。
  • 多縫機(たぬき)
    たぬき型の耳をつけると相手を化かすことができる道具。
    これを使って汚いバケツの水をおかゆだと思わせて飲ませることができる。それどころか毒物を飲ませることができる。
  • 独裁素壱(どくさいスイッチ)
    「○○ 消えろ!」といいながら、ボタンを押すと、対象者をこの世から消すことができる。正確には対象者がこの世に最初からいなかった設定になる。
    しかし、この道具の真の用途は使用者に罪悪感を持たせ懲らしめることであり、兵器として使用するものではない。
  • 他軽超風多(タケコプター)
    空を自由に飛べる。但し安全は保障しない。
    まず電池切れを起こすと墜落確定なのだが、 警告音や非常灯点灯等の事前アナウンスが皆無でいきなりプロペラが失速して落下 。
    徐々に高度が下がって行きヒュルヒュルと落ちるような形であり、さすがに「電池が無くなった途端ストーンと落とされる」ような危険極まる作りではないが、それにしたって海上など落ちたら死ぬような場所にうっかり電池の切れかけた状態で行ってしまったらどうなるかは目に見えている。
    衣服やカツラ等に付けた場合だと脱げて墜落したり、頭部につけた場合でも髪が巻きつく危険が有るとの事。
    さらに接続力もあまり強くないらしく、石をぶつけられただけで落ちる可能性があるようである。
    一応、この道具が普及する世紀の都市では墜落防止措置が取られているとの事だが、いわゆるこれはインフラによる対策で、本来タイムマシンで過去や未知の惑星などそのほかの環境で気楽に使用できる道具ではない。
    つまり、使用者自身が着用・装備できそうなパラシュート的な墜落対策や焼け石に水かもしれないが最低限の防具的なものも無い、相変わらず安全対策という概念がすっぽり抜け落ちているのだ。
  • 何処出門弩亜(どこでもドア)
    文字通り「どこでも」行けるのだが行こうとした先で大変な事が起こっていると使用している所まで被害が及ぶ。
    移動先に台風や洪水等が起こっていた為に水が流れ込んできたり、移動先で火災が発生しており火や熱風が入ってきたり、移動先が宇宙空間だった為に宇宙に吸い出されたり、と言う具合である。
    更に大量の水が流れてきた場合、ドアは人の手ではまず閉められなくなる。
    宇宙と繋ぐと更に深刻で、ドアが開けっ放し&壊れないと気圧差から風圧が許す限り様々な物が宇宙に放り出され続けていく。
    最終的には大気がほぼなくなるが、その前段階で地球全体の気圧が大きく変動していくため大規模な天変地異が地球全域で発生し、オゾン層破壊により紫外線も直接降りかかることになり、空圧が減っていくので雪や氷含む水などの圧力が減ると常温でも沸騰する物体も悉く吸われることになる。
    空気がなくなっていくことにより直射日光の影響と放熱も激しくなり、例えば月面の赤道付近は昼110℃夜-170℃となる。
    気圧差によって地球側から開けることは難しいはずだが、どこでもドアは最初開けきるまでは何らかの作用によってか基本楽に可能である。逆に宇宙から開くと…。
    別惑星と繋げた場合、大気圧が同じである可能性は極めて少ないので気圧が同じになるまで物凄い勢いでどちらかに風が吹き、ほぼ同じ気圧になるまでの過程である程度大規模な被害に及ぶ可能性が本来なら高い。
    ちなみにドアの耐久性は深海でも耐えたり太陽の至近距離ですら使用可能である。
    どこでもドアはあらゆる空間を零距離でつないでしまうため、うっかり宇宙空間などに繋いでしまえば死の危険もある。本当に恐ろしい道具だと理解した上で使わないといけない。
  • 模詞妄模久数(もしもボックス)
    使用者を指定したパラレルワールドに送る道具。どんなパラレルワールドにもいけるが、行った先のパラレルワールドによっては命の危機に陥ることもある。
    たとえば音のない世界では車の音が聞こえないため急に車にぶつかり、鏡のない世界ではバックミラーがないため交通事故が増え、魔法の世界に行ったら魔界星の大魔王が地球を侵略したりするなど。
    項目にもあるとおり、思い通りの世界に行くことは意外と難しいため、このような事故に巻き込まれる可能性は割と高いといえる。
    ここまででも十分怖いが真に恐ろしいのは、タイムマシンで使用前の時間に行くことでパラレルワールドの産物を現実世界に持ってくることができるということ 。魔法の世界の生物が超空間を泳ぎ、現実世界へ来てしまうなんてことも。
  • 駄邪零打(ダジャレーダー)
    この道具をつけてダジャレを言うと15分間そのダジャレの通りになる。
    一見微妙なひみつ道具のようだがいったダジャレによってはとんでもない事も。
    「あの星がほしーい」といえば小惑星が自分の星に近づき滅亡の危機となることも。
  • 強力岩吐化死(きょうりょくいわトカシ)
    「マグマ探知機」という道具を用いてマグマを探り当て、マグマだまりの上にこれを設置させることで、岩を溶かして海底火山を噴火させることができる。これにより、海に人工島を作ることができるが、もしうっかり巨大火山が破局噴火を起こせば、へたをすればその国が消滅に等しい被害が出ることになる。
    電源を切り忘れて海底火山の誘爆を招き島を丸ごと吹っ飛ばしてしまう…なんて大惨事には注意。
  • 法無迷路(ホームメイロ)
    福引のガラガラに似た形状のひみつ道具で家の中において回転させるとその家を迷路にする遊び道具。迷路の複雑さは回転させる数に比例し、回しすぎるとトンデモ大迷宮となる。
    自宅の中で遭難したり、ホームメイロがある部屋が玄関と繋がってるとか無理ゲーである…。
  • 手弐鳥望遠鏡(てにとりボウエンキョウ)
    取り寄せバッグ系道具の一つで、対象をレンズで覗きながら手でサッと視界を払うとそれを手元に瞬間移動させられる。
    他の道具に輪をかけて酷いのは、「手を払う」という動作に純粋に対応しているため、視界に割り込んだものが何であっても本人の意思に関係なく手元にワープしてくるという点である。
    仮にこれで悪戯して、うっかり視界に入ってきたバイクや車を掴んでしまった場合、室内で交通事故死するというわけのわからない結果を招く。
  • 地平線帝封(チヘイセンテープ)
    壁に両端を貼り付けることで、その名の通り地平線が目前に広がる程の無限に広がる空間を形成するテープ。
    自分だけの無限の広さの敷地を手に入れることができるわけだが、一度でもテープが剥がれたが最後、たとえどこでもドアを使っても絶対に外に出られない。使用の際には別の出入り口を作っておくことが望まれる。というか必須。
    これを使用し、敵を地平線世界に閉じ込めるなんて使い方も。
  • 曇楓欄粉(ドンブラコ)
    地面を泳ぐことができる道具。しかし、触れているものは全て貫通してしまうため、「上がる陸がない」…つまり地中で溺れ死ぬ可能性を多く含んだ道具でもある。
    と言うかこの道具で敵を大地に沈めて倒す事もできる。
  • 念動論(ネンドロン)
    振りかけた物体を粘土状にして自在に変形させることができるようになる粉。
    一見便利そうだが、もし誤って地面にこぼしたが最後大地は底なしの泥沼と化し、人間の体にかかったら粘土細工の如き醜悪な姿になってしまう。
    材質や強度をすべて無視してあらゆるものを粘土にできるので、どれほど強固なものだろうが変形させたり壊すことが可能。
  • 友達機械(トモダチロボット)
    友達になってくれるアンドロイドで、個人を好きになるように設定可能。
    安物は犬を可愛がっただけで怒る程、非常に嫉妬深く、100万馬力のパワーで敵を殲滅する。
  • 痛割機械(いたわりロボット)
    落ち込んだ時にいたわり、励ましてくれるロボット…と、これだけ書けば問題なさそうに見えるが、その程度が問題。
    相手の意見や行動を一切否定せず、美辞麗句とやや意味不明な理屈を含んだ賛辞でもって正当化しようとするため、相手が間違った方向に進んでいても止めようとせず、相手の非を指摘することもしない。
    そのため、あまりこの道具に頼り過ぎるとダメ人間あるいは危険な人間を作り上げてしまう。その前に生活習慣病や飢餓での死亡もあり得る。但し「私がいるじゃない!」とは言わない。
    ちなみに全く逆の性質を持った「しごきロボット」も存在するがこっちもこっちで極端に厳しい。
  • 安覇塔神皇之木(アパートごっこのキ)
    この苗を地面に植えると、地下茎がぐんぐん伸び始めて、たったの10分で巨大に育ち人が茎に入れるようになるのだが、たった一晩で腐って土に返ってしまう。もし土に返るときに中にいたら当然生き埋めになる。
  • 誘迷人(ユーメーじん)
    好きな夢を見られるが夢から出てこれなくなる。出てくるには他の人がその人の夢の中にいって説得する必要がある。
  • 死寝楽慢(シネラマン)
    これを飲むと周囲が広がったように感じるのだが、飲みすぎると広がり過ぎて自分の部屋から出られなくなる。
  • 影切鋏(かげきりばさみ)
    影を切り取って使役させることが可能な道具。
    しかし、この影は30分以内に影のりで本体とくっつけれなければならない。
    さもなければ、影は30分後に知能を持ち始めて、本体と入れ替わろうと考えるようになってしまう。
    しかも時間が経過するごとに影が実体化を始め、逆に本体の方が影になっていくため、2時間以内に影とりもちで捕まえて影のりでくっつけなければ、影と本体が入れ替わってしまう。
    あまりにもハイリスク・ローリターンな道具である。
    似た道具に「影法師フラッシュ」があるが、こちらは球体から光を出し、それによってできた影が影法師として実体化して使役できるというもので、30分経つと自動的に消えるので影法師が暴走する心配がなく、しかも光を出す角度次第では巨大な影法師も作れるという優れものである。ただし使い捨てだが。
    影切りばさみの失敗を踏まえて開発されたのだろうか。
  • 空気中継衛星(クウキチュウケイエイセイ)
    地球上のあちこちの空気や気候などを手元で味わうことのできる道具。手のひら程度の大きさの人工衛星2個と、地球儀型機械のセットで、第一衛星を空へ打ち上げ、地球儀に針を刺すと、第一衛星が瞬時にその場所へ飛来し、手元においてある第二衛星が飛び上がり、第一衛星のもとから空気を電送してくる…のだがその土地の砂嵐、風、雪、雨なども同時に電送で中継されるので、場所によっては洪水等に巻き込まれるリスクがある。
  • 必中手相設途(かならずあたるテソウセット)
    クリーム、筆、目録の三点セット。
    クリームで手相を消し、目録をめくって変えたい手相を捜し、それを筆で掌に書くとその通りの運命になる。
    「書いてはならぬ悪運の手相」というものもわざわざ目録に掲載されている。
    的中率は100%であり、目録にちゃんと従えばひみつ道具の中でも有数の効果を得られるが、万が一目録を見ずに適当に書いた場合、あるいは意図的に悪意の第三者にそれらを書かれた場合、どういう運命になるかはお察しください。
  • 魔法事典(マホウジテン)
    発動条件と内容を書き込むとその魔法が実際に使えるようになる。逆さまから読めば効果取り消し。
    ただし、条件が揃っていると文章の中にたまたま呪文が紛れ込んでしまったような場合でも勝手に発動する。
    おまけに書き込んだ本人以外が条件を満たした場合も問答無用で発動する。
  • 畜卓煩和片(チクタクボンワッペン)
    針のない時計文字盤を模したワッペン。ペンで時計の部分に針を書くと分針が動きだし、ペンで描いた「予定の時間に爆発する」。
    このワッペンは時間差で強力な爆発を起こす事ができ、爆発に巻き込まれた人物が黒焦げになるほどの威力を持つ。しかも途中で爆発を止めることはできない。「大きな音がして真っ黒になるが、ケガはしないので安心」らしいが、爆発で衣服が黒焦げになるので安心かどうかは保証できない。ドリフ的な感じで見た目だけ黒くなるのだろうか。
  • 真麻真麻棒(まあまあぼう)
    大きなバツ印のついた棒で、怒っている人の口に近づければ怒りを我慢させることができる。決して忘れさせたり鎮めるのではない。この時点で倫理のへったくれもないが、想像を絶する副作用がある。あまりに怒りを飲み込ませすぎると、怒りが大爆発する。怒りが爆発というのはよく聞く表現なのだが、文字通り比喩ではなく本当に人間が爆発する。
  • エスキモーエキス(江洲記妄液素)
    哺乳瓶のような形状をした飲料。
    これを飲んで「あつい」と一回いうたびに体感温度が3度下がるのだが、自分が言わなくてもまわりがいうだけで勝手に温度が下がるうえ、温度を上げる方法がない。
    つまり外が30度あれば、自他問わず「暑い」と10回聞けば氷点下になり、それ以上聞いてしまうと凍死の危険性がある。
    単純に計算すれば30度の状態で92回「暑い」と言われれば絶対零度になる。
  • 阿部小部栗無(あべこべクリーム)
    塗ることで触覚が逆に感じるようになり、冷たいものは暑く感じ、痛みはくすぐったさに感じる。
    極端すぎる熱や低温は逆に感じるばかりであり、雪が降りだしたせいで火の粉を浴びるも同然の大やけどを負い、熱い風呂に飛び込んで冷まそうとしたら氷漬けになる。
  • 時間帯(タイムベルト)
    腰に巻いて使用する個人用の小型タイムマシンの一種。
    タイムマシンは時間移動機能と空間移動機能を搭載しているのに対し、タイムベルトは空間移動機能がオミットされている点である。
    これがどういう事かというと、例えば自室からタイムトラベルを試みるとして、タイムマシンは現代の自室からタイムホールを通って西部開拓時代のアメリカへ行くといった事ができる。
    それに対しタイムベルトは100年前等に行く事は当然出来るが、100年前の自室…時間移動を試みたポイントから一切移動する事が出来ない。
    つまり時間移動先の安全が一切確認できないのである。
    現代と大陸が大きく変動している1万年単位の時間移動は特に危険で、考え無しに使うと大海原の真上に放り出されたり、地中に埋められてしまう可能性もある。
    あくまでタイムベルトは時間移動先でタイムマシンが使用不可能になった際の緊急帰還時に使用している。それでもかなりの危険性を伴う、融通の利かない道具。
  • 時間跳躍輪(タイムワープリール)
    リールを回すと、回した分だけ時間を飛ばすことができる。
    ただし飛ばした時間は消えてしまったわけではなく、歩いていれば体力を使い、殴られていればケガを負っているのだが、使用した本人にその間の記憶は継承されないらしい。
    また、飛ばす単位が「分」から「年」まで設定できるが、一気に数十年後に飛ぶ、という行為は自身を「浦島太郎」状態にしてしまうのと同様であり、自分の死期、今際の際まで飛んでしまう恐れもある。
    一応、壊せば元の時代に戻るようだが、これによりタイムマシンの一種なのかややこしくなっている。
  • 嫌那事電源(いやなことヒューズ)
    身体につけ、肉体的・精神的にストレスを感じる事態が発生した際、使用者が15分間仮死状態になる。
    一見かまってちゃん状態になれるので便利そうだが、この道具はいかなるストレスに対しても無条件で起動する。
    しかも「仮死状態」である間は、脈も意識も無く、身動きもできない。
    危険な状況で仮死状態になった場合には、その間に発生する事態に対応できないことになる。
    庭で蜘蛛が出てきたショックでヒューズが飛び、目覚めた時には全身を蚊に刺された怪物状態になっていた。
    社畜が使ったらあっという間にクビだ。
  • 機械福之神(ロボットふくのかみ)
    見るからに縁起のよさそうな名前に縁起のよさそうな外見のロボット。ボタンを押して「ワッハッハ」と笑わせると、聞いた相手が気前が良くなる。
    しかしこの道具の粗悪品は「ゲヒヒ」と下品な声をあげ、聞いた相手をカンカンに怒らせる始末。
    通常通り使ってもこの福の神は勝手に歩き回り、際限なく気前テロを巻き起こしていく。
  • 喧嘩機械接斗(けんかマシンセット)
    話す言葉が全て罵倒になり相手を脅す「入れ舌」、目にも止まらぬ俊足を手に入れる「イナズマソックス」、ブルース・リーより強くなれるパワー手袋の三点セット。
    これさえあればどんな喧嘩も負けなしである。まともな製品であれば。
    欠陥品はなんとゴリラでもイチコロというとんでもない代物であった。
    チンピラのオープンカーを軽い蹴りで粉々にぶっ飛ばしてしまう程。しかも一度つけてしまったが最後、自力ですら脱げない始末。
  • 雲操作装置(くもコントローラー)
    オーブントースター型の道具で、空の雲と同じ雲を作り出し、雲べらというヘラとピンセットを使って自由自在に雲細工を作る事ができる。
    だが、スイッチを入れっぱなしにしておくと機械が焼けてしまい、その煙がそのまま空の雲に再現されてしまう上、更に機械がショートを起こしたことで落雷が発生し、雷が落ちることも。
  • 推進機操縦訓練装置(ロケットそうじゅうくんれんそうち)
    コクピット型のシミュレーターと小型の宇宙船の模型からできており、シミュレーターで宇宙船を実際に飛ばして操縦することができる。ただし、宇宙船が壊れるとシミュレーター本体も大爆発する…安全に訓練するための装置なのになんで連動しているのかが謎だが、こういう「仕様」のようである。
  • 絵本入込靴(えほんはいりこみぐつ)
    これを履いて絵本に飛び込むと、その絵本の世界に行ける何ともファンタジーな道具。
    セーフティにかなり問題があり、両足揃って靴を履いてないと自力で絵本の世界から出られないという大きな欠点がある。
    また、絵本に入っている最中に絵本を破られたり焼却廃棄されると最後、二度と出られない。
  • 映像採餅(テレビとりもち)
    テレビの中のものを取り出せるという夢の道具。だが使い方を誤るとテレビの中に引きずりこまれてしまう。
    動物番組とかカーレース中継とかはもちろん、特撮番組とかでも引きずり込まれる可能性が…
  • 超巨大画面立体映像(ちょうきょだいスクリーンりったいテレビ)
    100インチの巨大テレビだが画面のなかに入れる機能がある。使用中にテレビの電源を切られると出入り口が消えてしまうというとんでもない欠点がある。
    また、テレビの中の人物・物体のサイズは、その時の画面の表示を元にされているらしく、巨大化した人物に踏みつぶされる事も。
  • 本物立体眼鏡(ほんもの3Dメガネ)
    これをかけてテレビを見ると画面のなかの物が立体映像として出てくる。
    それだけならいいのだが立体映像にふれるとそれが実物としてでてきてしまう。番組によっては意図せずとも中の物を出してしまう恐れも。
  • 桃源壺(とうげんつぼ)
    この中に入れば美しい天女を侍らせ、この世の何よりも美味い食べ物を食べる至高のニート暮らしができるが、逆を言うとそれしかできない。しかもこの道具、2回しか使用できず、3回目に入ると二度と出られなくなる。桃源郷の長である仙人から聖なる槌を借りて空の結界を破れば現世に戻れるが、実は桃源郷の1カ月は現世の1000年に当たり…。
  • 架空水面シミュレーターポンプ(かくうすいめんシミュレーターポンプ)
  • 架空海水まきぞえガス(かくうかいすいまきぞえガス)
    「世界の水面が上昇した時をシミュレートするための道具」であるポンプは、専用のメガネを着けている人以外には見えも触れもしないため基本的に無害。だが、セットになっているガスと組み合わさると非常に危険。
    このガスに触れた海のものは名前の通り架空水面に巻き込まれてしまうのだ。
    つまり、 魚が夜の町を優雅に泳ぐという、美しいがシュールな光景が繰り広げられることに…。
    熱帯魚ぐらいならまだいいが、サメやクジラなどの危険生物や巨大な生き物も平気で巻き込まれるため、それらに襲われる可能性も含んでいる。
    オマケに、架空水面を消しても魚はそのまま。魚の方は自力で戻してやる必要がある。
    しかも、船などもやってくる可能性がある。タンカーや潜水艦が来たりしていたら…。
  • 有形見環狩機(ありがたみわかりき)
    普段から何気なく使っているもののありがたみをわからせる機械…なのだが、作中では「空気」や「食べ物」など明らかに生きる上で必要な要素も「もの」の範疇に入っていた。
    悪用すれば相手を窒息させたり、餓死させたりすることも思いのままである。しかしなにより恐ろしいのは自分の邪魔な人間の排除さえ可能なことである。家族を対象に機械を作動させれば家から追い出せる。下手すると「警察」とかそういったものまでありがたみをわからせる「もの」扱いされている可能性がある。
    一応他人でも電源を切れる。
  • 芽盛労御(メモリーローン)】。
    自分の記憶を買い取ってお金に変えてくれる道具なのだが、親友・家族・死別した親族との記憶まで買取対象で、しかもそういった思い出ほど高額での買取となる。もしもそれらの思い出を売り払おうものなら…。
    逆に自分がお金を払う事で嫌な記憶を引き取ってもくれる。
  • 可富旅行接斗(カップりょこうセット)
    蓋を開けて、冒険の世界の素となるかやくを入れた後特殊なバイオ液を入れた後定員が揃うと3分間だけカップの中の世界で遊べる。
    シンドバッドとその仲間たちとなって嵐の海でクラーケンと戦うアドベンチャーカップ、童話を体験できるメルヘンカップ、重力の小さい惑星で自由気ままに遊びまわれるスペースカップ、戦闘機に乗ったり巨大ヒーローに変身して怪獣と戦うSFカップ、リアルなゾンビが迫りくるホラーカップ等。
    絶対安全な冒険ができるとの事だが、注意書きを無視すると大変な事になる。
    その危険なカップがスペースカップ。カップの中は本物の宇宙と一緒なのでテキオー灯が必須となり、更に星から遠く離れると3分経っても戻れない場合がある。
    ちなみによく見ると、ホラーカップにも「このホラーカップを破損すると、中からゾンビが出てしまう恐れがあります。」という恐ろしい注意書きが…更にアドベンチャーカップにもよくよく見ると「巨大タコを倒さなければ3分経ってもカップから出られない可能性があります。」と書かれている。
    ちなみに、ホラーカップのゾンビは見た目がマジで滅茶苦茶怖い。
  • 寝太郎魔蔵(ねたろうまくら)
    抱えている問題の解決方法を質問してから眠りにつくと、起きた時にはどんな難問でも解決策が頭に浮かぶ枕。本人ですら知りえない情報の範囲にまで対応した解決策を出してくれる優れものである。ただし「一度寝たら解決策が浮かぶまで目が覚めない」「難問であれば難問であるほど寝る時間が延びる」というデメリットがあり、更に一見難しそうな問題でも短時間で済んだり、逆にすぐに解決できそうな問題でも長時間の睡眠を強いられたりと結構ブレがある。また「解決策を出すまでに時間が掛かる問題=解決までに時間が掛かる問題」というわけでもないようで、寝ている間に問題が解決してしまっている場合もあったりと微妙に融通が利かない側面もある。
    もし一人暮らしをしている最中に似たような使い方をしてしまった場合、浦島太郎状態に陥るか下手をすれば孤独死である。
  • 雲採羽欠(くもとりバケツ)
    蓋付きポリバケツ型のひみつ道具。雨雲を吸い込んでバケツの中に閉じ込める事ができる。つまり雨を降らなくして天気を晴れに出来るので遠足に行きたい時などに活躍し、洪水になりそうな豪雨も防げる。
    さらに蓋を開ければ吸い込んだ雨雲を出すことができ、雨を必要とする農家の方などの役に立てる。
    このように正しく使えば大変便利であるが、なんとロック機能すら付いておらず、蓋が取れれば容赦なく雨雲が出てくるので、ひっくり返したりしないよう注意する必要がある。家の中などでうっかり出してしまったら…。
    さらに豪雨レベルの雨雲を出してしまえば、場所によってはとんでもない水害をもたらす危険性も。そもそもなんで蓋が簡単に取れるバケツ型なのか…。
    また、雨を降らなくするという事は、逆に言えば雨がもたらす恩恵を受けられなくするという事なので、本当に使う必要があるかはよく考えるべきである。というか、下手に乱用すれば水不足や干ばつなどの原因になる。
  • 未来之自転車(みらいのじてんしゃ)
    一漕ぎ100メートル、最高時速200キロ、衝突防止道順記憶装置付きという代物…だが、この商品「最高時速で走っていると分解する」という、リアルの航空機などでも起きた事があるガチの事故を起こす欠陥商品なのである。
  • 入替楼札(いれかえロープ)
    自分と相手の中身を入れ替える道具で、普通に使用していれば問題ないが、使用者同士が入れ替わった状態で1時間以上経過すると互いの記憶が無くなってしまう。
  • 狂時機(マッドウォッチ)
    時間操作系ひみつ道具の一つ。これで時間の加速・遅延・停止が可能。
    某劇画の各部のラスボスのスタンドと同じような能力となる。
    壊れたら一生そのままであり、タイムマシンで戻らない限り加速及び減速した世界で一生暮らすこととなる。
  • 石比帽子(いしころぼうし)
    被れば道端の石ころのように、姿は見えているにもかかわらず誰にも気にされなくなる。
    つまり存在を認識されなくなるため、どんなにハデに暴れ回っても誰にも気づかれない。
    姿は勿論声や体臭、足跡などの痕跡すら気づかれないため完全犯罪のし放題である。
    が、帽子が外れなくなった場合は本当に誰からも気づかれなくなり、万が一事故死した場合には…
    もっとも、帽子が汗や水でふやけて脱げたり、帽子が破れたりすることで効果が無くなることから、帽子自体の耐久性はそれほど高くない様子。
  • 人間移(にんげんうつし)
    試験管に保存された液体で、イキアタリバッタリサイキンメーカーと並んで細菌兵器と言っても過言ではない代物。
    飲んだ人間の体内で増殖し、汗とともに体外へ。
    気化することで空気中に拡がるのだが、この菌を吸うと最初に飲んだ人間と同じ性格、知力、能力になる。
  • 裏表久数(ウラオモテックス)
    ステッカーのような道具で、これを張られた対象は普段隠れてしていたことを堂々とやるようになる。
    現実世界でこれを張られたら聖人君子だろうがなんだろうが社会的に抹殺されることだろう。
  • 無敵砲台(むてきほうだい)
    対象を指差し「発射」というだけでセットされた砲台から砲撃できる要塞。砲撃は逃げることも防ぐこともできない。
    最大威力で放てば20mほどもありそうな爆炎が上がる。
    自己防衛機能も持っており、これを破壊しようと近付いた者を自動的に砲撃する。
  • 殺滅楽煉(ヤメラレン)
    一言でいうと驚異的な中毒性を発症させる薬物。
    何かをしているときにこれを飲むと、そのときやっていることがやめられないとまらない状態になる。
    本来は苦手克服に使われるものらしいが、中毒中に求めるものがなくなるとぼーっとしたりイライラするあたりどう考えても…。
    何もしていない時にこれだけを飲むと、「この薬を飲むことがやめられなくなる」。
  • 十戒石版(じゅっかいせきばん)
    ノート大の石板型をしている。
    これに自分が考えた戒めを書くと破った者に雷が落ちる。書いた本人も同様。
    書けるのは当然10項。
  • 増塵機械(レポーターロボット)
    いわゆるマスゴミという奴である。
    知りたいものを告げればその対象の所まで行って直接インタビューし、何があってもユーザーの知りたい事実を報道するという実に忠義深いロボットだが、その忠義深さは最早狂気の域に達しており、「報道の自由を妨げる者は許しませんよ」と言い放ち、邪魔するものを電撃光線で焼き尽くすという強引な方法で排除してしまう。
  • 玩具兵隊(おもちゃのへいたい)
    剣を持った指揮官と、銃剣付き自動小銃を持った4人の兵隊から構成された小型ロボット。
    防護対象者の敵だと判断した途端、黒焦げになるまで相手を砲撃する。軽く肩を叩いただけでも敵とみなされる。また、野球ボールでさえも撃ち落として灰にする。
    最初の命令しか聞かないらしく、後から「この人は敵じゃない」と説得しても、全く聞いてくれない。
    また、最初に命令した者が敵だと判断されればやはり攻撃する。
  • 忠犬覇(チューケンパー)
    犬型の可愛いロボット。
    忠誠心の高い可愛い奴。主人の言うことを聞きあれこれ気配りをしてくれるのだが、主人のためとなると融通が利かない上に限度も知らずになんでもする恐ろしい奴であり、主人が攻撃を加えられれば過剰なまでの反撃を行い、強い好意のこもった目で誰かを見ていればフルボッコにしてでも連れてくる。
    たとえ本人が本気でなくても、ちょっと思っただけでそれを察し、勝手に判断して行動するため迷惑この上ない。
    「犬はいいぞ! 給料も払わんでいいし文句は言わないし何でも言うことを聞く!」などという人には決して与えないことをお勧めする。
  • 機械背後霊(ロボットはいごれい)
    使用者の背後にまとわりつき、24時間ほど使用者を守る。
    これだけならいいのだがこいつも前述の「チューケンパー」同様、使用者のためなら暴行、強奪等と何でもする。
    透明な分さらに厄介だが、幸い24時間で消える。リミッターがある分、使用者擁護の道具の中ではこれでもまだ危なくない方。
  • 粗瓶之濫風(アラビンのランプ)
    「アラジンと魔法のランプ」に登場するようなランプ型の道具で、手でこすると煙が吹き出てランプの精霊のような煙のロボットが現れ、願いを聞いてくれる。
    ただしその願いの叶え方に非常に問題があり、姿形はランプの精霊のようではあるが魔法などの特殊な能力があるわけではなく、主として煙状のくせにやたらと強い腕力にものを言わせるという方法である。
    基本的に力仕事以外は役に立たず、やり方がわからない用事を頼まれれば他人にやらせる、欲しい物を頼まれれば誰かから強奪してくるなど。
    一度受けた命令は完了まで一切の命令を拒絶するようになっており、命令を邪魔する者には容赦なく暴力を振るう。命令した本人のキャンセル命令も例外なく拒絶する。
    一応、ランプの蓋部分に命令取り消しのボタンが付いてはいるのがせめてもの救い。
  • 死得豚(ダイエットン)
    最初に指定した体重を減らすまで強制的に運動させられ続けてしまう。
    これだけならよいのだが、この最初に指定する体重の数字に制限がないらしく、瘦せた結果が健康体の限界である極限体重を下回る値であっても受理してしまう。
  • 魔人之居無魔法之濫風(まじんのいないまほうのランプ)
    名前の通り中に魔人はおらず、近くにいる人の名前を呼ぶと、その人を勝手に魔人に仕立ててしまう。勿論本人に拒否権はない。またできることの範囲及び願いの解釈は魔人にした人物に準ずるため、あいまいな願いだとその人の勝手な解釈で予想外の結果が出ることもある。
  • 強意思(つよいイシ)
    名前は「強い意思」のダジャレ。
    その名の通り「石」の形をしており、何かやり遂げたい事をこの道具に吹き込み、時間を設定すると、当人の周りに浮かんで、目的を強制的に果たさせる。
    もしもサボった場合は頭部を何度も殴打する。やる事と時間を一度設定すると、その時間が経過するまで途中取り消しは不可能。
    何故か「年」単位のダイヤルもあり、本来は貯金とか禁煙とかに使うダイヤル。ただし、変装すると一時的に目を誤魔化すことができたりする。
    飽きっぽい人間がいくらでも後出しジャンケンできるスケジュールを付けたらどうなるか、というのはあるが、明らかにやりすぎである。
    一応タイムふろしき等で時間を戻すか進めるかすれば回避可能。
  • 泥棒本意本意(ドロボウホイホイ)
    「ごきぶりホイホイ」のごとく泥棒を誘い寄せ、粘着材で捕らえる家型の道具。
    家に入った人物のみならず、どうやら家の周囲で「盗る」「取る」という単語を発すると吸い込まれてしまう模様。
  • 増得鏡(フエルミラー)
    写したものを倍にして増やし、鏡の世界から取り出せる鏡。
    食糧問題の解決には有効だが、グローブや本、お金などの左右非対称なものに対し使用するとそのまんま鏡像異性体が出てくるため使い物にならないことがある。
    また、スイッチを切るのを忘れると、鏡に映った自分が勝手に出てきて本物を鏡の中に放り込んでしまう。
  • 味之素之素(あじのもとのもと)
    どんなものにかけても猛烈においしく感じられる最狂の調味料。
    一見便利そうだが、食べるのが不可能なモノに対しても有効であり、一歩間違えれば石や金属をウマイウマイと口にして総入れ歯になったり、毒を摂取したりしかねない。
    人間に振りかけてしまえば「人間っておいしそう……」ととんでもないことを感じてしまうようになる。
    それ以上に恐ろしいのが「過剰に使用すると対象物を口にしなければ気がすまなくなってしまう」という危険性の存在。
    うっかり中身全部をぶちまけてしまうと、表情がヤバくなってしまう等、薬物並みにやばい代物だということを如実に感じさせる。
    味覚が脳の働きによる知覚であることを考えると、なんらかの作用を脳に及ぼしているのは想像に難くないが、口にするのではなく対象にかけただけで作用するとは恐ろしい代物である。
  • 英雄機械(ヒーローマシン)
    絵本や物語の中に入って遊ぶことが可能であり、主人公の能力や衣装のまま、現実世界に戻ることも可能。
    この時点で悪人が使用したら恐ろしいことになりそうだが真価はそこではない。
    なんと、この道具で物語を展開した場合、その作品世界のキャラが自我を持って具現化してしまうのだ。
    更に、ゲーム世界のキャラクターを現実世界に流入させてしまう危険性についても全く考慮されていないらしく、西遊記のカセットを差したまま電源を入れっぱなしにすれば、妖怪軍団がゾロゾロ現実世界に現れる。
  • 気儘弐夢見機(きままにゆめみるき)
    夢カセットを夢見る機に入れるだけで好きな夢を見ることができる道具。しかも、登場人物は自分の思いのままに設定することができる。
    これだけなら問題はないのだが、この道具はそれに加えて夢世界と現実世界を入れ替えることができるとんでもない機能がついている。
    夢世界と現実世界を入れ替えた結果、夢世界で死んでしまう人物が現実世界で死んでしまう事に…。
    また、この道具の注意書きには「長時間夢を見続けると現実世界に影響することがあります。」「第二の現実を創造する画期的新製品です。」といったとんでもないことが書かれている。
  • 理不図素得(リフトストック)
    杖のような形をした道具で、対象者が上のボタンを押すことで重力の働く向きを調整し、上り坂を下ったりすることのできる非常に便利な道具。
    しかし問題はこの道具、遠隔操作が不可能という点にあり、一度でも手を離したら直接上のボタンに触れるまで永久に重力変換ベクトルはそのままである。
    うっかり下り坂にした状態でマンホールのくぼみに先端を引っ掛けてしまえば、後方に置き去りにする結果となり、戻る最中にストックを抜こうといじられれば、かかる重力がどんどん急勾配になった挙句、ストックが倒れて真横になってしまえば、電柱に捕まって動けなくなるなんてことも…。
    もし手を離していれば、家の壁や塀をぶち破って突き進み続け、変わり果てた姿になった挙句宇宙まで飛んで行く事も…。
  • 誘導弾付原子力潜水艦(ミサイルつきげんしりょくせんすいかん)
    もう名前からして酷いが、実はこれラジコン用のオモチャ。
    しかしその火力は1mかそこらしかないにもかかわらず、ミサイル一発で木製ボートを吹っ飛ばせるほど高い。
    おまけに上から爆竹や魚雷をドカドカ投げ込まれても平気の平左という頑健さを持ち合わせている。
    たとえオモチャとはいえ、ビッグライトやら魔法の虫眼鏡やら、物を大きくする道具はいくらでも売られているわけで…。
    さらにこいつ、ラジコンにも関わらずスモールライトで小さくなることで乗り込んで操縦可能であり、そのための装置がしっかり付いている。
    もはや兵器である。
  • 集中力増強石鹼頭(しゅうちゅうりょくぞうきょうシャボンヘルメット)
    瓶に入った薬剤をシャボン玉のように吹き出し、それをヘルメットのごとく人の頭にかぶせると、その時その人がやっていた事を集中してやり続ける。
    …ただし、その集中してやっている行動を止めさせるには、他の人がヘルメットを針などで割らなければならない。つまり自分自身で止めるすべが無い。
    そのままずっと放置されればきっと餓死か過労で倒れるだう。
  • 幸絵札(しあわせトランプ)
    見かけは普通のトランプだが、持ち主が願い事を1つかなえてもらうたびにカードが1枚ずつ消えていく。実はこのトランプ、特に願い事を直接言わなくても、思考を読み取って要求を満たすふしがある。
    すなわち最強の道具である「任意全能系ひみつ道具」の中でも最速のひみつ道具であるが、その「最速」「最強」には当然ウラがある。
    52枚を消費し、トランプがジョーカーだけになった時、今までの幸運を埋め合わせるかのような不幸・災難が訪れる。
    トランプを捨てたり燃やしたりしようと放り投げても、強制的に本人の所へ戻ってきてしまう。
    難を逃れるには、他人にそれを譲渡するしかない。
    ジョーカーまで使い切る前に「このトランプを手放したい」と願うと勝手に持ち主から離れる。
  • 続御宜死苦(つづきをヨロシク)
    ガスを噴霧する道具で、何かをしている時に手を突っ込んで抜くと、その手の形になって続きをやってくれる。
    それはいいのだが、取り消しガスをかけない限り永遠に続ける。
    宿題をやってもらおうとすると一つのページを繰り返し続け、荷物を持たせると絶対離さない。
  • 丸寝当革(マルネットベルト)
    チャンピオンベルトのような外見の道具で、丸いものを引き寄せたり、反発したりできる。
    レベルは青→黄→赤の3段階あり、より大きな丸いものに作用するが、レベルが赤になったベルトは丸いものに逆に引き寄せられたり、挙句丸い地球に反発されて大気圏外に吹っ飛ばされそうになった。
    ベルトを外したことで窮地を脱することはできたが、宇宙をさまようベルトは丸い惑星達に対して…
  • 躾飴(しつけキャンディー)
    飴玉のような道具で、これを舐めた人間が「嘘をつくと閻魔大王に舌を抜かれる」といった迷信的な警告をすると、それが現実になる。
    それだけでも十分危険だが、本当に恐ろしいのは悪用も可能なのである。
    例えば「テレビを見るのを邪魔すると、ネズミが出るよ」とデタラメな警告も現実になってしまうのだ。
    つまり、手を汚すことなく気に食わない相手を抹殺することも可能なのである。
    一応「茶柱が立つと縁起がいい、きっといいことがある」という良いことも現実になることがある要素があるものの、危険なことには変わりない。
  • 自動活発指示機(オートアクションプロンプター)
  • 脚本袈設途(きゃくほんカセット)
    芝居用の道具で、やりたい芝居の「カセット」を道具にセットするだけで、どんな素人でも完璧な芝居が出来る道具。
    また出演者の趣味嗜好をインプットすることで、出演者の理想通りの話をオートで選んでもくれる親切設計。
    …「人が全自動で動く」という時点でキナ臭いが、この道具で芝居を行えば、「猿蟹合戦」の猿はリンチに遭い、「カチカチ山」の狸役は水に突き落とされて櫂でブッ叩かれ、「西遊記」の悟空は炉で焼かれて岩の下敷きにされた上に焼けた鉄を飲まされ、「舌切り雀」では舌を切られたり魑魅魍魎に襲われ、「桃太郎」では大量殺傷待ったなしである。
    万が一「封神演義」のナタ太子なんかやらされたら切腹させられるのでは…。
    さすがに「芝居用」の道具で「死にオチ」なんてことにはならないだろうが、「裸」を「それっぽい衣装」等ではなくガチで脱がせた事から推測すると、かなり命がけの芝居になりかねない可能性を秘めている。
  • 言葉禁止魔可(ことばきんしマーカー)
    指定した言葉を喋った人に雷が落ちるようになる。…幽白の海藤?
  • 宇宙救命船(うちゅうきゅうめいボート)
    地球が崩壊するなど惑星レベルでの超大規模災害発生時に使用する全自動型宇宙船。誰でも使用できるよう操作部分は発射ボタン一つのみで、ボタンを押すだけで勝手に人が住める惑星へと飛んでいく。
    が、ボタンを誤って押してしまった場合にキャンセルする術がない。また着陸先は「人間が住める惑星」だが、目的地に存在するものを装置に入れることで着陸先を指定できるようになっている。
  • 願七夕弾頭(ねがいたなばたロケット)
  • 裏七夕弾頭(うらたなばたロケット)
    短冊に願いを書き、ロケットを打ち上げるとその願い事を叶えてくれる。裏はその逆で、願い事と反対の事象が叶う微妙なひみつ道具でもある。
    問題は、書いた本人の願い事を叶えるだけではなく、勝手に他人の願い事を叶えられるという点である。
    つまりは、本人の与り知らない所で他者を不幸に陥らせることも可能ということである。
    効果は一年間続く模様。
  • 未知引天使(ミチビキエンゼル)
    手にはめると使用者にとってもっとも有用な方法を提示してくれるが、その方法のほとんどは使用者第一で周囲の迷惑を一切顧みない。
    しかも自分で外すと噛みついてくるので、他人に外してもらわなければならない。
    本編では迷惑極まりない道具だが、使い手と目的次第では、ヒントを与える有能な道具となる。
  • 針千本罰時(ハリセンボンバッジ)
    このバッジを付けて、使用者に対し誰かが嘘をつくと、バッジが「ノマスー」とうなり、その嘘を言った相手は体が勝手に動き、嘘を本当にするための行動をとってしまう。例えば「全財産あげるよ」と相手がウソを言えばその気にしてしまうのだ。少しは抗えるが、結局はそのウソを実行してしまう。幸いバッチを外せば、すぐに効果は消えるが、消えるのは前に相手がついた嘘だけ。
    もしもエイプリルフールでこれを使ったらえらいことになるだろう。
  • 究極何時何処遊戯(ウルトラいつどこゲーム)
    「いつ」「どこで」「どんなふうに」「何をする?」の4つの項目に分けて、書いたカードを順番に引いていく「いつどこゲーム」の22世紀版。書いた文章が本当になり実体験することができる。
    ただし組み合わせによってはとんでもない拷問や、死に至るレベルの危険なことをさせられる。しかも一度書いた文章は実際にやらないと元の場所に戻ることはできない。さらに字が汚いと意図していたものと違う実体験をさせることになり、「大トロを食べる」と書いたつもりが「大トラを食べる」になってしまったこともあった。
    場合によってはあらかじめ日記レベルの危険なひみつ道具である。
  • 植物自動化液(しょくぶつじどうかえき)
    浴びせた植物を擬人化する薬。
    正常に使用すれば何ら問題は無いのだが、蓋を閉め忘れると腐ってしまう。
    腐った自動化液は効果が無くなるわけではなく、心まで腐った姿で擬人化してしまうことが判明。
    その木は林の木と言う木に腐った自動化液を浴びせ、大軍で暴走を開始したり「世界中の植物を味方にして人類に宣戦布告を行う」等と横暴になる。
    中和液で自動化液を洗い流せるが、一度でも中和液を使用した植物は二度と自動化されることは無い。
  • 揚鯛(アゲタイ)
    ネクタイ状の道具。これを結ぶと自分の物をなんでもあげたくなる。効果を取り消すにはアゲタイを外すしかない。
    際限がなくあげては困るものも差し出してしまう。冷蔵庫等の家具であったり、現在住んでいる家であったり…。
  • 悪運宝玉(あくうんダイヤ)
    握りこぶしくらいの大きさのダイヤで、自分に擦り付けたそれを他人が持つことで効果を発揮する。
    なんと自身に降りかかった災難がダイヤを持っている者に移るのである。
    しかも拾いたくなるように誘惑する機能までついている。
  • 摩擦腐乱史(まさつブラシ)
    これでふいた場所は摩擦が0になり壁にぶつかるまでずっと止まれずにすべることになる。
  • 悪魔之意地悪(あくまのイジワール)
    これを飲むと、周囲の人間から無意識のうちにイジワルを受けることとなる。インケンすぎる。
    解毒剤はあるが、飲むまでの間もイジワールの効果は続くわけで…
  • 遠写鏡(おんしゃカガミ)
    これに写った画面を他の鏡にも映し出すことができる。
    映し出す範囲は、家の中から町中まで調節可能で、自動にしておけば誰かが鏡を除いた時だけ映るようになる。更に同じ画面を何度か写すことも可能。
    下手に範囲を町中に写すと周囲一体のカーブミラーや車のバックミラー、サイドミラーを使えなくさせて、交通事故を起こしてしまう。
    ほかにも、過剰に暴力的だったり性的だったりする映像を無作為に見せつけるイタズラなど、考えれば考えるほどヒドい用途の事が沢山できる。
  • 鬼付人(スパルタコーチ)
    ケーブル付きの風船がついたベルト。
    『泳げない着用者を無理やり足がつかないほど深い水場に引きずり込み溺れさせ、限界が来たら地面に上げて腹パンで水を吐き出させ再び水場に引きずり込む』という、水泳方法を教えるのではなく無理矢理水中に沈め泳ぐことを強制する命の危険がある拷問器具といっていいシロモノ。
    しかも着用者が嫌がってもベルトを外すことができず、機能停止するためには本体の風船部分を破壊せねばならない。
    「もがいているいちに誰でも泳げるようになる」という考え自体が絶対にあってはならない完全に間違った考えであるという事を学習するべきであろう。
  • 絶交電話紙(ぜっこうテレカ)
    親友テレカとは対極的な道具で、文字通り友情ブレイカーな効果を持つ呪われた代物。
  • 百苦大麻(ひゃっくタイマー)
    デジタル式の目覚まし時計みたいなシンプルな見た目だが、実は非常に危険な代物。
    一度スイッチを入れると、1分に1回、計100回の苦が訪れる。しかも停止機能が付いておらず、無駄に頑丈で壊す事は出来ないしどんなにこの道具から離れても効果は消えない。
    ちなみに回を重ねるにつれ過酷になり、弱い人なら10分で死に至るとか。
    7回目の時点で『包丁で刺される』というどう考えても致命傷待ったなしの試練となっていた。この調子で10回目で死ぬ人が弱い人だったら、たぶん地球上のほとんどの人が弱い人だろう。
    「行」つまり修行者が己を鍛えるための秘密道具とちゃんと道具自体の存在意義は説明されている。
  • 貧乏紙(びんぼうがみ)
    拝めば主人をありとあらゆる災厄から守ってくれる紙型ロボット「まもり紙」の逆バージョン。微妙なひみつ道具でもある。
    拝めばありとあらゆる方法で主人に災厄を招く紙型ロボット。
    電柱が倒れてきたり、なぜかサイの集団が押し寄せたり、挙句の果てにはUFOが墜落したりと、完全に主人を殺しにかかってきている。
    サイに至っては「動物園から逃げ出した」とかいった説明も一切されていないので、この道具が無理やりアフリカからワープさせてきた可能性すらある。
  • 御琉言之首(ゴルゴンのくび)
    常時石化光線を垂れ流している危険すぎるロボット。
    防ぐ手段はなく、上に生えた蛇の首を引っ張らなければ永遠に解除されないという意味不明な仕様の上に、収納している箱の外に出すと自分の意志を持って勝手に歩き回る。
    そもそもこの道具、立たされても疲れないようにするためだけのものらしい。
  • 臍倫須端度(ヘソリンスタンド)
    30分間精神・肉体含むあらゆる苦痛を取り除く「ヘソリンガス」を供給するスタンド。
    「痛み」とは身体への危険信号であり、それを無視し続けることは死に直結する。
    おまけに心の痛みも無くなるため、倫理観や罪悪感も麻痺し、苦手や恥じらいもなくなり怖いものなしという極悪仕様。しかもヘソリンガスは効果が切れると体が痛み出し、それを解消するためにまたガスを注入するという、恐ろしい程の中毒性であり、一度使い始めたらヘソリンジャンキーになってしまう。まさに麻薬。
    更に恐ろしいのは、ヘソリンスタンドには別のガスを装填できるというシステムであり
  • 地球下車機械(ちきゅうげしゃマシン)
    ポケットに入るサイズの、ダイヤルがついた機械。
    このダイヤルを回すと、使用者に対する地球の自転の影響を小さくすることができる。
    即ち、普通の人からは使用者が西方向へ移動しているように見える。
    …さっぱり使用目的・開発意図の分からない道具である。
    かつてのテレビのチャンネル変更ダイヤルと同様、多用し過ぎるとダイヤルが安定しなくなり、最終的にはダイヤルが取れて壊れてしまう。こうなると、機能をOFFにすることが出来なくなるため、とてつもないスピードで延々強制移動させられる。
  • 分解動力炉(ぶんかいドライバー)
    触れるだけで対象をバラバラにしてしまう道具。
    だが、ちょっと外しにくいパーツを…なんて加減はしてくれず、組み方を間違えたプラモに使った日には一から組み直しである。その程度なら微妙な道具どまりだが、当然ながら何故か人体にも有効で、一瞬にして相手をスプラッタなバラバラ死体…には流石にしないが、四肢や頭部を胴体から分離させてしまう。コレだけでも酷いが、一人でのパーツのつけ間違えはもちろん、複数名では相手のパーツを奪う事ができてしまう。
    …地面に落としたらその星は滅亡する。
  • 人間製造機(にんげんせいぞうき)
    名前通り倫理的にもうなんか色々ダメ。しかも超能力者の赤ちゃんが生まれる欠陥付き。
  • 空飛薄手絨毯(そらとぶうすでじゅうたん)
    薄手の布地。
    「とぶ」「あがる」「うかぶ」といった、浮遊を思わせる単語を布地の周囲で言うと、これが浮かび上がり、空中を飛行する。
    …問題なのは、飛行のコントロールが効かない点である。単に飛びたきゃタケコプターでいい。
  • 何処出喪煙(どこでもガス)
    「どこでもドア」の気体版だが、目的地と別の場所につながってしまう事例が多発する危険な道具。
    どこでもドアがはらんでいる危険性は前項でも解説した通りだが、そのどこでもドアよりはるかに事故が起こりやすい欠陥品が売られた場合どうなるかは想像に難くない。
    「目的地設定にボタンやダイヤルでの操作が必要で、心に思った場所を読み取ることで作動するどこでもドアより遙かに面倒」「ガスが風で吹き散らされたり、無くなると帰れなくなる」という問題点を抱えている。
  • 殺罵死屋(ころばしや)Z】
    通常の「ころばし屋」は「10円入れると対象を3回転ばせてくれる」というだけの道具で、いたずらぐらいにしか使えそうにない良くも悪くも子供の玩具のような道具。
    そのころばし屋の上位版であるこのZの能力は、銃撃一発で電柱がへし折れる、早打ちの達人の銃撃にすら対処する運動能力、タイムワープ機能付きで時間を越えて追って来る、拘束できても脱皮して脱出する、ターゲットの身近な人物を視認するだけでターゲットの情報を得られる、無関係な人間を巻き込もうがお構いなしの非情さ…と、もはや超時空戦略兵器のレベルに達しているブツである。というか、通常版との差が大きすぎる。
    また、通常版にあった「100円入れるとキャンセルできる」機能も搭載されていない。なぜ危険なものに限ってリミッターを着けない。
  • 世界創造筐体(せかいそうぞうゲーム)
    未来の世界版RPGツクールとも言えるもので、ゲームの中にあまりにもリアルな世界が作れる他、ゲーム内で作った存在を実際に現実世界に呼び出すことが可能。
    それ故に自身の作った箱庭と現実の区別がつかなくなるという事件も…。
  • 模倣卵(コピーたまご)
    動物をコピーしてペットを作り出す道具なのだが、絵や写真、像などであっても関係なく最初に見たモノをコピーする。
    そのため、怪獣映画やゲームの広告なんかをコピー対象にしたらどんな大惨事に発展するか分かったものじゃないだろう。
    更にコピー機能は誕生後も続くため、武力を持って投入しようとすると技を片っ端からコピーして強化される。
    例えば『西遊記』の三蔵法師一行の石像をコピーしてしまえば、天上界一の暴れん坊「斉天大聖 孫悟空」が現代に蘇ってしまう。
  • 成限知恵数(なりきりチェス)
    チェスの箱のような形で、スイッチを入れると周りの人間がゲームの世界へと飛ばされ、駒となり戦うことになる。
    戦いで受けた痛みは脳に直接作用するため、死ぬ事もある。
    王様の命令が絶対のため下位兵に拒む権利はなく、相手が恋人や家族だろうが敵軍であれば強制的に死ぬまで戦わされ、勝敗が決しない限り永遠にゲームは終わらない。
    更に信じがたいことにキングはNPCなようで、仮にプレイヤーがキングを殺したり降参させたりした場合、敗北した側の駒は全員敵キングに捕らえられ断頭台送りになる。クソゲーにも程がある。
  • 工作設途(さわるとできるこうさくセット)
    手で触れた物を使用者の願い通りの姿に変えるという手塚治虫先生が見たら大喜びしそうな道具。
    しかし、抽象的な概念でも具現化することが可能であり、「強くなりたい」と思いながらうっかり手で触ってしまったせいで巨人に変身し破壊の限りを尽くしたり…
  • 摺流愚等須(スリルグラス)
    ゴーグルのような形をしていて映るものが安全であればあるほど過剰なまでに危険なものとして認識され、それによってスリルを味わう。更に、危険であればあるほど安全に見えるという余計な効果が付加されている。
    つまり「自ら危険に突っ込んでいく可能性を極限まで高める」という、この上もなく危険すぎるブツなのだ。

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Tag: 灯翠 エル


*1 属性一覧を参照
*2 有効的なものがない場合、まずチートキャラの片鱗を手にする
*3 善悪ランク表に準ずる
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