なんじゃこのページは。
フワリン妖精記+α見て「やべ、おもろそう」と思ったので作りました。SS載せるよいぇい。
駄文なのは許してne。あと全然未完結。
ノクターン
いつしか現れた、想起される懐かしさ。
「 だってあなた、こういうお話は嫌いでしょう?」
未だ拙い口から紡がれる、確かに温度が感じられる優しい声色が僅かに溢れる。齟齬がないように、解って貰うために。確かに在る「兄」としての矜持を固く握りしめて。
「ぼくから見れば、あなたはまだ、幼いのですよ。」
"はぐれないように"と言い訳した、愛しくやわらかい手に触れる。あたたかく輝く日差しと、美しく漂う花畑を歩いてゆく。そうして影ることの無い、長く永い優しい夢に囚われる。
懐かしいような、新しいような、心地いい夢を忘れたくなくて。
夢には、触れられなかった。
ああ、また。またか。
アラームの音と共に目を覚ますと、相変わらず汚部屋と言うにはゴミが足りない、物に溢れた部屋で目を覚ます。日光の入りにくい間取りと、脳に入る情報量の多さに、やる気も創作意欲も思わず引っ込む。学園直属の寮であればまだ間取りも整備も良かったが、如何せん此処は寮ではなく近くのアパート。一人の時間が欲しいという、お気持ち兼効率を優先した結果だ。どう足掻いても後の祭りである。
それでもルーティンという脳の摂理は素晴らしく、嫌でもいつも通りの行動を取る。
スリッパを履いて、顔を洗って、歯を磨いて、ごみ収集の日だったからゴミ袋を手に取り、空っぽの冷蔵庫を開けた後、とりあえずそれっぽい服に着替え、ゼリーと飲料水、ゴミ捨とともにコンビニへ出かける。素晴らしい生き方とは言えないが、人間的に生きているといえば、肯定されるような生き様だ。
もともと彼は名家出身のボンボンであったが、家を継ぐ訳でもなく現在は渋めの生活を送っている。大層な理由もなく、僅かな劣等感と大いなる「気分転換」を抱えながら、高層ビル群が立ち並ぶコンクリートジャングルに身を置いている。
彼の家系のルーツは面白く、「文学系統」に秀でた才能を持つ者が多く存在する。詩人、作家、批評家、音楽家... 時には、世界的に名を馳せる異色の天才も確かに存在する。そういった文学系に特攻した才能は彼自身にも当てはまり、実際彼も関連した高校...正確に言えば総合的な高校に在学している。そしてその才能は彼の「弟」にも大きく当てはまる。
「弟」との関係は一言で表すと『ねじれの位置』と言えよう。ねじった訳でも、絡まった訳でもなく、ただ、最初から交じ合えなかった。交わることが出来なかった。どこまで伸ばそうが、本質的に土俵が違うのだ。ただ、それだけであった。難解な理由でも、複雑なものでも無い。それは余りに単純で、自称未熟な彼でも十分に解ってしまうものだった。
苗字は同じ。彼の容姿や所作や教養も似て似つかない、双子の弟。
彼はいつしか言った。初めて見た知識をひけらかす様に。
目標達成までなら何でもする。手段を選ばない。この事を、「マキャベリズム」だと。
笑えるくらい、彼と弟は似た思想を持っていた。
サークル仲間に送った、デコレーションを十二分に余らせたLINEの文面に、もはや味が出てくることは無かった。絵文字も顔文字もスタンプも、運用方法が間違っていれば伝わらない。ただ、どれが正しくて、どう使うべきか、どれが受けてくれるのか。"書き方"という前提知識、過去の教科書は売り切れていた以上、ソレの受け取り方は未だ不明である。
「愛想がいい」とは大変強力な武器である。文面上、表面上だけでもそれらしい対応をすれば、人らしく在れる。人に好かれる。人が寄ってくる。
難点としてはソレに執着し過ぎた時と履き違えた時だ。誰も知らない。或いはほとんど知られていないガワの下を露呈するのは大変恐怖でしかない。嫌われたくない一心で脆い仮面を振りかざすと、割れ目ができる。そこからまた、ひとつ。次第に剥がれた顔をまた取り繕ううちに、自然と不自然になる。落ち着きが肝心と諭されたところで、ブレーキが壊れた以上不可能である。そこで崩壊するのも、よく分かる。
余談よだんたtだだふぁ
「妖精としての本来の生き方」とかじゃなくて「人間的な生き様」を書いてるyo
ちなノクターンはピア兄のやつどす。一応成人済みという事で...題名的にお酒飲ませたかったしね。(描写上はまだ朝だけど。)
学園の設定は教えんが言うには「ほぼ高校」だったけど一旦捻じ曲げて「高校と大学やらキャンパスが統合されている敷地馬鹿でか学園」「選択式で学園内の大学にも行けるわよん。」という事で。
タイトル*1に意味はあんま無い。と言いうか普通に意味若干履き違えてた!
あとダッシュ線使いすぎ♡
視点わけわかめ。一人称なのか三人称なのか真面目に٩( ᐕ)و
未だに結末が見えない!☆。.:*・゜
おこめこめ白米
良くねぇ所*2
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