KA-79

Last-modified: 2025-11-16 (日) 15:35:13

概要

KA-79は、武装政権ノヴァ・アークターによって開発・運用される高高度・超高速戦略攻撃機である。この機体は艦上攻撃機・迎撃機・偵察機など多目的に利用できることで知られる。一撃離脱戦法のために設計され、
愛称は“Tracker”(追跡者)。大気圏内速度は平均で←ここ重要マッハ17.5を発揮し、宇宙圏内速度は最大32パーセク(光の32倍)。歴史史上最も高速な航空機・制宙機であり、この記録は未だに破られていない。

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ニーヴァ解放前線空軍のKA-79-C。正式なノヴァ・アークター軍であるアークトリアンにも採用がなされている。

情報

  • KA-79-C
  • 用途 インターセプター級艦上攻撃・迎撃機、高高度超高速偵察機、戦略攻撃機。
  • 分類 高高度・超高速戦略多目的機
  • 製造者 ペリカン重工業
  • 生産数 9600万機
  • 初飛行 不明
  • 運用開始 不明
  • 運用状況 近年配備開始、現在現役かは未だ不明
  • 戦闘参加の記録 あり

説明

KA-79“Tracker”の設計はニーヴァ化学軍事部門のイゾルテアクウェルが担当し、史上類をみない速さの艦上攻撃機としての運用が開始された。本来艦上攻撃機は空母から発進するので高速性については加速するための長い滑走路が必要であるため、艦上攻撃機を世界一速い機体にする、というのは非常に難しかった。しかし設計段階で亜高速イオンエンジン及びソニックブームエンジンを採用したため、短い滑走路でも異常なほどの加速が可能になった。この攻撃機の本来の目的は、敵の領空内に超高速で侵入・あらゆる迎撃システムを圧倒的な高速性で回避し、ミサイルより高速な移動速度を駆使して自身を追いかけているミサイルを追い越し、一撃離脱、精密爆撃や地上攻撃、敵の海上艦隊への壊滅的な損害を与えることにあった。さらに最大限に減速できれば可変エンジンによる垂直着陸ができ、場合によっては滑走路を必要としなかった。そしてこの機体は本部や仲間との連携を必要とせず、ドロイドAI脳と人員が連携するため完全に孤立したり艦隊と断絶されたりしても迅速に敵に壊滅的な打撃を与えるとされている。さらに機体のほぼ半分がエンジンで構成されており、一撃でも被弾するとすぐさま墜落してしまう、並びにシールドジェネレーター(バリア発生装置)を搭載していないため、攻撃力と高速性に全振りした機体と言える。そしてあまりに高速すぎて表面温度が高くなるのを防ぐため、機体はほぼチタン合金でできている。その高速性ゆえに一度目標を通り過ぎてしまうと小回りがきかないため、高い命中制度と攻撃命中の後すぐさま迅速に一撃離脱ができる技術が求められる。さらに黒く塗装されたステルス性の装甲(デュラスチール)もあり、スカイオウルほどではないが高いステルス性を誇るため、世界一撃墜の難しい航空機と呼ばれる。

武装

ドロイドAI脳システム

敵への自動ロックオン・機体の自動操縦が可能になる。

TZ-55速射性レーザー砲機銃(4門)

発射速度と命中精度に優れたレーザー機関砲。爆撃機など大型機を一撃で撃墜するため、強力なイオンエネルギー弾が搭載されており、機体前部と機体の裏に一対ずつ搭載されており、この機銃こそがKA-79の高火力の要因となった。一方でエリート型のKA-79-B型には6門搭載されており、一般型よりもさらに高火力で機動性に優れている。

L-s1重レーザー砲(2門)

通常のレーザー砲の3倍の威力を持つ重レーザー砲。ドッグファイトには適していないが、地上目標(戦車部隊)や巨大戦艦などに対しては非常に有効である。さらに高い命中精度が記録されている。B型モデルにも2門搭載されているものの、より高火力なレーザーを発射が可能である。他の機に搭載されているものはリロードに時間がかかるとされているが、改良を加え、本機ではリロード時間も極めて短い。

プロトン魚雷(最大装填時2発)

爆撃装備である。実体兵器であるため通常1対しか搭載しないが、レーザーに比して極めて攻撃力が高く、通常装備するレーザー兵器の火力不足を補う為に装備することが多い。しかしKA-79は巨大戦艦や艦上爆撃、敵基地爆撃や敵戦車部隊の壊滅などにプロトン魚雷を使用する。

弾頭を覆うピンク色のエネルギー場は目標に到達するまでに妨害されることを防ぎ、誘導コンピューターが高性能なものであればその誤差は僅か3m以内に留まるとされる。ただし、標的が小型あるいは高速な物体の場合、誘導が完全に機能せず命中しないことも珍しいことではない。しかしKA-79のレーダーはGZ-6高性能誘導装置を搭載しているため、高い命中精度を誇る。

亜空間通信アンテナ

銀河のどこからでも高度な通信が可能になる最高品質のアンテナ。

PHZ・精密攻撃型EMPミサイル(最大装填時6発)

敵機の精密機器を損傷・破壊する強力なパルス状の電磁波を爆発時に発する亜音速EMPミサイル。KA-79本体よりも高速で発射される。これが完全命中すればありとあらゆる電子機器や迎撃システム、エンジンを停止させ、事実上ありとあらゆる航空機を電磁波によるエンジン停止によって墜落させることで一撃で破壊できる。KA-79本体は電磁波の影響を一切受けない。最大電磁波拡散直径は300メートル。つまり地上や海上に向けて発射することでミサイル施設やインフラ、戦艦などに対しても絶大な損害を与えることができる。

GZ-6精密誘導装置

極めて正確にプロトン魚雷やプロトン爆弾を投下できる事を可能にする精密誘導装置。目標が地下などに隠れていてもサーマルスキャナーなどで敵を検出・爆弾や魚雷を投下する。

ハイパーウェーブ通信スキャナー

相手の通信を常に妨害する。このスキャナーレーダーによってクラス9の最高レベルのステルス性を持つ敵機も検知が可能になる。

対ミサイル用偏向システム(ハイパーソニックダッジ)

ブーストを使用しながら機体を横に傾けるとレーダーの反射を最小限に抑え、ミサイルの追跡を完全に回避する。

連合共和国への領空侵犯

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███銀河政府が発表したKA-79-Bの領空侵犯時の写真。

██████年の⬛︎月⬛︎日、午後未明にアークター軍所属のエリート部隊「オブリビオン」に配備されている偵察や爆撃に特化したKA-79-B型が███の領空に侵犯する事態が発生した。

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侵犯機のKA-79-Bの公式画像。

事態は収束へと向かっているが、なぜ領空侵犯をしたのか、偵察説や、爆撃失敗説などが考えられている。

KA-79-Bは大気圏内戦闘に特化したKA-79-A型モデル(本記事で紹介したモデル)よりも、大気圏外戦闘に特化した型。プロトン魚雷搭載量を犠牲にさらに機動性と火力を向上させ、シールドジェネレーターも搭載したモデルであり、少数精鋭専用の機体となっている。

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