THE END STORYの世界

Last-modified: 2024-12-31 (火) 14:09:38

宇宙論を読む前に

物語階層とは

物語階層は現実とフィクションとの間にある「第4の壁」と同等のギャップを持った壁。ギャップの大きさは下の階層が次元を超越した構造やそれを原子未満とする構造を持っていても、上の階層の0次元原子すら超えることが出来ないほど。下の階層の存在は第4の壁と同じように上の階層を超えることは疎か、同等や近しい存在となることも超越した設定を持たない限り不可能。同時に、上の階層の存在は下の階層を自由に創造、破棄、改変等を行うことができる。しかし、大抵の場合技術が大きく発展した時代*1での媒体を通すことでしか下の物語階層に自身を投影出来ない。また投影と言っても仮の姿*2の状態でしか干渉出来ず、通常の存在では互いに直接干渉は不可能とされている。上の階層の存在が下の階層の存在のアバターを制作*3し、人格情報のデータを寸分の狂いもなくアバターに保存することで下の階層の存在にとって任意では無いものの上の階層に仮の干渉が出来るようになる。
上の階層の存在は同じ次元しか描写出来ないという制約もある。
現実ではアニメを二次元と表現することもあるが、奥手前の描写があるなどして物語階層が一つ下の3Dであると考えられる。
一昔前の横スクロールゲームも同様に、背景や装飾のレイヤーがあるため3Dだと考えられる。
フィクションで稀に見るメタ発言などのメタに関する言動は全て上の階層の存在が任意で発言させたもので、下の階層の存在が自ら発することは滅多にない。

物語ヒエラルキー*4

第1層

読者や執筆者が存在する頂点の層。TESを読み、嗜む存在。

第2層

TES全体を指す層。TTESや他wikiの12による創作物も含む。また、TES全体を舞台とする物語もここに属する。

第3層

物語単体を指す層。TESは様々な物語を含みそれらはTESの世界観に属する。

第4層

物語に属する異空間、異次元を指す層。

数値超越記号

THE END STORYの世界【その二】を参照。
簡単に説明すると【アクセス不可能な基数】を表したもの。【アクセス不可能な基数】という記述のみでは表現が不可能なため用いられる。説明に含まれる【アクセス不可能な基数】は数値超越記号を用いても表現することが不可能な真のアクセス不可能な基数とされる。

相対評価の無効化

THE END STORYの世界【その二】を参照。
簡単に説明するとどの宇宙論においても価値などが一定であり、TESと別の宇宙論で同じもののスケールが高かった場合、そのスケールに合わせてTESに存在していたものも同等レベルに大きくなる。常に【TESスケール=他宇宙論の同等記述・概念】の状態を保たれている。

万物の理論

万物の理論は単一宇宙にある様々な法則であり、抽象的なものから具体的なものまで全ての説明をこの理論の元に統合される。
既知のすべての種類の素粒子、宇宙の既知のすべての力、そして宇宙の起源と進化を 統一的に説明する理論。超弦理論は潜在的に万物の理論であるという考え方もある。万物の理論を定式化することは不可能であり、そのような理論は、その時点で知られている宇宙の進化に関するすべての力、粒子、観察の理論であると主張できるだけであるという考えも存在する。
万物の理論は、宇宙の次元の数と、観測可能な次元の数が 4 である理由を説明できる可能性を持つ。
この理論はタイプIVテグマーク式多元宇宙があると示唆されている可能性がある。

テグマーク式多元宇宙

テグマーク氏はこう書いている。
抽象数学は非常に一般的なので、(曖昧な人間の用語とは無関係に)純粋に形式的な用語で定義できるあらゆる理論(TOE)も数学的構造。たとえば、異なるタイプのエンティティの集合(たとえば単語で表す)とそれらの間の関係(追加の単語で表す)を含むTOEは、数学者が集合論モデルと呼ぶものに他ならない。通常、それがモデルとなっている形式的なシステムを見つけることができる。
これは「考えられるあらゆる並行宇宙理論はレベル IV で記述できることを意味する」、そして「他のすべての集合体を包含し、したがって多元宇宙の階層に終止符を打つ。つまり、レベル V は存在し得ない」と彼は主張する。
タイプ IV テグマーク マルチバースは、実際にはすべての可能な数学的順列を含んでおり、抽象的な「プラトン的」なもの、つまり非空間的かつ非時間的なものも含め、すべての可能な数学的対象を現実のものとして見なす。

弦(3次元)

超弦理論にて「素粒子は点粒子である」という考え方ではなく「素粒子は小さな弦の振動状態にある」という考え方の下使用されている弦である。3次元において重力や電磁力等の素粒子間の力を構成する上で重要な役割を担っている。

3次元

方向が3つになった領域。2次元の如何なる概念、アクセス不可能な基数を持ち合わせても3次元の原子に到達することは無い。我々の知る次元であり、創作物の描写によく用いられる次元。
しかし、TESに描写される領域に達しておらず、一般人が素粒子の存在を知らずに生きているのと同じように構成の為だけに存在している領域とされている。

素粒子(ChatGPTより引用)

電子よりも小さい粒子には、いくつかの素粒子が含まれる。素粒子は、電子や陽子、中性子といった物質の基本的な構成要素で、さらに小さいものを指す。代表的なものには以下がある。

ニュートリノ

ニュートリノは非常に軽い素粒子で、3種類(電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノ)がある。電荷を持たず、他の物質とほとんど相互作用しないため、検出が難しい粒子。サイズではなく質量に注目すると最も小さいとされている素粒子で、厳密に質量は測定されていないが推定電子の100万分の1とされている。

クォーク

クォークは陽子や中性子を構成する基本粒子。6種類(アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトム)があり、それらが組み合わさって陽子や中性子を形成する。

電子

電子は負の電荷を持っている、物質を構成するための基本粒子。化学反応や電流などの多くの物理現象に関与している。質量はアップクォーク、ダウンクォークよりも小さい。

ハドロン

ハドロンは、強い相互作用によって結びついている素粒子の一種。
代表的なものとして陽子と中性子がある。陽子と中性子は、原子核を構成する主要な成分である。

原子核

陽子、中性子が複数集まることで形成される原子の中心構造。構成する原子によって質量が変わる。

電子殻

原子核の周りを電子が回ることで形成される構造。K殻から始まり、原子核にある陽子の数によって殻の階層数が変わる。

原子

物質の最小単位。

分子

分子が複数個集まることで構成される。

高分子化合物(ポリマー)

1万以上の原子によって構成されている巨大な分子。DNAやタンパク質などを構成することが可能。

染色体

長いDNAと多数のタンパク質によって構成される構造。XYの2種ある。

細胞

染色体を多数内包している核をさらに内包している構造。

気管

幾つもの細胞が集合することで構成される生物の構造。生物によって様々な働きを持つ。

  • 植物気管
    植物、植物で構成された生命体等の気管。
  • 動物気管
    動物等の気管。

生物・物質(ちょっと参考にさせてもらいました。しののめ氏ごめんね。)

一般的*5なスケールを保有する生物・物質のみを定めている。このカテゴリーは以下のように分けられる。

生物
【I】静止している植物全般、イソギンチャクやホヤ等の動かない生物
【II】草食昆虫、またはそれと同等レベルの体長を持つ動物
【III】【II】を捕食する、または【II】に対して圧倒的優位を持つスケールの生物(カマキリ、蜘蛛等)
【IV】【III】を捕食する、または【III】に対して圧倒的優位を持つことの出来るスケールの生物(ネズミ、スズメ等)
【V】小動物を捕食する、または猛禽類が捕食対象としないスケールの生物
【VI】単独で市街地に出現すると危険視されるスケールの生物、また高度な知能を持つ生物(狼、猪、人間等)
【VII】大型の肉食獣等(虎、鰐、鯱等)
【VIII】単独で大規模の戦闘力が保証されている生物及び集団生活をしている生物(ヒグマ、ゴリラ、像等)
【IX】壁~部屋LEVELの生物(戦車同等クラスの生物)
【X】建物~都市ブロックLEVELの生物(龍、等)
【XI】複数都市壊滅LEVEL(該当なし)
【XII】国家壊滅危機LEVEL(使徒*6、ゴジラ等のような生物)


物質
【I】極めて不安定で、条件問わず1秒未満で自壊する物質
【II】条件問わず数秒で自壊する物質
【III】条件問わず1時間以上で自壊するか、条件次第ですぐに自壊する物質
【IV】安定しているが触れた衝撃で崩壊する物質
【V】2kg前後の力を加えると破壊される物質
【VI】一般人レベルが本気を出すことでようやく破壊することの出来る物質
【VII】素手では破壊できないが、手作りや杜撰な道具でも破壊・変形・状態変化させることの出来る物質
【VIII】企業製品等の正式な道具を使用することで破壊出来る物質
【IX】巨大な器具、機会によってようやく変形出来る物質
【X】莫大な自然現象のエネルギーによってようやく変形出来る物質
【XI】恒星レベルのエネルギーによって変形出来る物質
【XII】極めて破壊が困難な物質、または非現実的な方法でしか破壊が不可能な物質

惑星

宇宙空間に無限の数存在し、惑星によっては数多の生態系、物質、常識が存在する。

地球型惑星

惑星を構成するほとんどの物質が岩石や鉄で出来ており、表面は土や岩石に覆われている。

木星型惑星

惑星のほとんどがガスであり、大抵の場合サイズが地球型惑星の10~1000倍以上になる。

天王星型惑星

氷でできており、そのほとんどが巨大な氷の塊になっている。

恒星

自ら光を発する惑星。サイズは地球型惑星の100万倍以上である。

太陽系

複数の惑星が恒星を中心として周りを回る構造。

星雲

恒星が寿命を迎え超新星爆発を起こしたことによって生まれるもの。差はあるが極めて小さいものでも太陽系を細胞未満として見ることのできるほど巨大。

銀河系

星雲を【アクセス不可能な基数】*7個含む巨大な天体の集まり。

銀河群

数個~50個以下の銀河で構成される。大きさは銀河系×個数のみならず、サイズ差や銀河間の隙間を考慮すると更に巨大なものとなる。

銀河団

3桁程の銀河の個数で構成される。

超銀河団

銀河団を2001個以下内包している。

現在観測可能な宇宙の範囲

超銀河団を【アクセス不可能な基数】個程内包している観測可能な範囲。実際の宇宙はこの範囲を原子未満として見ることのできるほど広大であると考えられている。

UNIVERSE

別名単一宇宙。これより上の次元も同様の構造を持っていると考えられている。無限のフラクタル次元のような時空階層を含み、それらの内部には概念的、精神的、物理的次元といった数多の宇宙論を含んでいる。また、時空の各世界は物理的、精神的、霊的、神秘的といった様々な要素が交差を繰り返すことで構成され、物語や世界に意味が齎される。

COMPLEX UNIVERSE*8

複雑な宇宙。3次元空間を無限*9まで内包しても空白の空間が無限に存在し、4~9次元*10を内包している。

EX-COMPLEX UNIVERSE*11

更に複雑になった宇宙。10~1000次元までを内包しており、CUを無限*12まで内包しても空白の空間が無限に存在する。

OVER COMPLEX UNIVERSE*13

過剰に複雑になった宇宙。1001~無限次元までを内包しており、EX CUを無限*14まで内包しても空白の空間が無限に存在する。

MULTIVERSE

OCUまでの構造に存在するパラレルワールド郡*15を無限*16内包している。また、無限次元の内包によりヒルベルト空間を無限に内包していることとなり、次元という概念を超える。

XENOVERSE

MULTIVERSEの内包しているパラレルワールドは基盤となる物語が1つのみだったが、TES内には様々な物語が存在しておりパラレルワールドの基盤となる作品も無限に存在している。それらは同様にMULTIVERSEに内包されているがそれらのMULTIVERSE郡を纏め、内包しているのがXENOVERSE。XENO(異端)である理由は、物語1つに特異点が必ず存在しており物語を無限に内包しているため特異点を無限に内包していることになるからである。

OMNIVERSE

OMNIVERSEは巨大過ぎるが故にXENOVERSEを0次元、つまりpointとして見る事ができ、UNIVERSEまでの構造と全く同じである。OMNIVERSEの弦はXENOVERSEよりも無限に大きく、それらは比較するものでは無いとされるほど。

HYPERVERSE

HYPERVERSEはOMNIVERSEにとっての次元階層構造体であり、OMNIVERSEが3次元までであったのに対してHYPERVERSEは4~9次元まである。OMNIVERSEにも同様に超弦理論は存在するので内包している次元はここまでである。

ULTRAVERSE

ULTRAVERSEはEX CUと同様の構造体であり、OMNIVERSE基準での10~1000次元を内包している。

MIRACLEVERSE

MIRACLEVERSEはOCUと同様の構造体であり、OMNIVERSE基準での1001~無限次元を内包している。また、同時に無限のヒルベルト空間を内包している。

OUTERVERSE

OMNIVERSE~MIRACLEVERSEと同様の構造をThe end個保有している巨大な空間。ただその数を内包しているのではなく、とある構造はひとつ下の構造を0次元レベルとして捉えられるため最終的な規模は想像を大きく超える。バースにつき最低一つの物語しか存在しないためパラレルワールド郡は生成されない。

GODVERSE

GODVERSEは通称神域と呼ばれている。スケールはOUTERVERSE*17が素粒子としての振る舞いを起こし、それにより構成された世界。

LOSTVERSE

LOSTVERSEは上の物語階層の存在に忘れられた状態にある存在が保有される空間である。忘れられた創作物は(辞書的な意味で)無限に存在し、創作によって作られた物語よりも多く存在することからGODVERSEと同等以上の規模を持つ。また、イマジナリー的な創作物も含み、表現を通されず想像上のみで終了した虚状態にある存在も内包されている。

EVERYTHINGVERSE

創作状態にあるもの、忘却・中止・打ち切り状態にあるもの、描写不可能なもの等を含む構造。またGODVERSE・LOSTVERSE外にある例外となるものも含む。99%以上が空白。

PINNACLEVERSE

TES宇宙論を構成する基本構造の中で最も高位な構造。並の創作物の域を超越した存在または物体が内包され一般的な高域に位置する創作物の表現*18の限界点でもある。概念的存在や概念超越存在、概念操作体などが含まれる。

物語階層(METAVERSE)

階層のナンバリングは1物語階層、2物語階層といった形に表記する。通常の創作物または物語階層が上がった主張や描写*19がない限りは1物語階層に分類される。またフィクションの描写*20を持つ場合、そのフィクションの物語階層は0となり現実メタや階層を昇る説明がない限り相対的な物語階層の上昇は不可能。
数値超越記号の物語階層も存在している。(辞書的な意味で無限に続く)
細かい説明等は上の【物語階層とは】を参考に

超越物語階層

物語階層はフィクションに組み込むことができる強大な宇宙論の構造。しかし、この構造は我々にとってフィクションの1部でしかなく、非常に小さいものとして扱うことができる。それと同様に物語階層を超越しそれら"全体"をフィクションとして見られる構造も存在する。0超越物語階層構造を全てフィクションとして見られる構造。0超越物語階層の全体構造は1超越物語階層-1層目を構成するごく一部の要素のため0超越物語階層の全て×【アクセス不可能な巨大基数】=1超越物語階層-1層目全体とも言える。

真現実層


*1 推定2080年以降レベル
*2 以降アバターと表記する
*3 推定2250年以降レベルの技術が最低限とされる
*4 SCPの物語次元を参考にしたもの
*5 現実的
*6 エヴァンゲリオン
*7 相対評価の無効化により通常の概念より根本的に上の概念による基数を含む宇宙論だったりどの宇宙論においても不可能な基数とする
*8 以後CUと略称
*9 辞書的な意味
*10 この次元は超弦理論に必要な次元数である。方向次元のみを加算しており時空次元、パラレルワールドによる追加次元を考慮していない。
*11 以後EX CUと略称
*12 同様に以下略
*13 以後OCUと略称
*14 同様に以下略
*15 このパラレルワールドは素粒子1個の振る舞いで分岐するため無限に存在する。
*16 同様に以下略
*17 またはOUTERVERSEレベルの構造
*18 宇宙論、偉業、存在論を故意に用いない
*19 例:とある存在が物語の現段階における最大物語階層の舞台をフィクションと見る存在が現れる
*20 ゲームや漫画等の描写
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