外国型後期
4種 荷物車・寝台車・食堂車・プルマン車
客車のみ4種で牽引する機関車はない。既存の欧州型機関車3種で誤魔化すには少々厳しく、恐らくは外国型シリーズとして発売されはしたが当時一世を風靡したオリエント・エクスプレス'88の来日編成の再現が主眼にあり牽引機は日本型のD51やEF58・EF65あたりを想定しての事と推察される。
プルマン車は本来食卓備え付けの1等座席車を指し厨房設備は持たないが来日時には食堂車として使用されたためシールでは「食堂車」となっている。そのほか本来の食堂車は「客車」、荷物車は「貨物車」と表記されている。扉間の側板をシールで隠してしまう構成のためプルマン車が出ない場合は余剰の寝台車か食堂車にプルマン車のシールを貼ってお茶を濁すことも出来た。
荷物車の屋根は他の3種と同じ高さで実車の低屋根は再現されていないが特徴的なキューポラはしっかり再現されている。
こだわりを感じる凝った逸品である反面、凹凸が多いためモールドが痛みやすいのが欠点。
寝台車(シール貼付済)
プルマン車。来日時には食堂車として使用された。
プルマン車(シール添付)
食堂車。こちらが本来の食堂車で厨房設備を持つ。
荷物車
屋根上は4種全部作り別けされている
付属シール