近鉄ビスタカー

Last-modified: 2016-12-23 (金) 12:21:57

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Ⅲ期

4種 先頭車・中間車 色違い(オレンジ・アイボリー)

 先頭車と中間車の2種。1978年登場の30000系「ビスタカーⅢ世」がモデル。元祖2階建て特急として有名なビスタカーの3代目で1980年代における近鉄のフラッグシップトレインである。
実車では中間車は2階建車のみで向きの違いによりサ30100形とサ30150形の2形式あるが概観はほぼ同一、先頭車は1ツ扉のモ30200形と2ツ扉のモ30250形の2種類あるがミニスケールトレインで前者はモデルとしている。よって先頭・中間の2種のみのモデルではあるが違和感の少ない実車同様の4両編成(パンタ付先頭車+二階建中間車+二階建中間車+パンタ付先頭車)を組成することが出来る。
 成型色は当初はオレンジと黄土色の中間のような色をしているが後にアイボリーへ変更される。無論、前者のほうが実車に近いわけだが、同一の成型色を用いていた京成スカイライナーが実車の新塗装に変更されたのに合わせて成型色が変更されたためビスタカーも変更となったと思われる。
 先頭車の下回りはそれらしく似せた床下機器が再現されている物を新規に誂えている。中間車の下回りも幅の狭い専用品を使用し1階席部分をボディ側へ表現させる事によってそつなくまとめており好印象。

 シールは同一シートに名鉄パノラマカー用と近鉄ビスタカー用が収録されているものが付属するためパノラマカー用の「特急 豊橋」のヘッドサインをつけられた個体も多々目にする。なおビスタカー用シールの前面行先表示は「なんば」のみ

 

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先頭車。手前が前期ロット、奥が後期ロット

 

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中間車。手前が前期ロット、奥が後期ロット

 

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シール貼付例

 

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付属シール。同一シートに名鉄パノラマカー用も収録