BIOS/UEFI設定
XMP/EXPOを有効にする
メモリはデフォルトだと定格(2133~2400MHz程度)で動作している。
購入したメモリ本来の速度を出すにはBIOSでXMP(Intel環境)またはEXPO(AMD環境)を有効にする必要がある。
BIOSの設定画面はメーカーによって異なるが、「メモリ」や「OC」関連の項目にあることが多い。
ファンカーブの調整
静音重視か冷却重視か、好みに応じてCPUファンやケースファンの回転数カーブを設定できる。
BIOSの「ハードウェアモニター」や「ファンコントロール」などの項目から設定する。
温度ごとに回転数を細かく指定できるマザーボードも多い。
ブート順序の確認
OSインストール後、USBメモリより内蔵SSDが優先されているか確認しておくと安心。
インストール用USBを挿したまま再起動すると、またインストーラーが立ち上がってしまうことがある。
Secure Boot / TPM 2.0の確認
Windows 11のシステム要件として必要な項目。通常は有効になっているが、トラブル時の確認ポイントになる。
「Windowsセキュリティ」→「デバイス セキュリティ」からも状態を確認できる。
ハードウェア監視・トラブルシューティング
デバイスマネージャーを活用しよう
Windows 11の場合はスタートメニューの検索バーに「デバイスマネージャー」と打ち込んで呼び出せる。
デバイスが接続されているのか、ちゃんと動作しているかなどが簡単に見られる。
このUSBデバイスはどうつながってるのか知りたい
デバイスマネージャーからでも似たようなことはできる。もっと、詳しく見たい場合にはUSB Device Tree Viewerがおすすめ。
どこのポートのどのハブに繋がっているのかまで細かく追いかけられるからトラブルシューティングに最適。

HWiNFOで温度・電圧を見る
CPU温度、GPU温度、各種電圧などを詳細に確認できる定番ツール。
負荷テスト中の最高温度を確認したり、異常な値が出ていないかチェックするのに使える。
HWiNFO公式サイトからダウンロード可能。
CrystalDiskInfoでストレージの健康状態を確認
SSD/HDDのS.M.A.R.T.情報を見て、異常の兆候がないかチェックできる。
「正常」「注意」「異常」とわかりやすく表示されるので、定期的に確認しておくと安心。
CrystalDiskInfo公式サイトからダウンロード可能。
タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブ
CPU・メモリ・GPU・ディスクの使用率をリアルタイムで確認できる。
Ctrl + Shift + Esc で起動。「詳細」表示に切り替えて「パフォーマンス」タブを開く。
何が重いのか、ボトルネックはどこかを見るときに便利。
パフォーマンス・安定性
高速スタートアップを無効にする
一部のハードウェアやドライバで不具合の原因になることがある。
「コントロールパネル」→「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」→「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す。
電源プランの確認
「設定」→「システム」→「電源」から確認できる。
「バランス」が標準で省電力と性能のバランスを取る。ゲームや重い作業時は「最適なパフォーマンス」も選択肢になる。
ゲームモードの設定
「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」で有効/無効を切り替えられる。
有効にするとゲーム中のWindows Updateやバックグラウンド処理が抑制される。
メンテナンス・トラブル予防
回復ドライブを作っておく
Windowsが起動しなくなったときの保険として、USBメモリ(16GB以上推奨)に作成しておく。
スタートメニューの検索バーに「回復ドライブ」と入力して起動し、画面の指示に従って作成する。
システム復元ポイントの確認
ドライバ更新や大きな変更の前に手動で作成しておくと、問題が起きたときに戻せる。
スタートメニューの検索バーに「復元ポイントの作成」と入力→「システムの保護」タブ→「作成」から作成できる。
スタートアップアプリの整理
「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」で不要なものを無効にできる。
起動時間の短縮になるほか、トラブル時に原因の切り分けにも使える。
MemTest86でメモリテスト
組み立て直後の動作確認やブルースクリーンが頻発するときに。
MemTest86公式サイトからダウンロードし、USBメモリに書き込んで起動する。
テストには時間がかかる(数十分~数時間)ので、寝る前などに走らせるのがおすすめ。
ドライバー関連
GPUドライバーは公式から入れる
Windows Updateでもある程度入るが、最新版は各社の公式ツールから入れるのが確実。
NVIDIAなら「GeForce Experience」または「NVIDIAアプリ」、AMDなら「AMD Software」を使う。
チップセットドライバーを入れる
マザーボードメーカーのサポートページ、またはAMD/Intelの公式サイトからダウンロードする。
地味だがシステムの安定性や電源管理に影響することがある。
Windows設定カスタマイズ
Windows起動時にたまに表示される設定ウィザードを消す
「設定」→「システム」→「通知」の「追加の設定」にある「Windowsを最大限に活用し、このデバイスの設定を完了する方法を提案する」のチェックを外す。
スタートメニューのユーザー名あたりに表示されるお知らせを消す
「設定」→「個人用設定」→「スタート」を開き、「スタート画面にアカウント関連の通知を時々表示する」のチェックを外す。
タスクバーからウィジェットを消す
「設定」→「個人用設定」→「タスクバー」の「タスクバー項目」セクションでオンオフが切り替えられる。
ほか、検索やCopilotのオンオフもここから行える。
Windows Update適用時の自動再起動を抑制する
1. 「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」の「アクティブ時間」を確認する
2. 普段、使っている時間とずれているなら「アクティブ時間」をクリックして「アクティブ時間を調整する」を表示する
3. 右の選択肢を「自動的に確認する」から「手動」に変更して、「開始時刻」と「終了時刻」を選択する
こうすることで普段、使っている時間帯に自動的に再起動されるのは防げる。
Windows Updateの配信は毎月第2水曜日と決まっている。
その日はWindows Updateを適用し、再起動を済ませてから作業に入るのもありだろう。