メマの街
Last-modified: 2024-07-15 (月) 21:16:19
- イベント『邪気を消し去る豆撒き祭!』に登場する街。
- 「豆投げ祭り」という祭事がある街で、
「鬼は外」、「福は内」という掛け声で住民は老若男女問わず豆を投げ合う。
- 子供は大人が用意したハリボテの幻獣を楽しそうに投げ、大人も男の若者同士で豆をぶつけあって異性の気を引くことにも熱中している。
- 活気がある街で、ヴィータの気質も良く外から訪れたソロモン一行も快く迎え入れられた。
- 豆には疫病や邪気を追い払うと信じられており、それをぶつけられる、つまり浴びることで祝福を受けるという考え方をしている。
- 発祥は怪物…「鬼」に豆をぶつけて追い払ったことに端を発する。
この鬼という概念は独特なもので、ヴィータにも宿り疫病や邪気の原因になってしまう。
それを豆を当てることで悪いものを追い払って健康や治安を守ることを願う祭りが「豆投げ祭り」である。
- 当然、作物としての豆も豊富に販売されており、行商人の往来も盛ん。
- ソロモン一行も、この街に商売に来た行商人を盗賊から助けた縁から立ち寄ることとなる。
- そのような平和な街であったが、この周辺に流れ着いてテリトリーとした3体のサイクロプスのシシ、カバ、ブーによって狙われることとなる。
……と言っても、ヴィータを襲って食ったりフォトンを奪い取る目的ではなく、彼らプーパが偶然口にして味の虜になってしまった「豆」を手に入れることが目的である。
- 上述したハリボテの幻獣に混ざって街に潜入したサイクロプスたちは、街に散らばる豆を拾い集めて食べていた。
但し、そんな幻獣の性質を知らないソロモンたちは街の中にまで入ってきたサイクロプスを危険な存在として攻撃する。
- サイクロプスたちも豆を取られまいと逃亡し、ソロモンたちとの追いかけっこの形となる。
- 連戦を重ねる中で、ソロモンたちはサイクロプスたちがヴィータやフォトンよりも、本当に豆を好物として執着している幻獣なのだと理解し始める。
- サイクロプスたちにトドメの機会はあったものの、ガープの考えによりこの幻獣たちはヴィータに危害を加えない「例外中の例外」として、見逃されることとなる。
- 王都には連絡が入っており、その後の監視は続けられている模様。
- サイクロプスたちも街に近づいたことでメギドたちに狙われそうになったことを危惧しており、拾ってきた豆の苗から自分たちで豆の栽培を試みるようになる。
- 街に近づかなくなったサイクロプスたちがメマの街の周辺をテリトリーとするリーダー格の幻獣として居続けることで、他方からのより厄介な幻獣の流入を防ぐ役割も図らずも担うこととなっている。
- ソロモンとサイクロプスたちの騒動はこうして幕を閉じた。
街の住人は終始、豆を投げ合っており、不気味なくらい誰もこの騒動に気付くものはいないのであった。