封印されたフェイクドキュメンタリー(Q)

Last-modified: 2023-08-18 (金) 13:39:31

「封印されたフェイクドキュメンタリー」とは、『フェイクドキュメンタリー「Q」』に登場する映像である。

概要

テレビ制作会社に保管されていた撮影素材の映像。
許諾を得て再編集したものであるという断り書きがある。

内容

視聴者の悩みを解決するコーナー用の映像。
その回の依頼は「掲示板に書き込まれている噂が本当であるか確かめてほしい」というもので、「あるレンタルビデオ店に見たら死ぬビデオがある」というのがその噂だという。

取材

レンタルビデオ店を訪れる取材クルー。
店内は閉店準備が進んでおり、空の棚が多い。
スタッフはそれらしきビデオを見つけ、店員に訊ねるがそもそも死ぬビデオの存在自体を知らない様子だったため、店長に話を聞くことにする。

店長に取材を依頼すると、「見たら死ぬビデオはあった」と答え、その現物をダンボールの山から探してスタッフに見せる。
昔のホラー作品で、「店長オススメ!見たら死ぬビデオ」というおすすめ文まで貼られていた。

問題のビデオ

「SSS VIDEO」というテロップから始まり、ストーリーテラーとおもしき男性の語りからドラマが展開される。
しかし、その途中で遺影を映した映像に切り替わる。
この時、中年男性→年配の女性→映画の映像→年配の女性(別人)→年配の男性という順番に映し出される。

噂の真相

あまりレンタルされていなかったが、ある時を境に中学生がよく借りにくるようになったという。
気になった店長が話を聞くと、「見たら死ぬビデオ」だという噂が流れていたため、その噂を利用してポップを書いたのだと語る。

最初は遺影が1つしかなかったそうだが、いつのまにか4つになっていたと語る店長。*1
要はイタズラによって産まれた噂だったのだ。

しかし……

更なる事実

制作会社は「フェイクドキュメンタリーだった」と主張しているが、番組スタッフが不幸に見舞われたという。
ディレクターは交通事故により死亡、カメラマンも心不全により死亡、プロデューサーの手でお蔵入りが決定したという曰く付きの映像だったのだ。

問題の映像

注意書きの後、ドラマが始まる。
9分34秒から遺影が映し出される箇所が出てくるのだが、取材用映像では遺影が4つだったのに対し、今回は一人分、若い男性の遺影が増えている。

取材後のやり取り

カメラマンは「遺影が3枚しかなかった」と言っているが、この発言が意味するものとは一体何なのだろうか。

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Tag: ホラー Q


*1 店長はダビングしたのではないかと推測している。