第一部.定理14

Last-modified: 2007-07-15 (日) 08:30:03

第一部.定理14

この宇宙で、物質と呼ぶにふさわしいものはしかいない。以外にどんな物質もありえないし、以外の物質を想像することもできない(やった!!(爆))

理由

繰り返すけど、

  1. は途方もなく無限な存在だ。
  2. そして(第一部.決めごと6を見ればわかる通り)である物質の、その本質を表すのにかかせない性質はどれ一つとして否定することはできないし、
  3. さっき(第一部.定理6ね)証明した通り、は間違いなく存在している。
  4. もし以外に何か物質(のような何か)が存在しているんだとしたら、そのもう一つの物質が存在することを説明するには、どうしたってが持っている性質を使ってそのことを説明するしかないでしょ(先生、ちょっと話しが強引では...)。
  5. でもこれは、「の本質=もう一つの物質の本質」が成り立っていないとできない相談で、これは第一部.定理5と思いっきり矛盾してしまうんだ。
  6. だから、「の他に物質なし」だし、「以外の物質を考えつくことすらできない」んだ。

「え、考えることぐらいできるでしょ?以外の物質を考える自由ぐらいあったっていいじゃない。」ったってそうはいかない。だって考えることができるからには、そいつがまぎれもなく存在していなきゃだめなんだ。でもそんなものが存在していたらこの証明の最初の部分とこれまた矛盾してしまう。だいたい、[第一部.ルール6.]でも思いっきり禁止してあるしね。だから、以外にどんな物質もありえないし、考えることもできないわけ。
おしまい。