第一部.定理17

Last-modified: 2007-07-15 (日) 07:40:08

第一部.定理17

は、自身の本性ただそれだけをベースにして活動する。は誰の言うことも聞いてくれないし、にお願いしたり指図したり縛りつけたりすることなんかできっこない。

理由

  1. の本性から必然的にというか、の本性をベースにした法則によって、無数のものごとから途方もなく無数のありようが生まれるってことはついさっき第一部.定理16で説明したよね。
  2. それに、第一部.定理15で、抜きではどんなものもそこにあることもできないし、抜きのものごとというものを考えることすらできない、すべてはの中にあるんだってことも証明した。
  3. ということは、の外にはなんにもないってことだよね。
  4. だったらに指図したりを思うがままにこきつかえるようなものも当然あるわけない。
  5. だから、自身の本性ただそれだけをベースにしてのびのび活動するし、どこの誰だろうとに指図したり縛りつけたりなんかできなくてあたりまえ。おしまい。

お祈りは人間のためのもので、に言うことを聞かせるためのものなんかじゃない(笑)。ましてや、「よ、あいつを殺してください」なんて呪いのお願いをするなんてね(うぷぷ...爆)。