第零八話 9!九!Q!?

Last-modified: 2013-08-14 (水) 19:58:26

夏休みも「あああああああ!!!」と言う間に終わり
私の頭は男と遠足の事について一杯だった
女「男おおおおおお!!遠足は一緒に行動するぞおおおおおお!!!」
男「はいはい」
あれに乗って、あれに乗って、あれに乗って…
最後は…
女「…」ニタァ
男「…女…顔に出てるぞ…」
いかんいかん、ついつい妄想が…
女「いいいいいいいいいじゃないか!!」
男「妄想するのは勝手だがなぁ」
女「男は嬉しくないのかああああ!?!」
男「別に、どうでも良いが叫んで回りに迷惑はかけるなよ?」
女「ぅ…はい…」

とこ…
おとこ…
男おおおおおおおおおおお!!
男「んが!?」
女「やっと起きたかあああああ!!」
え?え?何事?ここ俺の部屋だよな?
あたりを見回せば昨日の夜寝る前と変わらない自室
時計はまだ学校に行くには早すぎる時間だ…
男「…どうやって入った…」
女「ほぇ?おばさんに言ったら入って良いって」
良いわけねーだろ…
男「とりあえずさ…俺の上から降りてくれないか?」
女「えー」
男「えー、じゃない!!」
そう言って俺は女を無理矢理布団で包む
その上に俺は乗って女を圧迫する
女「むぐー!!!」
男「ったく…それじゃしたくしてくるからお前はここで待ってるんだぞ?」
女「ぷふぅ…わかったぞおおおおおおおお!!」
まぁ…たまにはいいかもな…こーゆーのも…

私は!男の隣に座っている!!
先生を説得して!クラスは違うけど男の横に座っている!!
女「…」ニタァ
男「お前…また何か妄想してたな?」
ついつい顔に出てしまうなぁ…
女「何でもないぞ」
男「ふーん」
女「ふぁ…」
あくびが出る
流石に今朝は早く起きたからなぁ…ちょっと眠いな…
ゴツ
いて!
男「…」プルプルプル
女「…男!笑ってるな!?」
男「そんなことないぞ…」
顔が引きつってる…絶対笑ってる…
どうやら気がつかない間に睡魔に襲われていたようだ…
女「罰として男は目的地につくまで枕になるように!」
男「はいはいw眠いのねw」
女「そう言う事だ、それじゃおやすみ」
男「おやすみw」
そう言って私は男に寄りかかって…
なんだかんだ言って…優しいんだよな…大好きだ…
夢の世界へと旅立った

ついに来た!!
私と男の愛を深める場所!!!
富士Qローランド!!!!!
まずは集合写真からか…
女「それじゃ私のクラスに写ってくるぞおお!!」
男「おぅ、行って来い」
女「待ってるからなああああ!!!!」
男「わかったわかった」

先生「よし並びはこれでいいかな」
先生があーだこーだ言ってるが…
ん?
撮影する人「いきますよー」
アレは!敵女!!あんちくしょおおおおおおお!!!
パシャ!
え?モロそっぽ向いて写っちゃった私…
あいつのせいだ…そうしとこう…
ってああああああ!何か渡してる!!!
撮影する人「それじゃもう一まーい」パシャ
撮影する人「はーい、終了でーす」
ズドドドドドドド

女「男おおおおおおおおおお!!何を受け取ったんだああああ!!」
男「おわ!べ、弁当だよ…ほら」
そういって俺は受けとった弁当箱を女に渡す
女「男おおおお!!私と言う存在がありながらあああああああ!!」
男「静かにしとけ…集合写真撮ってくるな、待ってろよ?」
女「待たん!」
男「え?」
女「男について行く!!片時も離れんぞおおおおおお!!!」
待たん!と言われた時はちょっとびっくりしたが…そーゆーことかw
男「わかった…ついてこいw」
さすがの女も集合写真に紛れるような事はしなかった
が!
撮影する人「はーい、終了d 女「男おおお!!いくぞおおおおおお!!!」
はや!
そして俺は拉致された

ドドンパ
女「うおおおおおおおおおお!!!!!」
FUJIYAMA
女「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
トンデミーナ
女「うひゃあああああああ!!!!!」

楽しい!楽しすぎる!!!
男友「俺…もう駄目…ギブ」
女友「私も…休んでる…」
男「もうダウンか…意外と早かったなぁ?」
女「だらしないな!」
男「お前は常に絶叫なのか雄たけびなのか叫んでたなw」
意外と男がタフだったのに気がついた遠足だ

グレート・サブーン
女「うおおおおお!つめてええええええええええ!!!」
パニックロック
女「あはははははははは!回る回るううううううううううううう!!」
レッドタワー
女「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

敵女「駄目…悔しいですが…私の負け…」ガク
大げさな…しかし意外と持ったのかな?
男「んじゃそろそろ飯食うか?」
女「そうだな!」
そう言って倒れてる敵女を放置して適当なベンチに座る

さて…弁当を取り出そうとすると
女「ぬん!」
そういって鞄を奪われる
男「何をするんだ?」
女「男の弁当だ!!」
そういって女は自分の鞄から弁当を取り出し俺に渡す
男「そうか…ありがとな」
女「この鞄に入ってる弁当は間食として食べる!食事としては許さん!!」
どーゆー嫉妬だよwそれはw
男「はいはい、頂きますっと」

食事を終えてからは流石に絶叫系には乗らなかった
中の物を戻しても困るからな

ここは超・戦慄迷宮
意外な事に怖いのか静かに歩いてる女がいる
男「怖いのか?」
女「そそそそそそんなことななないぞ?」
男「ふーん…んじゃ先に歩いてくれ、俺は怖い」
女「無理…怖いです…」
男「素直でよろしいw」

女「にょほおおおおおおおおおおお!!」
驚かされて思わず男に抱きつく
女「うおおおおおおおおお!!!」
急に出てくるものでびっくりする…その度に男に…
男「別に掴むのは良いが…力を加減してくれないか?」
えぅ…無意識だから力加減なんかできるかあああああ
極め付けに
ッガ!
不意にカーテンの隙間から手が伸びてきて腕をつかまれる
女「ああああああああああああああああああああ!!!!!」
何をしたんだっけか?あぁ…どうやら私は…
掴まれた腕を回転させて拘束を解き
剥がれた腕を逆に掴み…引っ張り…体が出てきたので
袖と襟元を掴んで…投げ飛ばしたようだ
男「自業自得だな…これは…先行こうか?」
敵女「…」キュー
こいつか…私と入れ替わるために潜んでいたのかな…
どうせなら男を引っ張るべきだったな…可愛そうに…
一度だけ分かれ道の選択を間違えて同じ場所を通ったが
後はすんなりゴール目前…

??「ウボアアアアア」
??「くぁwせdrftgyふじこl!!!」
??「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」
女「うああああああああああああああ!!!!!」
思わず男を置いて走って出てしまった…

男「まさか置いていかれるとはなぁ…」ギロ
別に問題はないが嫌みったらしく言って見る
女「すまん…」シュン
男「気にするな意地悪だ」
女「男おおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
顔を真っ赤にして追ってくる
男「あははははw悪かった悪かったw」
そして…目の前には
シャイニングフラワー(大観覧車)
男「さ、乗るか?」
女「うん!!」パァ
笑顔が咲く…

女「うおおおおおおおお!!富士山がすげええええええ!!!」
男「本当だな」
こーゆー時位そっけないのはやめてくれ…こっちも言葉が出なくなる…
女「…」
男「…」
ええい!
女「とりゃ!」
そう気合を入れて男の隣に座る
男「…」
女「…えい…」
ぐいっと男の腕を引っ張る…と
男「…」
男がそのまま私に乗りかかってくる!
女「おわ!?って…」
何だ、寝ていたのか…ふふふ…
私は男を抱きしめるような形で受け止めていた…
女「今日もたくさんの幸せを、ありがとう…男…」
男といると、笑顔が絶えない…時には嫌な事もあるけど
その存在だけで、天秤が+へ傾いている…
ありがとう…

PPPPPPPPPPP!
ん…電話か…って!ここは!?
気がつくと俺と女は抱き合うように寝ていたようだ
男「もしもし?」
男友『もしもし?お前らどこにいるんだ?そろそろ戻らないと帰れないぜ?』
そう言われ外を見ると…日が落ちかかっている…
俺たち何週してんだ?というか起こせよ係員…
男「わかった、すぐ行くよ」
男友『おう、遅れるなよ?』
P!
降りる頃まで寝かしておくか…
男「ありがとな…」

女「うおおおおおおおおおおおおお!!急げええええええええ!!」
男「そこまで走らなくても大丈夫だぞ…」
女「何を言う!お土産を買わねばならぬのだ!!急がねば!!!」
俺はお土産なんか買わずにさっさとバスに戻った…すると
女「間に合ったあああああああ!!!」
やはり女は同じバスに乗り込んできた…

あー疲れたああああああああ
楽しかった遠足ももう終わりかぁ
女「ふぁ…」
結構寝ていたはずなのに…眠気が…
気がつけばこのクラスの大半が寝ているし…
また男を枕に寝てみようかなぁ…
女「///」
お?特に反応無し…それじゃこのまま寝ちゃえ…

女「男!今日は一日ありがとな!!愛してるぞおおおお!!!」
男「はいよ、それじゃまたな」
女「またなああああああああ!!!」
よっし、今日も一日楽しかった!!

しかしそれは一通のメールで
嬉しくもあるが少し崩された気もした

EX

カシャ!
男友「いい写真撮れましたな」
クラスメイト「後で送ってくれよ?」
男友「おう」
いい身分だぜ
お互いに頭を乗せあってグーすか寝てるなんてなぁぁ
後で地獄を見るがいいいいいい!!!
こっちは一人で寝ちまってるしなぁ…
女友「スピー…zzz」
男友「ついでにこいつの寝顔も撮っておくか…」

PPPPPPPPP!!
宛先:男+女+クラスメイト 件名:人と言う字は支えあって出来ている
内容「天使か!?悪魔か!?」 添付ファイル:XXXXXXXX.jpg
PPPPPPPPP!!
宛先:女友 件名:激写しますた
内容「天使か!?悪魔か!?」 添付ファイル:XXXXXXXX.jpg+XXXXXXXY.jpg
ふぅ
さて反応が楽しみだ…ヒッヒッヒ

XXXXXXXX.jpg(男と女が頭をくっつけて寝てる画像
XXXXXXXY.jpg(女友の寝顔

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