【必要なパッケージ】
mrtg→SNMPマネージャ
net-snmp → SNMPプロトコルを実装したオープンソースソフトウェア。SNMPエージェント
net-snmp-utils
httpd → 結果を表示するのに使う
MRTGのデータグラフ化で必要なソフトウェア ※すでにインストールされている場合は不要
・zlib データ圧縮ライブラリ
・libpng PNG形式の画像用ライブラリ。zlibがインストールされている必要がある
・GD 画像生成用ライブラリ。libpngがインストールされている必要がある
【インストール】
#yum install -y mrtg net-snmp net-snmp-utils
【設定】
1. net-snmp の設定 ★設定ファイルわかりずらい
/etc/snmp/snmpd.conf
以下の行をコメントアウト
sec.name source community
#com2sec
snmpd の起動
service snmpd start chkconfig snmpd on
cfgmakerを使用して、設定ファイルを作成する
cd /etc/mrtg cfgmaker --ifref=descr --ifdesc=descr public@192.168.0.101 > /etc/mrtg/mrtg.cfg
オプションの意味
「--ifref」→ ナニで監視NICを指定するか。
「--ifref=descr」は「ifdescで指定されたものを使用する」です。
「--ifdesc」→ どんな名前で監視NICを表現するか。
「--ifdesc=desc」はNICのデスクリプションで表示する。
MRTGの設定ファイル
以下の4つの項目はMRTGの設定ファイルに必須の項目なので、必ず記述してください。
Target[識別子]:監視対象となるイーサネットポートの「ポート番号:コミュニティ名@アドレス」
MaxBytes[識別子]:そのポートの転送許容量(byte表示)
Title[識別子]:MRTGで出力されるページにおいての間に入る文字列
PageTop[識別子]:MRTGで出力されるHTMLページにおいて、グラフの前に表示される文字列