12族

Last-modified: 2025-12-15 (月) 19:19:10

12族とは?

作者:容姿、能力、性質、構成物質に一貫性が無く個体によっては12族と判別するのが難しい独特な種族。種類が無限を超えるほど多く存在し、人智を超えた言語能力を用いても表現出来ない個体もいる。

12族はどのようにして判別するのか?

最も簡単な判別方法は12使徒の円盤に関わる資料を見せる方法だと言われている。意思疎通が最低限取れる未知の生命体が居たら12族の可能性が高いため、12使徒の円盤?に関わる資料を見せることを推奨する。

「12族」という名前の由来

12族は元々基底世界のℵ12物語階層*1上の構造に生息していた存在である。某日午前12時12分、この物語次元の階層に12使徒の脅威を検知したためこの地に降り立ったとされている。「12」という数字との関連性が深いと考えられたため12族と命名された。

12使徒との関連性

12使徒に対して敵対的であることだけが判明しており、12使徒が12族に対して与えた影響は判明していない。

不滅性

12族は全体を通して生存能力に長けている。どの個体も大規模な改変無効、吸収無効、物理的な攻撃耐性、魔法的な攻撃耐性、その他の攻撃耐性や無効による水掛け論優越性を必ず持っており、寿命も無限のためこの世から12族が欠けることが絶対にないとされている。
また、痛覚が無く身体が欠損することも無いため12族に対しての攻撃行為は無意味とされている。

12族の本質

我々が視認している12族は本来の12族では無いことが判明した。我々が視認している12族はあくまで我々の概念に再構成された情報の塊*2であり、12族の本質は現在と大きく異なる何かであるとわかった。彼らは遥か高位であるとされる。

「万物超過解釈」との関連性

一説によれば12族は【万物超過解釈】*3によって拡張の限界を越え、知性を手に入れた理一つ一つの象徴であると考えられている。実際、世界の理との共通点が多いことやその総和的な種類の存在により殆ど確定事項のようだ。

共通点

12族は一貫性の無い種族ではあるがいくつか共通点もある。
1.12使徒に対して非常に敵対的であること
2.不滅性を持っていること
3.痛覚が無いこと
4.基本的にどのような立場に置いても友好的であること
5.属性で必ず【12】を所持していること
6.元となったモチーフが必ず存在すること
7.現在視認できているのは我々の領域に調整されたアバターであって本質の12族は大きく違う遥か高位の存在であること
これらの共通点は非常に困難な12族の研究や新種の判別において非常に重要なものである。

分類

形状分類

  • 人型(H)
    四肢と頭部が胴体を中心に繋がっている形状の形。
  • 機械型(G)
    扇風機、電車、自販機などといった遺物と形状が類似しているもの。ギアなどの機械類であればここに分類される。
  • 動植物型(AorP)
    動物の形。昆虫や微生物などの形状も含める。
  • 道具型(T)
    ハンマーや冊子などの形状。生物のように動いたりするのは勿論、全く動かない完全な道具である場合もある。
  • 無生物型(M)
    人型でない形容し難い形状。この分類名は魔物(モンスター)型とも称される。
  • 無形型(L)
    液体や霧であったり粘土のように変形する。基本的な形は無い。
  • 抽象型(O)
    ノイズ、概念体、音など生物としての境界線が曖昧なもの。
  • 複数存在型(2文字以上)
    この中の何れか複数が含まれている。5種以上は「S」と表記される。

生息数分類

  • 無限群生型(01)
    無限に存在する種類。意図的に作成可能な種類、無限に分裂を可能とする種類などが該当する。基本的に弱小な個体である場合が多く戦闘向きではない種類が多数を占めている。
  • 多数群生型(02)
    限りはあるものの多数に群生する種類。弱小個体ではあるものの稀に強力な個体が存在したり能力面において何かしらに非常に特化していることがある。
  • 点在型(03)
    複数存在するものの数が限られている種類。個体数が少ない分戦闘面において強力であり、また地位の面でも重役に置かれることもある。
  • 極少数型(04)
    個体数が1桁またはその付近にまで限られている極小数の種類。戦闘面ではより強力になり地位はより高く設定される。
  • 一個体型(05)
    個体数が一体に限られる種類。要保護指定個体に指定されるようになり、戦闘面においては非常に強力ながらその貴重性から戦場に出動することは滅多にない。また、METAfield?上の何れかの場所で隠居生活をしている種類も存在するため正確に把握することは困難を極めている。
  • 個体数不明・曖昧・存在不確定型(06)
    存在していることは判明しているが大まかな個体数を特定出来ない種類、カウントの境界線が曖昧な種類、存在そのものが確定していない種類。この識別番号は別の番号に変更されることが稀にある。

脅威度

敵対した際にどれ程の脅威となるかの予測度数。6段階で分割される。

  • 【0】
    脅威度が全くない。非常に危険性が低く相対した際の死亡リスクが極めて少ない。
  • 【1】
    脅威度は少々。注意していれば相対しても対処が可能なレベル。
  • 【2】
    慎重な対処が求められるが注意を払っていれば対処が可能。
  • 【3】
    早急な鎮圧が求められるレベル。警戒態勢に入る必要がある。
  • 【4】
    厳重な警戒を必要とするレベル。幾らかの犠牲が不可欠。
  • 【5】
    最も警戒すべき脅威。前提として敵対しない方針を強制される。

現在は

特に無し。

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*1 物語階層は上の階層が下の次元をフィクションと見なすことのできるシステムであり、この物語階層は無限に存在している。物語階層は通常の次元とは違い、下の構造が次元を超越していたとしても上の階層はそれを1B(バイト)未満のデータ、即ちフィクションの一部として内包している。また、3(3はどの自然数でもいい)物語階層と4物語階層の間には小数点の物語階層がℵ1個含まれており、3物語次元と3.000…1物語階層の間には「3物語階層の次元超越<∞<<越えられない壁<<∞<<3.000…1物語階層の0空間次元、0時間次元」となるギャップが含まれている。
*2 アバター
*3 万物超過解釈:あらゆるものから延長線上の解釈で様々なことを想起させ、それが過剰になると想起した解釈が実現するというもの。スポンジは吸い込むという観点から天気や自然災害を吸い込み、手紙は思いを届かせるという観点から手紙を見た人物へ物理的に攻撃を行うなどといったことが可能となる。詳細は世界の特殊技能?より。