博麗霊夢

Last-modified: 2013-11-19 (火) 04:33:00
博麗霊夢.JPG

毎度おなじみの主人公、博麗の巫女。
空間制圧力の高い射撃技の豊富さとスキの少ない打撃技が売り。
 

特徴

  • 特技 『万有霊力の法則』
    霊力の最大値が他のキャラと比べてちょっとだけ(数値的に言うと250)多い。
    ちょっとだけ、と言うと地味に聞こえるが、この特技の一番恐ろしい所はデメリットと言える所が全く無いという点。
    特技のせいで不利な状況に陥るという心配が皆無なため、ほぼ常時安定した立ち回りを発揮できるのが強み。
  • 長所
    とにかく射撃技の数々がひたすら優秀で、打撃技も自分の進行方向に強い判定を持つ物が多数。
    これらを絡めた牽制能力、攻勢の継続能力が高い。
    上下移動の速さもトップクラスなので、端からの脱出はもちろん、相手との軸をずらしつつ射撃を撒くのにも長けている。
  • 短所
    判定が強い反面、自分から突っ込んでいく打撃技が多い。そのため、射撃やスキルでしっかりフォローしないと
    あっさり迎撃されたりカウンターを貰ったりと、自分からピンチに陥ってしまう。
    コンボ中宣言のスペルカードの火力が他のキャラと比べてより低めになりがちなのも欠点。

要注意技

  • DA
    御幣を縦に振り下ろす技。牽制からコンボ始動まで、霊夢の打撃の中核を担う。
    下に振ってるように見えるが、実は出がかりに斜め上にかなり強めの判定を持っていたりする。
    そのため、この技に対しては下方向よりも斜め上、及び正面で迎え撃とうとする方が危険。
    刺し合いで後述のTAを出せるほど走る距離が無い時は大体これを振ってくる。
    硬直も少ないため、射撃と絡めてブンブンされるだけでもかなり厄介。
  • TA
    スティンガー 御幣による突き技。判定が強く、ガードしても霊夢有利。
    これを始動にするとかなり高いコンボが狙え、ガードさせても攻め続けられるため
    霊夢側はどうにかしてこれを当てようと狙ってくる。 クー・ドロア
  • 5Y・2Y・8Y
    通称「座布団」。霊夢の戦術の要。
    5Yは前方に2枚、正方形のお札を放つ。
    発射後、一旦停滞してこちらをかなりの精度でサーチしてから飛んでくる。
    (仏信仰のみ、停滞したまま動かない)
    2Y・8Yはそれぞれの方向に正方形のお札を1枚放つ。こちらは停止しない。
    ホーミング性能がかなり高く、真上や真下どころか霊夢の背面方向まで追いかけてくる。
    (道信仰のみ、ホーミングせずに真っ直ぐ斜めにすっ飛んでいく)
    相殺耐性は2Y・8Yの方が高い。
    この座布団を盾にしつつ相手を押し込めたりグレイズ狩りを狙ったりするのが霊夢側の主な狙い。
  • 妖怪バスター
    発生、範囲、速度、貫通力に優れ、おまけにバウンド効果まである霊夢のリーサルウエポン。
    単発の火力は低めなものの、撃ち合いで引っかかってしまうとあっという間に霊夢のターン。
    遠距離での射撃合戦ではもちろんの事、近~中距離でもとっさに反応する事が難しいため、常に警戒しておくべし。
    一発の霊力消費がやたら激しいため、連発はしてくることは少ないと思われるが、
    こちらの体力が残りわずかといった、あと一歩で勝負が決まりそうな場面ではよく使われる。
  • 空中昇天脚
    発生の早いサマーソルトキック。
    無敵は無いが、出の速さと判定の強さを活かしてぶっ放してくる霊夢も多く、これ始動のコンボもまた重い。
    2スロット版以外はうまくガードできれば確反も取れるのでスペカ宣言されていない時は狙いたいところ。
    仏信仰の霊夢はまず間違いなくどこかに最低2個は装備してると思っていい。
  • 神技「八方龍殺陣」
    霊夢を中心に横に2キャラ分、縦に無限に広がる結界を放つスペルカード。
    暗転から発動中までずっと無敵なため、宣言後の霊夢に対してうかつにラッシュを続けると
    ぶっ放されてもれなく3500程のダメージ+立ちスタンという切ない目にあわされる。
    宣言されてしまったら、引き気味に戦って時間切れを待とう。
    ぶっ放しをガードできたり外させたりした時は反撃のフルコンチャンス。
    硬直は長めなので、結界が消えたのをしっかり確認してからコンボを叩き込もう。
  • 夢想天生
    ラストワード。打撃投げ兼当身といった感じの技。
    人気MAX中の霊夢にうかつに触りに行くと体力を蒸発させられてしまう。
    射撃属性は当身で取れないようなので、霊夢人気MAX中は射撃だけをばら撒きつつ密着されないように逃げよう。
    幸い、神子のスキルは全部射撃属性なため、霊力の許す限り撃てる物はいくらでもある。
  • 画面端ワープ(名称不明)
    技では無いが、対霊夢の知識の一環として。
    霊夢は画面端でバックダッシュすると反対側の画面端へワープできる。スキマ妖怪か
    逃げの手段の一つだが、硬直が長く確反の的なのであまり、というか全然使われない。
    もしうっかり発動させちゃった霊夢がいたら、しっかり最大反撃をいれてあげよう。

対策概要

おすすめスキル&アイテム

  • 6、2or8輝く者の慈雨
    先に置いておくようにバラ撒くことで霊夢の座布団撒きを抑止できる。
    うまいこと噛み合えば座布団をかき消しつつ霊夢にダメージを与えてくれる。
  • 2、8黄金の剣ジパング
    霊夢戦では特に神子が苦手とする上下位置での鬩ぎ合いが多発しがちなので
    あった方が良いというよりむしろ無いと本気で困るレベル。
  • 否徳の法輪
    仏信仰を避けたい人向けの8ジパングの代用品。
    ただし、射撃を相殺してはくれず、ここ一番で不発という可能性もある。
  • 東方のインフルーエンス
    近~中距離で霊夢の座布団より先に出しておけば座布団をかき消しつつ立ち回れるので優位に立てる。
    ただし、妖怪バスターには貫かれるので注意。

開幕(FA取り)

様子見か後ろ上下移動逃げ安定。
こちらから届く攻撃は全て2or6or8妖怪バスターで軽く往なされてしまう。
直に前ダッシュでグレイズを狙ったところで、霊夢側に打撃を振られると何しても負けな上に、
妖怪バスター自体がグレイズ耐性そこそこ高めなのであまり安定しない。
 
一応、勝てる選択肢はあり、開幕3>66>DAがバスターの硬直にギリギリ刺さる。
ただし他の打撃の選択肢には負けやすく、逃げられると追いかけるのが面倒なことになるため、ハイリスクハイリターンではある。
そのため、FA取りは後述の立ち回りの間、射撃合戦中に狙っていく方が幾分か安定する。

立ち回り

  • 近距離&刺し合いについて その1
    霊夢の戦法の大半を占めるのは、中~遠距離でY系統(稀に前方安全札)をばら撒いてからの突貫。
    つまり、霊夢戦におけるラウンドの大半は撃ち合いに費やすことになる。
     
    こちらから狙える主な対抗手段は、グレイズ狩りを狙ってきた霊夢に対してのグレイズ狩り狩り。
    具体的には、座布団を霊夢とは逆方向への軸へ誘いつつ座布団ごと霊夢へ2or8ジパング。
    もしくは、5Yの座布団をこちらのXで相殺してからの置き2B、8B。
     
    紫マントの時にはこれで攻勢状態やカウンターを狙いつつ赤マントへの昇格を狙い、
    赤マント状態なら最低でもガードさせてしまえば座布団が消えたところを8Bで押し込んでいける。
    座布団の壁が無い状態の霊夢になら、Xを巻きつつTAなり2B、8Bなりで触りたい放題しに行ける。
    とにかく無理して座布団をグレイズして突撃することだけは避けるように心がけよう。
    ただし、霊夢がいない軸辺りの座布団をグレイズするのは大いにアリ。
     
  • 近距離&刺し合いについて その2 
    その他、霊夢側の強みとして、座布団に頼らずDAの判定を活かしてブンブン振り回し、引っ掛けにくるという戦法もある。
    霊夢側はこれに6B>5Yを入れ込んでおけば(仏信仰以外は)どこからでもスタンが取れるので接近戦はこれが非常に面倒くさい。
     
    この場合でも、たとえ赤マントでもこちらから無理には近づかず、Xをばら撒きを徹底して
    引っかかったのを確認してから8Bで突貫しにいくようにしよう。
    もしくは、相手の踏み込みに対して、ちょっと下がって往なしてからの8B。(要するに44>8Bという感じ)
    赤マント8Bをいわゆる「後の先」の感覚で当てに行くと良い。
    カウンターが不安な人や、紫マントだったりする場合はやはりXを引っ掛けに行ったり、先に溜め6Bをおいてやるのも良い。
     
    赤マント状態でも、不用意に接近せず、まず距離を開けてから。
    開ける距離の目安としてはこちらのXの分裂した弾がちょうど全部あたるかな?くらいの距離で。
     
  • 遠距離での撃ち合い 
    射撃合戦に関しては、おすすめスキルにも挙げたとおり、遠距離からの座布団撒きに対して
    6、8慈雨がかなり機能するためこれを利用したシューティング戦法に持っていくのも良い。
    慈雨で座布団をかき消しながらXで牽制しつつ焦らし、DA、2B、8Bなどで狩り落としていくといった感じ。
    6、8慈雨が無い場合は、XとYを駆使して座布団を相殺しながら相手を焦らしていくこと。
    道信仰以外の座布団を相殺するだけならこちらはどの信仰でもXで十分なので無理にグレイズを狙わないようにしよう。
    道信仰5Yは縦に薄いため、普通に上下に避けて逆方向へXかジパングでも撃っておけばOK。

追い詰めたら?

捕まえた場合でも油断は禁物。
霊夢は上下移動が早いので、8B>X~の繰り返しだけで固めていると
チキガ>下移動>昇天脚で返り討ちにされる可能性もある。
これでマントの色を下げられると相当厳しくなるので、無理に固めに行かず、
やはりXでチクチクしながら焦らして狩る方が良い。

追い詰められた時は?

よく使われるのがスキルの即妙神域札。(四隅を基点に結界を張る技)
与カウンター属性を持つため、下手にこれに対抗しようとするとカウンターを献上してしまうことになる。
慌てず騒がず、チキンガード、ブレイブガードで霊夢を引き離してから四隅に射撃を当てるか、
3ヒット分ガードすれば消えてくれる。勝手に縮んで消えてくれるのを待っても良い。
 
端から逃げる際も、やはりまず座布団の脅威を払ってから。
ここでも、やはり無理に前進は狙わずにチキンガードなどで距離を開けさせてから
迎撃戦法でジリジリと反撃の機会を窺うべし。