お返しと、白い子供と、異世界と

Last-modified: 2018-05-24 (木) 22:44:15

128名無しさん、君に決めた!2018/03/11(日) 18:41:24.55ID:O+6pYk750

レジギガス「ギガッ(ちょっと邪魔するぞ。うちの空間スレに白と金色のベ○ノムが迷い混んできてウルトラホールの向こうの家に帰りたいって泣いてるんだが
何とかしてやれないだろうか…あ、そうだこれ先月のお礼にネクロズマに)」(手作りチョコチップクッキーの包み)


130名無しさん、君に決めた!2018/03/11(日) 22:39:02.99ID:r48XnHKt0


さて丁度そのころ……


カプ・コケコ「暇だあああ!! なんか戦って解決できるタイプの事件でも発生しねーかなー?」
テッカグヤ「これ、守り神たる者がそのような不謹慎な発言などするでないぞ」
ネクロズマ「……そうか、そんなことがあったのだな……」
???「うん、ここにこれば元居た場所に帰れるかもって大きな石像みたいな人に連れてきてもらったの」
カプ・コケコ「む!貴様何者だ!?」


132名無しさん、君に決めた!2018/03/11(日) 22:49:58.72ID:r48XnHKt0

赤ウツロイド「ただいまー!オシャマリの家で貰ってきた雛あられとかクッキーがあるけどどうだ? ん、誰だその子?」
ウツロイド「ただいま、あれ?その白い子って誰? なんか前に出会った口の悪いおこちゃまに見た目だけはよく似てるけど」
カプ・コケコ「さあな?俺もよく分かんねえんだ。ネクロズマ、こいつが誰か分かるか?」
ネクロズマ「……悪いが分からないな」


133名無しさん、君に決めた!2018/03/12(月) 16:41:44.49ID:waoWV57b0

ネクロズマ「だが友人の頼みだ、必ず送り返すと約束しよう」モグモグ
デンジュモク「うまそうだなそのクッキー」
ネクロズマ「やらんぞ」
デンジュモク「知ってるよ……で、お前なんて呼べばいいんだ?」
白金ベベノム「ボクのことは白金ベベノムって呼んでください」


134名無しさん、君に決めた!2018/03/12(月) 18:52:05.27ID:JNg/R0lz0

フェローチェ「あら、意外にきれいじゃない。」
白金ベベノム「ありがとうございます!でも、僕的にはかっこよくなりたいです!」
デンジュモク「おぅ!やっぱカッコよくなくっちゃな!」
白金ベベノム「はいっ!」
カプ・コケコ「最終的にはドラゴンタイプになったりしてな!」
白金ベベノム「えっ?一応りゅうのはどうは使えますけど…さすがにドラゴンタイプまでは謙遜しちゃいますよ~…」
ネクロズマ(…あながち冗談なしにドラゴンタイプになる気がする…)


135名無しさん、君に決めた!2018/03/13(火) 22:49:50.75ID:3AFJxxbg0

ウツロイド「で、ウルトラホールね」
赤ウツロイド「うまいこと白金ベベノムのいた場所がわかればいいんだが」
カミツルギ「どこに住んでたのか覚えてるー?」


136名無しさん、君に決めた!2018/03/14(水) 19:59:41.61ID:85oqR/aL0

白金ベベノム「えーと確か……ボクがさっきまでいた空間とソックリで……」
ネクロズマ「……心当たりがあるぞ」
赤ウツロイド「本当ですか」
ネクロズマ「空間の連中から聞いた話だ。白金ベベノムよ、ちょっと行ってみるぞ」
白金ベベノム「はい!」

137名無しさん、君に決めた!2018/03/14(水) 20:04:00.99ID:85oqR/aL0

数分後


ネクロズマ「ただいま」
マッシブーン「お、送り届けられたのか?」
ネクロズマ「ああ。以前聞いた空間のパラレルワールド出身だったようだ。皆に礼をと聞いている」
カミツルギ「よかったねー!」
ウツロイド「しかし、パラレルワールドとか……別の空間とウルトラホールが繋がりやすくなってるのかな?」
カプ・レヒレ「そうね……」


138名無しさん、君に決めた!2018/03/14(水) 23:44:53.16ID:DhtdJw/E0

カプ・コケコ「パラレルワールド?なんだそりゃ? 新作ゲームのタイトルかなんかか?」
カプ・テテフ「あーい変わらずコケコはおバカですね~。 パラレルワールドはまた別の自分がいる世界のことですよ」
ネクロズマ「可能性の世界でもあるな。未来とは選択肢次第でコロコロ変わってしまう不確定な物だ。 今自分がいる世界は自分がしてきた選択によって成り立っている物と考えてよい」
ネクロズマ「パラレルワールドとはつまり、自分が選択しなかった無数のもしもの可能性、もしくは別の歴史をたどったもしもの世界の総称ともいえる」
カプ・テテフ「コ~ケコ、ネクロズマがわかりやすく説明してくれたですよ。分かったですかぁ?」
カプ・コケコ「…………… モシモモシモッテデンワカヨ……」チーン……
カプ・テテフ「あの調子だとまったく理解してなさそうですねぇ……」


139名無しさん、君に決めた!2018/03/14(水) 23:56:31.80ID:DhtdJw/E0

赤ウツロイド「コケコの勢いだけのバトル脳じゃそういう話を理解することはできないだろうな」
カプ・コケコ「馬鹿にすんなよ赤クラゲ!なんかよく分かんねえけど異世界のことだろ?」
ウツロイド「ま、パラレルワールド系の設定は下手したらゲーフリのお偉いさん方ですらよく分かってなさそうな話だからねぇ」
ウツロイド「パラレルワールド設定に下手に手を出すと収集付かなくなることもあるしね」
カミツルギ「じゃああんまりパラレルワールドなんて設定は使わない方がいいんじゃないの?」
ウツロイド「でも今までやらかした不都合な設定や展開をリセットするためにパラレルを言い訳に使って好き勝手したいおバカさんがいる以上そういう作品は無くならないとわよ」
コケコ&カミツルギ「どういうこと?」
カプ・レヒレ「わからなくて(ry」