せんせい

Last-modified: 2017-05-14 (日) 16:58:26

0568 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/25 23:21:44

カプ・レヒレ「まずカミツルギ、友達を助けたくても、自分のことを大切にしなきゃダメよ。
ニャヒート、授業中にスマホはいけません。
フクスロー、人に信頼される大人になるには、都合のいいことばかり言ってちゃダメよ。
テテフ、アナタは強いけど、危険な方向に進むときは慎重にね。」
ウツロイド「………それだけ? もっと、なんで先生の言うこと聞かなかったのとか、なんで危ないことしたのとか、言うかと思った…」
カプ・レヒレ「…確かに、みんなが危ないことしたって知ったときは、先生悲しかった。」
イワンコ「……」
カプ・レヒレ「でも、そのお陰でアママイコは家族の問題を解決したでしょ? それにみんな、今ちゃんとここにいるわ。 カミツルギは怪我したみたいだけど…」
カミツルギ「あうう……やっぱバレてたか」
カプ・レヒレ「これからはみんな、危ないことをするときは慎重になると思う。 先生として、みんなが成長したのは嬉しい。」
赤ウツロイド「先生……」


0569 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/25 23:22:30

カプ・レヒレ「でもね、背後にどんな悪人が糸を引いているのか分からないのに、力があるから大丈夫だとか強い仲間がいるから心配ないって思って」
カプ・レヒレ「事件を解決できると軽く考えて介入すると本当に危険なのよ!!! 下手したらさらわれたり死んじゃったりすることだってあるかもしれないのよ!」
子供たち「・・・・・・」

カプ・レヒレ「だからこそ、みんな生きて帰って来てくれて良かった」
カプ・レヒレ「本当に……アママイコもみんなちゃんと無事でいてくれて本当に良かった………」
アママイコ「先生・・・みんな・・・ 迷惑かけてごめんなさい!!!」
カプ・レヒレ「いいの、もう…… みんなこの場にちゃんと帰って来てくれて……」
カプ・レヒレ「それだけで、安心したわ……」


0570 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/25 23:35:51

デンジュモク「……(言いづれぇ… 感動的な雰囲気なのにこっちは下らねぇ理由で壁に二回も大穴開けちまったって言い出せねェ・・・)」
アブリー「あ… (あの頭イガイガしてる細長いポケモンって、たぶんウツロイドの言ってたデンジュモクって人ね)」
ナマコブシ「……(さっき正直に言うのが普通だろぉ!って啖呵切ってましたが、あれって十中八九見栄をはって言ってしまった言葉だったのでしょうね…)」
テッカグヤ「……(やはり場の空気の問題もあるが、そりゃ言い出せぬじゃろうな)」
アクジキング「……(腹…… 減ったのう……)」


0571 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/26 08:56:17

デンジュモク「レ…レヒレ…」
カプ・レヒレ「どうしたの? …あら、壁に穴の跡。」
デンジュモク「す、すいませんでしたァァァッ!!! カクカクシキジカメブキジカあって、壁を壊しましたァァ!!」
カプ・レヒレ「え? 別に壁に穴とか、どこか壊れるとかは了承済みだったわよ。 だから掃除して貴重品や私物を片付けたの。」
グソクムシャ「えっ……」
テッカグヤ「ホホ、どうやら要らぬ心配だったようじゃの。」


0572 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/26 21:15:16

カプ・レヒレ「じゃあ、みんな家族が待っているでしょうしそろそろ家に帰った方がいいわ」
ニャヒート「げげっ!忘れてた!! きっとかーちゃん怒ってるだろうなぁ」
カリキリ「あ・・・・うん、お母さんとお父さんきっと心配してる」
モクロー「すっかり忘れてたよ」

カプ・レヒレ「それで、貴方達はこれから修行をまだ続けるの?それとも今日はもう終わりにして明日また再開する?」