やっぱり金のエンゼルは見たことないな……

Last-modified: 2017-06-06 (火) 15:16:33

0464 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/12 09:07:49

玉ね…じゃないセレビィの森にて
カミツルギ「!!! ねえ、向こうで大きい音がしたよね?!」
ナマコブシ「はい…… 僕にも聞こえました」
マッシブーン「ただならぬ雰囲気だな」
テッカグヤ「お主ら、レヒレから連絡がきたぞ!どうやらこのままでは夢の世界が壊れてしまうようじゃな」
カミツルギ「え!? じゃあどうすればいいの!?」


0465 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/12 09:11:36

テッカグヤ「今すぐレヒレ殿達が見つけたこの夢の世界の主の元へと向かう。妾にまたしかと掴まるのじゃ!」
マッシブーン「そうか、訳は分からないがそうするしかなさそうだ」
ナマコブシ「はい!分かりました!」
カミツルギ「うん…… でも、それで本当にこの世界から出れるの?」
テッカグヤ「その話は後じゃ!ほれ皆しかと掴まったかのぅ?では行くぞ」シュゴー


0466 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/12 09:17:08

広大な森の上を飛びながらテッカグヤはカミツルギとナマコブシの二匹にとある話をしだす
テッカグヤ「そうじゃ、カミツルギ殿とナマコブシ殿。お主らに少し面白い言い伝えを話すぞよ」
カミツルギ「な、なに? こんな状況で落ち着いて聞けないよ」
テッカグヤ「良いから聞くのじゃ! よいか……もしかしたらお主らの反応が夢の主の心を救うかもしれぬのじゃぞ」
カミツルギ「へ?」
マッシブーン「どうせ掴まったままで暇なんだ。テッカグヤの話位聞いてやれ」
ナマコブシ「カミツルギさん聞きましょう!」
カミツルギ「う、うん」


0467 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/12 13:23:14

テッカグヤ「昔々、ジョウト地方のとある塔に三匹のポケモンが住んでおった。しかしある日三匹のポケモン達が仲良く住んでいた塔に雷が落ち火事が起き……その三匹のポケモンは火事に巻き込まれ亡くなってしまったのじゃ。しかし……」
テッカグヤ「それを哀れんだホウオウという伝説のポケモンが、火事の犠牲となった三匹をそれぞれ火山の化身、雷の化身、北風の化身として蘇らせたのじゃ」
テッカグヤ「そして蘇った三匹は後に伝説の三聖獣と呼ばれ、ジョウトを風のように駆け巡るようになった……そういう伝説が伝わっておるのじゃよ」
ナマコブシ「あの、さんせいじゅうのさんせいって、ルパン三世の三世と同じ漢字ですか?それとも賛成の反対なのだの賛成ですか?」
マッシブーン「ナマコブシ、三匹の聖なる獣と書いて三聖獣だぞ!ちなみに酸性中性アルカリ性の酸性でもないぞ〜」
ナマコブシ「なるほど・・・・・ マッシブーンさんありがとうございます!」
カミツルギ「へぇ〜、ってあれ?僕空間スレに行った時にエンテイ出会ったよ!スイクンはちらっと見ただけだけど……」
カミツルギ「そんな伝説があったんだ・・・・・」


0468 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/12 13:43:34

テッカグヤ「ホホホ、妾達は縁があって伝説に伝えられるポケモン達と運よく知りあえておるだけじゃが、本来彼らは出会う事すら難しい者達なのじゃよ」
カミツルギ「それって、どれぐらい出会うのが難しいの?」
テッカグヤ「そうじゃな…… チョコボールで金のエンゼルを当てるぐらいの確率と同じほどかのぅ?」
カミツルギ「・・・・・・・僕銀のエンゼルは一回当てたことあったけど、金のエンゼルなんて見たことないよ。本当にあるの?」
ナマコブシ「金のエンゼルなんて珍しすぎて半ば都市伝説の存在と化していますよね」
カミツルギ「じゃあ僕達って金のエンゼルを連続して出すのと同じぐらい出会うのが難しいすごいポケモンと知り合いになってるって事なの!?」
テッカグヤ「まあ、そういうことじゃ!」
カミツルギ「わぁぁ!!!」キラキラキラキラ
ナマコブシ「カミツルギさん、顔がものすごく輝いてますよ」