哀れな命

Last-modified: 2017-08-09 (水) 01:22:21

0305 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/26 13:29:32

カプ・テテフ「コケコ…… 全身ボロボロですよ……っ 今回は分量間違えないですから少しじっとしていてほしいですぅ」粉パラパラァ…
カプ・コケコ「テテフ、俺を心配してくれてありがとう。もう怪我もぶっ飛んで元気いっぱいだ!」鼻血ブシュァァアアア!!!
フェローチェ「ひぃいいいいいいい!!」
カプ・テテフ「きゃっ!どうしよう!また粉かけすぎちゃったのでしょうか!?コケコが鼻血ブーに!!」
ウツロイド「あぁ、また鼻血ブシューってなってるじゃん……」
赤ウツロイド「単純にコケコが戦いの後で興奮してたからなんじゃないのか?」


0306 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/26 13:39:52

マッシブーン「俺達の怪我もテテフに粉を渡してもらって自主的に治したが、興奮している最中にあの粉を服用するとああなるのか……」
色アルセウス「いずれにしてもさっきのテテフちゃんがコケコにかけた粉の量は適量だったんだけどなぁ」
テッカグヤ「おぉ よしよし、愛らしい笑顔をする良い子じゃのう」
赤ちゃん黒コケコ「キャッキャッ!」
カミツルギ「………」
カミツルギ「アママイコの卒業ライブ  メチャクチャになっちゃったね・・・・」
UB一同「………」


0307 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/26 13:54:06

ネクロズマ「卒業ライブに関しては残念だったとしか言えない…… 我々が彼女たちにしてやれそうな事もせいぜい慰めるぐらいだろう」
赤ウツロイド「そこの所は、私たちがどうこう出来る問題じゃないな。カミツルギ、悲しいのは分かるよ」
カミツルギ「・・・・うん、で、でも」

赤ちゃん黒コケコ「ひああぁああん!!」
テッカグヤ「どっどうしたのじゃ!?はっ!黒コケコ殿の身体が!!」
UB一同「!?」
カミツルギ「ひぇ! いきなりどうしたの!?」


0308 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/26 14:08:38

テッカグヤに優しく抱きかかえられていた黒コケコの身体が長い時間空気に触れ続けていたせいか身体のあらゆる箇所が崩壊し始め
霧のように四散し始めた。全身に走る痛みに火がついたように泣く赤ちゃん黒コケコ。
色アルセウス「まずい!さっきの詠唱だけじゃ完全に黒コケコのバグを抑えきれない」
テッカグヤ「どうすればよいのじゃ!?」
カプ・テテフ「駄目ぇぇ!黒コケコさん死なないで!まって、テテフの粉をかけてあげれば…… ってあれ?全然効かないですぅ!」
ウツロイド「どうしようこのままじゃ黒コケコが死んじゃう!」
色アルセウス「テッカグヤ!僕に黒コケコを渡して!!」
テッカグヤ「小さなアルセウス殿よ!彼を助けてたもれ!」


0309 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/26 14:21:45

色アルセウス「非道の改造を施された黒いカプ・コケコ……君にはしばらくの間タマゴの中で安静にしていてもらうよ」
赤ちゃん黒コケコ「あうぅ……」
小さな色違いのアルセウスが地面に優しくおかれた赤ちゃん黒コケコの体におでこをつける
すると黒コケコは光に包まれ、タマゴの状態へと変化する。

色アルセウス「……これでもう大丈夫だ。またしばらくしたらきっと彼も元気になって保育器であるタマゴから出てこれるはず」
カミツルギ「うへぇ、なんかすごい物見ちゃった気がする」
アクジキング「一部始終を見ておったが、神様の力とはすごい物じゃな」ボリボリ
ネクロズマ「壊れた舞台の一部をかじりながら言うな…… それはともかく、確かに凄い力だな」