夜は恋バナ

Last-modified: 2017-11-08 (水) 19:48:47

0497 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/24 22:02:15

男部屋
 
デンジュモク「ほら、下の階で買ってきたぜ」
カプ・ブルル「悪いなデンジュモク おやどうしたんだカミツルギ、浮かない顔をしているが」
カミツルギ「あ、え!? あ…… それは……」
マッシブーン「無理をして言わなくともいいぞ」
カミツルギ「うん…… ありがと……… あ、でも…… あ、ね……僕親切そうなポケモンからこれから僕らが行く料理屋の割引券もらったんだけどね……」
アクジキング「なんじゃいい人ではないか」
カミツルギ「ウツロイドが、あの人なんか怪しいから気を付けた方がいいかもってさ……」


0498 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/24 22:07:42

ネクロズマ「ふむ、そうか……そういえば、ナマコブシはどこへ行ったのだ?」
カミツルギ「え? ナマコブシならウツロイドたちと同じ部屋にいるよ」
デンジュモク「……あいつ女部屋に行ってやがったのか。 ……ナマコブシって、ちょっと得な奴だよな……」
マッシブーン「ナマコブシだからの特権だな」
ネクロズマ「……我にはできぬ芸当だ」


0496 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/24 13:06:06

こうして1日目の夜は明けていく……のだが、寝る前にこんな会話があったということは、彼女達しか知らない……
 
カプ·テテフ「じゃっ恋バナしましょー♪」
アブソル「何故この流れで恋バナになるんだ……」
テッカグヤ「怪しいポケモンが現れたのではないのかの?」
ウツロイド「まあもしかしたら、明日からは恋バナするヒマさえ無いかもしれないじゃん?」
赤ウツロイド「……そういえば、女子だけで集うことも初めてじゃないか? なんだかんだ温泉でも近くにいたし」
フェローチェ「……めんどくさ」
ナマコブシ「いいじゃないですか! 様式美ですよ」
フェローチェ「……アンタこっちなの?」
ナマコブシ「僕はどっち行ってもいいんですよ」


0500 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/26 13:17:30

ウツロイド「まあ早速、みんな気になってるヤツとかいるの?」
赤ウツロイド「直球だし答えにくいだろ」
ナマコブシ「じゃあ質問を変えましょう。 男性陣の中から一人選ぶとすれば、誰にします?」
ウツロイド「それにしよう! まず私だね。 うーん……デンジュモクかな」
カプ・テテフ「へえ! 意外ですね」
ウツロイド「ああいうタイプは従えやすそうじゃん」
テッカグヤ「従える……とな……」
アリアドス「ナマコブシさん何の違和感もなく馴染んでるっすね」


0501 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/26 13:38:11

ウツロイド「同様の理由でカミツルギとかコケコもまあアリ」
アブソル「従えやすそうなんだな……」
赤ウツロイド「私は主だ。 気の合う者がいい」
テッカグヤ「妾も趣味や気の合う者がよいのう……ブルルか……アクジキングかのう」


0502 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/26 13:47:42

カプ・テテフ「フェローチェはどうなんですぅ?」
フェローチェ「そうねぇ…… 清潔感があって頼りがいのあるポケモン……なら」
ナマコブシ「でもフェローチェさんはなんだかんだでデンジュモクさんの世話を焼いていますよね!」
フェローチェ「それはあいつがなっさけないからよ!!」


ウツロイド「頼りがいのあるポケモン……… ねぇ」コショコショ
赤ウツロイド「マッシブーンやブルルあたりか?」ヒソヒソ
ウツロイド「でも見た目清潔感はあんまり感じられないむさい分類だからどうなんだろう?」
赤ウツロイド「まさか…… 主?」
フェローチェ「そこのクラゲ!! なに内緒話してるのよ!!」


0503 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/26 19:25:49

フェローチェ「この部屋にそんな優良物件がいるわけないでしょ⁉ まあ理想は私の言うことをよく聞いて、冷静で、基本何やっても怒らないタイプよ」
ウツロイド「へえ……」
カプ・テテフ「そうなんですかあ……」
フェローチェ「何よ」
テッカグヤ「テテフはどうじゃ?」
カプ・テテフ「え……ええ……?」
赤ウツロイド「コケコか?」
カプ・テテフ「あ、あんなののどこがいいんですかっ! そうですねぇ……見た目は好みじゃないですけど、マッシブーンとかいいと思いますよ」
ナマコブシ「アブソルさんは?」
アブソル「……わ、私も答えるのか……? あまり多くのメンバーと関わってはいないけど、気が合いそうなのはネクロズマかな」
アリアドス「ネクロズマさん人気っすねー……やっぱりモテるのは常識人枠?」
デオB「女性にはただ面白いだけの男よりこういった方がウケますからね。 私も彼は結構好きですよ」
アリアドス「えっ」
デオB「……“そういう”意味では私はレックウザさん一筋ですよ? 素で驚かないでください」


0504 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/09/26 22:28:32

ナマコブシ「やっぱり皆さん好みは人それぞれなんですね」
フェローチェ「私たちの話、男部屋に行ったときに漏らしたら怒るからね」
ナマコブシ「大丈夫です!漏らしたりしませんよ」
テッカグヤ「ホホホ、そう心配するでない。ナマコブシなら大丈夫じゃ」
アブソル「確かにこの子は信用できそうな気はする」
ナマコブシ「はい!」

そして、シルヴァディ一味は
 
シルヴァディ「ホテルに泊まるのは初めてだが、何をすればいいんだ?」
???「ボス、そう気張らなくともゆっくり休めばいいさ」
ピジョット「そうですよ隊長。ほら黒コケコく〜ん、長い間リュックサックに押し込んじゃってごめんね〜」
シルヴァディ「!! ピジョット!まさか黒コケコのタマゴをロシアまでわざわざ持ってきたのか!?」
ピジョット「え? だって今週は私が黒コケコのタマゴの面倒をみる係だったし」
シルヴァディ「いやチラチーノに預けてこればよかっただろう!!」
ピジョット「あ、え、でもちゃんと空港の人には知らせましたよ!」
シルヴァディ「だからそっちの問題じゃない!」