守り神、動く

Last-modified: 2017-05-13 (土) 21:13:33

0414 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/05 22:13:55

カミツルギ「ただいまー」
マッシブーン「帰ったぞ」
アクジキング「それで…… マウスとやらを動かして画面にある絵の上に乗せて押すのじゃな?」
カプ・ブルル「おぉ!動いたぞ!パソコンとはすごい物だな」
ナマコブシ「そうそうそうすればネットを見ることができ…… あ!みなさんおかえりなさい!」
デンジュモク「……キングのオッサンにブルルのオッサン二人して何やってるんだよ…」
アクジキング「ナマコブシから助言を受けながらネットで調べ物をしておるのじゃ」
カミツルギ「・・・えぇ〜、助言してもらわないとできないぐらいパソコンって難しかったっけ?」
アクジキング「悪かったのう、現代技術についていけぬアナログポケモンで……」
テッカグヤ「おや? トップアイドルのアママイコ、潔癖症疑惑?…… この話、妾等が空間へ遊びに行っておった時にもそれらしい話を聞いたような……」
グソクムシャ「確かにそんなような話言ってやしたね」


0415 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/05 22:35:13

カミツルギ「キング!ちょっとごめん!!僕にかわって!」
アクジキング「いきなりなんじゃ?! ま、まあ別によいが……」
カプ・ブルル「おう…… 何か気になる事でもあったのか?」
数十分前までエンターキーとスペースキーの違いすら分からなかった二匹を押しのけ、カミツルギが小さな体でマウスを動かしアママイコ騒動のページを開く
カプ・ブルル「すごいな……ナマコブシに教えられなくとも一匹であそこまで操作できるとは」
アクジキング「手慣れておるのぅ…… 現代っ子にはかなわんわ」
ナマコブシ「外見は昔ながらの伝統的な折り紙とご祝儀袋ですけどそれなりに使い慣れているようですね!」


カミツルギ「……この子僕達と同じ学校に通ってる友達だ!どういう事なの!?」
ヌメラ「え! アイドルのアママイコちゃんの話!?」
アリアドス「あのアママイコちゃんがね…… 俺も応援してたのにどうして…」


ヌメラ「で・・・アイドルのアママイコちゃんって何やってるポケモンなの?」
マッシブーン「あれだけ驚いていたくせに知らなかったのか…… 」
アリアドス「少し前から活躍していた期待の人気新人アイドルっすよ……」


0416 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/05 23:59:17

デンジュモク「このアママイコはお前の知り合いなのか!?」
カミツルギ「う、うん… 少し前に学校で知り合ったんだ… で、でも…」
テッカグヤ「カミツルギや、学校の友達の元へ行っておいで。ここにいるよりそっちへ行った方がまだ良いじゃろう」
カミツルギ「う、うん! ねえブルルおじさん、お願い僕を学校へ連れて行って」
カプ・ブルル「ああ、連れて行ってや・・・
カプ・コケコ「おっとぉ!ブルル!次のお目付け役は俺だ!忘れちゃいなかっただろうな!」ガラッ!!!
ネクロズマ「おい、ポケモンカードの試合を途中で放棄するな!」
テッカグヤ「おやおや、別の部屋からブルル殿より若く生きの良い守り神が割り込んできたのぅ」
カプ・ブルル「ああ…… そうだったな……(こういう事はしっかり覚えているんだな)」
カプ・コケコ「ネクロズマ、急用だ。ポケモンカードのバトルはまた後で再開する!」
カプ・コケコ「年下のダチ公が困ってのに座ってカードゲームなんてやってられるか!」
ネクロズマ「……そうか」