急げ!レヒレが帰ってくる前に!

Last-modified: 2017-10-09 (月) 07:59:58

0508 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/18 05:06:05

アマージョがオーロットと再会したその頃彼岸の遺跡にて
壁の修理も終え再び修行に取り掛かるUB達はその頃……

デンジュモク「エレキフィールドからの10万ボルトだ!!避けろぉ!!」
ヤトウモリ「ひぎゃぁ!!!」 アメモース「きゃぁぁ!!」サッ!!
チュドオオオオオオオオオン!!!

マッシブーン「…… おいデンジュモク…… また遺跡の壁に大穴が開いちまったな……」
グソクムシャ「ま、また…… さっきとは別の穴が出来ちまったっスね……」
ヤトウモリ「ヒギィィィ!!!、こんな電撃直撃してたらひんしじゃすまされないっすよ!!」
ナマコブシ「なんということでしょう! 貴重な遺跡に再び大きな風穴が出来てしまいました!」
デンジュモク「わ、わりぃ…… 壁をまた破壊するつもりなんて毛頭もなかったんだ……」
マッシブーン「よし! ともかくもう一回修理を手伝ってやるからレヒレが戻る前に元に戻すぞ」
ヌメラ「ねえねえ、鉄〇ダッシュみたいに遺跡を修理する様子をビデオで撮影してようつべに流したらみんな喜ぶんじゃないの?」
テッカグヤ「貴重な遺跡を専門家でもない妾等が勝手に修復する様子をネットに流すのはよくないじゃろ」
ヌメラ「だめぇ?」
テッカグヤ「駄目じゃぞ」
ナマコブシ「使っただけでこんなに電気タイプの技が強化されるエレキフィールドってすごいですね」
ヌメラ「なんでデンジュモクさんエレキフィールドおぼえるん?」
ナマコブシ「壊れた機械にまとめて電気を送り込んで直すためなんじゃないでしょうか?」
ヌメラ「へー・・・ でもそんなことしたら大抵は直すどころか跡形もなく壊れちゃうんじゃないの?」


0509 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/18 05:43:40

金平糖君がまた壁をぶっ壊してしまったので、修行を一時中断し再び壁の修理に取り掛かる面々

マッシブーン「……壁の修理にもだいぶ慣れてきたな」
デンジュモク「……」ショボーン
グソクムシャ「デンジュモクさん、そう気を落とす必要はどこにもないでさぁ」
デンジュモク「………みんな、すまねぇ」シュン…
アクジキング「それにしても、こうもすぐに壁が壊れるようでは修行どころの騒ぎではないわい」
アメモース「そうだね…」
アリアドス「一時的に壁の補強ぐらいやった方がいいんじゃないっすか?」
グソクムシャ「ならあっしが使えそうな何かを見つけてくるでやんす!」
マッシブーン「お、悪いな」


0510 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/18 05:44:01

〜数十分後〜
グソクムシャ「見てください!通りすがりの商人ゲンガーさんから売ってもらったどんな攻撃も跳ね返すソーナンス印の倍返シートっす!」
マッシブーン「ほう、見てくれはただのソーナンス色の農業用シートだが、なかなか丈夫な素材で出来ているな」
グソクムシャ「きっと役に立ってくれると思うっスよ!(今まで集めた真珠を全部売って購入した価値がありやした)」
アクジキング「よし、ではさっそくシートを壁に貼り付け強化しよう」
アリアドス「そうっすね!じゃあオレの糸を使って壁にくっつけていくっす」
テッカグヤ「これで補強は完璧じゃのう、試しにタネばくだんでも投げつけてみるかのう?」ポイッ
倍返シート「そうなんすカグヤさん!倍返しなんです!」
テッカグヤ「おお、タネばくだんがシートに弾かれ跳ね返ってきたのう。しかもボイス付きじゃとは」
マッシブーン「ちゃんと効果はあるみたいだな。 ボイス機能は蛇足だが」
ヌメラ「でもこれ跳ね返ってきた攻撃に当たったら大変なんじゃないのかな?」
ナマコブシ「ただじゃすまされないでしょうね……」


0511 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/18 06:00:48

その後壁を倍返シートで補強した彼岸の遺跡では
デンジュモク「おらぁ!ほたるび二回積んだ後でエレキフィールドからのかみなりだ!! 避けろぉ!!」
グソクムシャ「ひぃ!!!」アリアドス「うひぃ!!!」

デンジュモクの放った雷は倍返シートにぶち当たり……
倍返シート「やられたらやり返す。倍返しだ!!!」
チュドオオオオオオオオオン!!!
デンジュモク「うぎゃああああああああああああ!!!!!!!」
グソクムシャ「デンジュモクさあああああああん!!!!」


0512 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/18 06:07:35

前から黒かったが、自らの放った雷でさらに黒く焦げたデンジュモク。ここまで電撃によってひどい焦げ方をしたウルトラビーストが他にあっただろうか?いやない

ナマコブシ「ひええぇ!!予想通りすぎるオチになってしまいました!早く救急車を!」
ヌメラ「どうしようどうしよう!近くのポケモンセンターまで歩いて何分だったっけ!?」
テッカグヤ「応急処置の復活草じゃ!万能粉も全身に塗り込んでおくぞ!さあ早く近くのポケモンセンターに連絡するのじゃ!」
マッシブーン「これは不味いぞ!応急処置が済んだらすぐにポケモンセンターまで担ぎ込んだ方がいい!」
アクジキング「肝心のポケモンセンターはどこにあるのじゃ!?」
グソクムシャ「確か地図があったっす!」
アクジキング「ほう! ……で、地図ってどう見ればいいのじゃ?」
ヒンバス「今そんなボケかましている暇なんてないわよ!」
アクジキング「わしは受けを狙っているつもりなぞ元からポッポの涙ほどもないわい!!」
アリアドス「漫才している暇なんてないっすよ!!」


0513 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/02/18 06:25:36

〜海の民の村のポケモンセンター〜
ピクシー「彼岸の遺跡の方から何度も爆発音が聞こえてきたけど気のせいかな?」
ハピナス「ピクシーちゃんは耳がいいからね、レヒレ様大丈夫かしら?」
サメハダー「大丈夫だ、特に問題はないさ。さっき俺が実際に足を運んで掃除してきたんだ」
ハピナス「ならいいけど……」

アママイコ事件や二度も壁を破壊された彼岸の遺跡とは全く無関係なのんびりとした空気の流れるポケモンセンター
しかしその平和は焦げたケーブルを背負いながら突如壁をぶち破って侵入してくるマッチョな虫ポケモンすぐに破られることとなるのだ
マッシブーン「ここがポケモンセンターだなぁぁ!!怪我人だぁぁ!!応急処置を頼む!!」ボコォ!!!
ピクシー「きゃああああ!!」
ハピナス「ひぃぃぃ!」
サメハダー「うおおおお!!」
ナマコブシ「あ、魚だけにうおおおって叫びましたね」
アクジキング「入口から入れぬ!なんて小さい施設なのじゃ」
ピクシー「いやー!! 巨大カニアンコウが入口に挟まってる!!」
テッカグヤ「すまぬ!友が危篤状態なのじゃ!」
ハピナス「きゃっ!窓からろくろ首が顔を出した!!」






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