現れる黒い雷

Last-modified: 2017-05-17 (水) 20:16:47

0089 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 18:43:10

その頃某所

ドレディア「花見とはのどかな連中です。」
キテルグマ「まったくです、そういえばドレディア、貴方は私に内緒で何か制作しているようですね。」
ドレディア「・・・・何を製作しようが、私の勝手です。」
キテルグマ「左様ですか、せいぜい我々の邪魔にならぬよう。」
ドレディア「では、少々用を思い出しましたので。」こつこつ

某所 ドレディアの研究ラボ
ドレディア「・・・・さすがキテルグマ開発主任です、私の考えに気付き始めるとは。
黒カプ・コケコ「ドレディア様、いつまで私の事を秘密にしているのですか?」
ドレディア「もうしばらくです・・・・カプ神の複製、これが認められれば私はキテルグマ主任ほどの地位にはなれなくとも、重大なポストに就けるはずです。」
黒カプ・コケコ「私のデータは各地のデパートで配布されたはずです。」
ドレディア「リアルの話をわざわざしなくともよいでしょう、では、今日は実戦テスト。ちょうどロイヤルドームでUBが花見をしているようですから、そこに赴きあなたの実力を見せて差し上げなさい。」
黒カプ・コケコ「承知しました。」しゅんっ

解き放たれた黒いカプ・コケコ!花見中のUBやカプ神の運命は!?


0091 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 19:02:37

ウツロイド「ハッ! ちょっと待って…私達、手が無い! じゃんけん無理じゃん!」
アメモース「…それは他のメンバーも当てはまると思うよ?」
ミロカロス「音頭とった私自身手が無いわね」
カプ・コケコ「なぁ結局何やるんだ…
…ッ!!?」
デンジュモク「ど、どうしたよ?」
カプ・コケコ「……?(なんだこの感覚…!? 例えるならポケスペ5章でデオキシスにレッドが感じたあの感じ…←読んでない人スマソ)…なんだ…?」

黒コケコ「ドレディア様、そろそろロイヤルドームに到着します。」
ドレディア『流石カプ・コケコベースの複製ね、かなりのスピードだわ…今日は実戦テストだから、ほどほどに。』
黒コケコ「了解…」


0092 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 19:46:07

スタッ
ウツロイド「だ・・・・誰!?」
カプ・コケコ「黒い・・・・俺?」

黒コケコ「ごきげんよう、皆さま・・・・わたくしはさる方の力により生まれし黒のカプ・コケコ。」
フェローチェ「あ、知ってる、デパートとかで配布してたやつね。」
黒コケコ「そのような話をしに来たのではございません、あなた方に私の力を見せつけにやってきました。」
カプ・コケコ(すさまじい気迫だ・・・・実力は俺以上かもしれん。)
カプ・レヒレ「何よぉ、お花見の邪魔するなら許さないわよ?」ゴゴゴゴ
ミロカロス「あなた、怒ったレヒレさんは怖いわよ?」
黒コケコ「・・・・」バチッ
カプ・レヒレ「!!!」ばたっ
ミロカロス「えっ!?私たちの中で最強の怒ったレヒレさんが・・・・」
アメモース「シリアスでは到底太刀打ちできないギャグの境地にシリアスで勝つなんて・・・・」
カプ・コケコ「・・・・お前たち、できるだけ遠くに逃げろ、こいつ・・・・やばい!」
黒コケコ「ご安心ください、あなた方を死なせるようなまねは致しません、ただ、眠ってもらうだけです。」


0093 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 20:14:20

マッシブーン(オイ…テッカグヤ…)
テッカグヤ(なんじゃ?)
マッシブーン(ちょっとアンタのブラスターで目くらまししてくれ…そのスキに逃げる)
テッカグヤ(わかった…デンジュモク、レヒレを回収するのじゃ)
デンジュモク(お、おう…ん?)
カプ・レヒレ「Zzzzz…」
デンジュモク(泥酔して寝てるだけかよぉ!)
カプ・コケコ(よし、みんなが逃げてる間は俺が足止めする。 みんないいか…? 3、2、1…)


0094 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 21:00:36

テッカグヤ「かえん・・・・」
黒コケコ「隙だらけですよ。」ばちぃっ
テッカグヤ「!!!」ガクッ
マッシブーン「あぁっ、テッカグヤが倒れた!」
黒コケコ「今回は皆さまに眠ってもらうだけ、脳内の中枢神経を感電させて睡眠状態にしました。」
デンジュモク(レヒレは泥酔して寝てるだけじゃないのか。)
テッカグヤ「ぐぅーぐぅー。」
フェローチェ「どうやら今回は眠らせに来ただけのようね。」

ドレディアのラボ
部下のタイプ:ヌル「ドレディア様、やつらを始末しなくてよいのですか?」
ドレディア「今回はあくまで様子見、彼が少し本気を出せばロイヤルドームが消え去りかねません。」
タイプ:ヌル「どういうことですか?」
ドレディア「彼の戦闘思考は本気かそうでないかの2種類、0か1なのです、本気になれば町一つを消し去ることも可能ですが、そうでなければ必要最小限の攻撃しかしないようにセットしているのです。」
タイプ:ヌル「なぜそのようなことを?」
ドレディア「彼は対UB兵器、UB以外に少しでも本気を出して加減の調整が出来なければ困ります、UBが我々の脅威になりえたとき、彼の本気が出るのです。」


0101 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 21:49:04

黒コケコ「戦いはしませんよ、今回は監視対象のUB達の実力を測るだけです。」
カプ・コケコ「やはり、あの部屋はお前たちの監視下にあったか。」
黒コケコ「そして、貴方は見た所アローラを監視しているバグアルセウスの配下のようですね。」


0102 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 21:55:52

カプ・コケコ「たしかに、俺たちはバグでできたアルセウス様の部下だ。」
黒コケコ「UBはアローラおよび我々にとって害にしかなりません・・・・」
黒コケコ「・・・・我々エーテル財団が、世界を統一することにより、真の世界平和が訪れるのです。」
カプ・コケコ「ふざけんな!お前らがやりたいことは人間の代表、グラジオの理念に反することだ!」
黒コケコ「前の代表ルザミーネ女史はUBのせいで変わられた、UBは排除すべきです、そして、それを邪魔するならオリジナルのカプ神であろうと容赦しません。」
カプ・コケコ「なめるなぁぁぁぁあ!ガーディアン・デ・アローラ!」ぐぉぉぉお
黒コケコ「しぜんのいかり。」かっ
カプ・コケコ「うっ・・・・Z技が解除されて全身の力がぬけて・・・・」
黒コケコ「たわいもない・・・・これいじょう我々の邪魔はしないことです。」しゅんっ
カプ・コケコ「まっ・・・・くそっ・・・・」


0103 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/04/05 22:00:31

カプ・コケコ「…………」

カプ・コケコ「完敗だ…… 俺達の……」
カプ・コケコ「ちくしょう……」