異常特性

Last-modified: 2018-01-03 (水) 13:32:05

0834 名無しさん、君に決めた! 2017/12/04 22:48:17

ドンカラス「お前ら!戦いはいったんやめるんだよぉ! ちょっくら交渉の時間だ」
マタドガス「あいぃ?」
ガマゲロゲ「むぅ?」
カイロス「せめて俺がコード野郎から攻撃受ける前に言ってほしかった…… ガクッ」


0835 名無しさん、君に決めた! 2017/12/04 22:56:26

ドンカラス「あんたら、各地の妙な噂を持つ……ポケモンをさらっている奴らが雇ったポケモンじゃあないみたいだね」
カプ・コケコ「そのとーりだ!メレメレ島の守り神がんなゲスい野郎の手先になるわけねえだろ!」
カプ・テテフ「そーですよ!私たちは友達をカロスまで探しに来ただけですぅ」
ドンカラス「!! お前……しかもアーカラの守り神まで……! ほぉ……守り神の肩書を持つほどの名高いポケモンが出てくるとはぁ恐れ入った」
ドンカラス「あたしらはイッシュにいたとある奇跡を起こすタブンネの少女を取り返しにここまで来たものさ」


0836 名無しさん、君に決めた! 2017/12/04 23:05:18

カミツルギ「その奇跡を起こすタブンネの少女ってどんな女の子なの?」
ドンカラス「どんな傷も病気も癒す力があると言われている少女さ。 ひどいアレルギーもちだったポケモンを正常に戻したり、事故の後遺症で足が動かなくなったポケモンを治したり。 あれはいやしのはどうの域を超えていたね」
昼ガルガン「……すげーな。 お金儲けに使えそうだ」
ドンカラス「いや、その子をさらって金儲けしようなんて考えてないね。その子の親に全財産をつぎ込んでもいいから彼女を取り戻してくれと頼まれたから探しに来ただけさ」
マタドガス「俺たちはやとわれってわけだ」


0837 名無しさん、君に決めた! 2017/12/05 18:18:31

ドンカラス「で、あんたらはどんなポケモンを探しに来たんだい?」
カミツルギ「2人いるよ!」
赤ウツロイド「一人はアブソルの少女だ。身の回りに何かしらの不幸らしきものを呼び寄せる体質……『災いの少女』なんて呼ばれもしていたな」
ドンカラス「ほう……風の噂で聞いたことがあるね」
昼ガルガン「もう一人はうちの弟のイワンコ。でもなんか拉致られる要素なんてあったか?夜知ってる?」
夜ガルガン「……」


0838 名無しさん、君に決めた! 2017/12/05 18:24:59

夜ガルガン「……イヤ、知らな……」
昼ガルガン「なぁ夜、俺はただテンション高いだけのアホだけどさ、お前が何か隠してるってことはわかるよ」
夜ガルガン「昼……」
昼ガルガン「オレたちの弟のことだろ?そろそろ教えてくれてもいいと思うんだ」
夜ガルガン「……わかった」


夜ガルガン「うちの弟は……本来この世界に存在しないハズのポケモンなんだ」
ウツロイド「どういうこと?」
夜ガルガン「アイツのとくせいは『マイペース』だ」
テッカグヤ「!なるほど」


0839 名無しさん、君に決めた! 2017/12/05 18:33:36

夜ガルガン「本来イワンコのとくせいは『するどいめ』『やるき』、隠れとくせいも『ふくつのこころ』……『マイペース』のイワンコは普通いない。
だが、ルガルガンの一族にはある伝説がある……
百年に一度、真昼でも真夜中でもないルガルガンが現れる、と」
昼ガルガン「そういうことか!マイペースのイワンコはたそがれのすがたに進化するんだ!」
ナマコブシ「サトシゲッコウガみたいな感じですね」
夜ガルガン「そうだ。……最初に気づいたのは俺だ。アイツがこんらん技を喰らっても平気だった時、まさかと思った」


0840 名無しさん、君に決めた! 2017/12/05 18:41:37

夜ガルガン「だから俺はUB対策隊に入った。あんな希少な存在、バレたら狙われる。対策隊にはいい設備が揃ってるからな。特に研究部の若きチーフは人情に厚かったから、いろいろ協力してくれた」
キルリア「ハックション!」
ランターン「大丈夫?カゼ?」
デンジュモク「でもなんで誰にも話さなかったんだ?双子の兄弟にすら言わなかったんだろ?」
夜ガルガン「あ……昼はスマン、アホだと思ってた、ホント悪かった」
昼ガルガン「クゥーン……」
ゼクロム「この2人のノリどっかで見たことあるZーット!」
レシラム「静かにしろゼクロム!一応反転で隠れてるんだぞ!」
ゼクロム「すまんZーット……」
夜ガルガン「みんなが知ったら……たそがれのすがたに進化させようとするだろ? 進化先くらいアイツに自由に選ばせたかったからな」
カプ・テテフ「そうだったんですかぁ……」
ウツロイド「まさに同級生に早期購入でしか手に入らないポケモンがいたなんて驚きだね」