進撃のセレビィゴーレム

Last-modified: 2017-06-06 (火) 14:44:26

0399 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 17:18:01

テッカグヤ「ここが、あの森じゃな」
ナマコブシ「湖とか例のきのみとかありますね…」
カミツルギ「なんか出そうでコワイよー」
マッシブーン「大丈夫!4人で固まっていれば心配ないさ!」


0400 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 17:21:50

カミツルギ「ていうかあのゴーレム?あれ絶対僕ら取り込まれるでしょ」
ナマコブシ「軽いですからね、あの風じゃあ飛ばされますね」


0402 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 17:44:00

テッカグヤ「カミツルギ、吹き飛ばされぬよう妾の頭にしかと掴まるとよいぞ」
カミツルギ「ありがとうテッカグヤ姉ちゃん」
テッカグヤが大きな竹のような腕の先端にカミツルギを掴まらせ、そのまま頭の上にカミツルギを乗せる
ナマコブシ「そういえばカミツルギさん大きさが30センチにいつの間にか戻ってしまってますね」
マッシブーン「本格的に俺達の夢の世界ではない別の人物の夢の世界に入ったって事なんだろうな」


0403 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 17:55:29

マッシブーン「それにしても、あのデカブツ派手に暴れてやがるな」
テッカグヤ「レヒレ殿から渡された外の世界でやってはならぬ事が書かれた本の一覧に、森や町を焼き払ってはいけませんと赤い文字でデカデカと書かれておったのを思い出すのぅ」
カミツルギ「って、あいつめっちゃ森林破壊してるじゃん!」
ナマコブシ「UBじゃなくてもたくさんの生き物が住んでいる森を破壊するのは良くない事ですよね」


0404 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 18:19:52

テッカグヤ「それにしても、何故あの枯れ木で出来た化け物の名前をカミツルギは知っておったのじゃ?」
カミツルギ「あ、それはね、前にデンジュモクにいちゃんたちが修行してた時にさ、ヌメラがポケモンの映画を何個かレンタルビデオ屋さんで借りてきてくれて、それをみんなで一緒に見たんだよ」
ナマコブシ「デンジュモクさんなんてその時「ガキの映画なんかで泣くかよ」とか言っておきながら、なんだかんだでクライマックスで泣いてましたよね!」
カミツルギ「面白かったのもあったけどさ、つまんないのもあったけな〜」
マッシブーン「カミツルギ、そういうつまんなかったという感想をわざわざ報告する必要はないぞ」


0405 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 18:20:55

テッカグヤ「しかし……あのゴーレムからピリピリとした気を感じるのう」
カミツルギ「でんきタイプ?」
マッシブーン「……みたいだな」


0407 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 21:18:00

テッカグヤ「さて…… カミツルギ殿とナマコブシ殿、お主らはこの森が舞台となっておる映画を見たのじゃな?」
カミツルギ「うん見たよ」
ナマコブシ「はい観賞させてもらいました!」
テッカグヤ「どのような人物やポケモンが登場し、どのような物語じゃったのかも教えてはくれぬか?」
カミツルギ「えっとね、仮面をつけた悪い人間がセレビィを洗脳するボールで捕まえて利用しようとするんだけど、サトシとユキナリが頑張って洗脳されたセレビィを止めようとする映画だったよ」
ナマコブシ「過去からやって来たオーキド博士さんやスイクンさんも出ていましたね」
ナマコブシ「しかし……疑問に感じることがあったのですが……」
マッシブーン「ん、疑問?」
ナマコブシ「セレビィがいくら強力なポケモンだからといえど、セレビィ一匹の力だけで世界征服なんて普通できないと思いますが……」
マッシブーン「きっと映画に出てきた仮面男の知恵がそこまで回らなかったんだろうな」


0409 名無しさん、君に決めた!@無断転載は禁止 2017/05/06 21:32:10

テッカグヤ「カミツルギ殿にナマコブシ殿、大まかな話は分かったぞよ。かたじけないのぅ」
カミツルギ「別にいいよ、でもこれからどうするの? あのおっきなゴーレムを倒しにいく?」
マッシブーン「いずれにしても、アイツを放置しておくのはあまりいい気はしないな」
ナマコブシ「あそこのゴーレムだけでなく、ビシャスが使っていたポケモンやスイクンさんも出てくるのでしょうか?」