cygwin をインストールのうろ覚えメモ
基本的に設定まで書こうと思いますが,これで不具合が起きても責任は負いませんのであしからず.
一応書いた理由.
簡単なプログラムや,ライブラリ動きなどを確かめるとき起動の重たいVC++を動かすのが馬鹿らしかったからcygwinの使い方をまとめたかったので作ってみました.
cygwin だとデフォルトでC以外の言語も標準であったりするのが便利だと思ったというのも理由です.
- 参照HP
- http://discypus.jp/wiki/?Cygwin
http://musashi.sourceforge.jp/cygwin/cygwin.html
http://www.dd.iij4u.or.jp/~nsym/cygwin/cygterm/
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001755.html
使うもの(予定)
cygwin 本体
cygterm ターミナルエミュレータ
teraterm 同上 http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/remote/utf8teraterm.html
meadow win用のemacs
ターミナルエミュレータはどちらか一方を使う予定です.
ダウンロード
とりあえずどっかから持ってくる.
http://cygwin.com/ から setup.exe を持ってきて起動.
インストール
上記のサイトをみて自分なりにまとめたもの.
- choose A Download Source
- "install from internet"を選んでネットからソースを持ってきましょう.
- Select Root Install Directory
- [Root Directory]インストールするディレクトリを選んでください.よくわからなければそのままでOK.本体がおそらく[C:\cygwin]とあると思います.
[install for] 推奨の"All Users"でいいでしょう."Just Me"のほうは英語の説明文からみると「全ユーザが使えるが,デスクトップアイコン,Cygwinメニューエントリー(スタートメニュー?),重要なインストール情報が今のユーザしか利用できない.これを選ぶのはアドミニ特権が欠如しているときか,明確な必要性があるときのみ.」なことが書かれているので特に選ぶ必要はないでしょう.
- Select Your Insternet Connection
- "Direct Connection"で問題ないです.
- Choose A Download Site
- 本体を持ってくる場所を選びましょう.よくわからなければ適当に選んでください.
ringサーバーが近いそうなのでわかればそれにしてください
- Select Packages
- 必要なものをここでチェックして,ついでにいろいろなパッケージを入れてもいいと思います.
後から必要なものだけを入れようと思う人は +ALL ○ Default.
全てのパッケージを入れようと思う人は +ALL ○ Install.
にしとけばいいでしょう.ただし,この中にboostなどかなり巨大なものも含まれるため全てインストールしようとすると結構な時間がかかります.ただboostは使いやすいc++のライブラリー集なのでc++を使う人は入れているといいでしょう.
emacs の設定
cygwinに最初からついているemacsでは "C-x C-c"が使えない(終了できない?)ので外部から持ってきましょう.
一般的には"meadow"あたりでいいでしょう.また"xyzzy"というemacs っぽいエディタや"sakura edita"を使用してもいいでしょう.使用しやすいように本体のPATHを環境変数のユーザのPATHのところに書き加えましょう.それだけでcygwin上から起動できます.(もちろんcmd.exe 上でもコマンドで動きます.)
一応cygwin上で, $ alias emacs='CYGWIN=tty emacs'としたら"C-x C-c"など使え,emacs起動終了したら"#$ reset"と打ち込むと問題なく使えるらしいのですが,"reset"がうまく働かなかったです.(resetをうち込まないと打ち込んだ文字が表示されなくなる)
teraterm
次にcygwinをより使いやすくするため,teraterm についての設定を説明します.
このプログラムのファイルメニュー->cygwin 接続からcygwin を開くことによりLinux のターミナルに近い形でcygwin を動かすことができる.
あくまでも似た感じですが元々使いこなしてない限りは気にはならない程度です.
窓の社 http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/remote/
とりあえず窓の社から持ってきましょう.他にも[teraterm pro]というのがありますがこちらの方が最新のものなので[teraterm]をインストールしてください.
まず適当に入れてください.
- コンポーネントの選択について
- TTSSH
メニュー、ダイアログボックスやメッセージを日本語化するモジュール。
- CygTerm+
Cygwin を使用する方は入れましょう。
- LogMeTT & TTLEdit
ターミナルエミュレータTeraTerm Macroのランチャーツール。
- Tera Term Menu
タスクトレイに常駐し、登録されたホストへの自動ログインを実現します。
- TTProxy
HTTP/TELNET /SOCKSプロキシを経由して外部のサーバーに接続する
ことを実現するためのAdd-on
- Collector
複数の TeraTerm を起動すると自動的にタブ化される。
- 追加タスクの選択
好きに選択してください.[Cygterm Here]というのを追加はチェックしといてもいいて思います.これは右クリックのメニューに,そのフォルダを[cygterm]で開くが追加されると思ってください.
cygwin 使用するためのteraterm の初期設定
teraterm の設定ですが
- 文字コード(漢字)の設定----漢字を読むために必要
- ホームの場所の設定--------シェルの初期設定読み込みと,ホームフォルダの設定
- シェルの設定--------------シェルの種類を決める.基本初期状態でOK.
この2つの初期設定を行います.設定方法は2通りあります.どちらも簡単なので好きな方を選んでください.
- 文字コード
1つ目の方法は, 設定->その他の設定 から TERM の項の /KR=[文字コード] と /KT=[文字コード] の文字コード部分を windows ならば UTF-8 にそれぞれ編集してください.
もう一方の方法はteratermのディレクトリに cygterm.cfg のがあるのでそれの中身をつついてください.やり方は TERM の行の /KR と /KT の項目を同様に編集するだけです.
その場しのぎで漢字コードを変えたいというときはウィンドウのメニューの[漢字コード]のところを見てください.見たらわかると思います. - ホームの場所設定
文字コードのときと同様に[その他の設定]から ENV_2 の項を HOME=home\hoge という感じで自分のホームフォルダを指定してあげる.(home\hoge の部分は C:\hoge\hoge\home\hoge のようにしてもOK.) - シェルの設定
特定の好きなシェルを使いたいとき変えてください.その他の設定から SHELL の部分を編集してください.
cygwin の初期状態は bash しかなかったので基本そのままの[auto]でいいです.